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まんが家が感じた、自転車の選び方|夏福のゆるポタコミックエッセイ vol.10番外編

「ロードバイクと出会ったことで、在宅ワークのひきこもりから解放された」というまんが家・夏福さん。人気コーナー「夏福のゆるポタコミックエッセイ」を連載するほどだ。今回はロードバイクで行動範囲が広がったころの悩みや気付きを、夏福さんの実体験をもとにお届けする。

ロードバイクは盗難の恐怖が!

車の免許を持っておらずロードバイクに乗り始めて世界が広がった私ですが、世界が広がってしまったが故に困ったことが発生しました。それは、公共交通機関を利用するか、車で連れていってもらわなければ行けなかった場所にも行けてしまうということです。

良いことなのでは?と思いますよね。これまでも書いたように、自力で遠くまで出かけられるのは嬉しいことだし楽しいことなのですが、この困る場所というのは郊外にある「大型店舗」や「大型商業施設」などのことです。

そうそう簡単に行けなかった距離のお店でもロードバイクがあればあっという間に行けてしまう。なんなら練習で走りに出るたびに通り過ぎている。しかし、ロードバイクは盗難の恐怖がついて回るので、小さなお店に立ち寄るのにも「一瞬目を離した隙に持っていかれるのでは!?」とビクビクしている私にとっては大型店舗なんてとてもじゃないけど立ち寄れません。

目の前を走っているのに「寄りたいのに寄れない!」というもどかしさ。

安心して自転車を止めておくことさえ出来れば…自転車専用コインロッカーがあればいいのに(できれば低価格で)…どうにかして立ち寄れるようにならないか…などと思い続けて約半年、決めました。

クロスバイクを買おう。

気軽ながら使い勝手抜群のクロスバイク

ロードバイクを買う際にクロスバイクとどちらがいいかさんざん悩んでおきながら結局買うことにしました。日常用のママチャリにガタが来ていたのでちょうどいいタイミングでもあったので。

買い物などの日常使いがメインなので、高級なものを買って自転車から離れられなくなっては意味がありません。

だというのに候補探しに各メーカーのカタログを見ていると、ついついデザインやロゴのかっこよさに惹かれ有名メーカーのものが欲しくなってしまい「予算内だからこれにしようかな!?」と暴走するも、そのたびに「盗られたくないからクロスバイクを買うんでしょ?人気メーカーにしたらすぐ見つかっちゃうよ!?」とオットに止められる。ということを何度か繰り返し、パッと見はどこのメーカーかわからないシンプルな某量販店のお手頃クロスバイクに決定しました。

あまりにもお手頃な値段なのですぐに壊れてしまうのではないかと心配しましたが、室内保管ということもあり今年で9年目ですがピカピカで元気に現役です。家の中に自転車が2台もあるなんて昔だったら考えられないことだったので「本当にいいの?」とオットに確認しましたがアッサリ「いいよ~」とのことでありがたく室内で保管させてもらうことにしました。

生活に密着して使えるクロスバイク

このクロスバイク購入が本当に大正解で、近所にもちょっとした遠出にもママチャリとは比べ物にならないくらいの移動のしやすさで、日常の生活範囲もぐんと広がりました。往復50~60kmでぐらいであればクロスバイクで移動しちゃいます。

クロスバイクにはスタンドをつけたので、駐輪場があればサイクルラックがなくても停め放題。フラットペダルなので降り放題。比較的盗難の恐れもないので寄り道し放題。

問題点といえば、遠くの激安スーパーで買い物用の大容量リュックに入るからとつい買い込んで帰路に背骨と尻に大ダメージをあたえてしまうことがしばしばあったり、基本「わんぱくスタイル」で汗だくなのでオシャレなお店には入りづらいといったことぐらいです。

この頃ハイキングにもハマりだし、近場の低山へと登りに行くようになったのですが、山の方は公共交通機関が通ってなかったりするのでオットと車で行くことがほとんどでした。気軽にひとりでも行けたらな~でもロードバイクを登山道入口に置いては行けないし…と諦めていたんですが、クロスバイクなら大丈夫!

ただ、私が購入したクロスバイクはフロントのギアが1枚だけのものなので、街中の坂だったらスイスイ上れていたのが山間部に入った途端に全く上れなくなり(同じ自転車でもロードバイクとはこんなに違うのかと痛感しました)登山道に着く頃にはまぁまぁ疲れているという問題はありますが、それも含めて計画し、安全に楽しんでいます。

レンタサイクルでの散策も楽しかったのだが……

ロードバイクで遠方へ、クロスバイクでは近所のお出かけを楽しむようになって数年たち、また少し違った自転車の楽しみ方を覚えました。それは、電車で出かけ、レンタサイクルでサイクリングをすることです。

ロードバイクでも輪行をした先でサイクリングをすることはよくありますが、輪行先で向かうのは駅から離れた自然の多いところや山間部が多く、駅周辺の街をゆっくり散策することはあまりありませんでした。

私の趣味のひとつに記念スタンプやカード収集があるのですが、記念館や施設など歩いて巡るには距離があるけどロードバイクだと立ち寄りづらい、そういった場所でもレンタサイクルではゆっくり観光もできてピッタリなんです。ひと昔前と違って最近はレンタサイクルが充実していて、車体も綺麗なものが多いし電動自転車も増えて、遠距離や坂道の多い土地でも楽しめるようになっています。

そんな街ブラを楽しんでいたところまたムクムクと自転車欲が湧きあがる…
折りたたみ小径車が欲しい。

輪行も簡単!小回りが利く小径車

レンタサイクルでサイクリングを楽しみ始めてちょっと不便だと感じたのが、利用時間と返却場所が限られること。サイクリストは朝が早いでおなじみですが、移動手段が自分の足なので、距離を稼ぐには時間が必要になり必然的に早朝出発になることが多く、さらに距離感がバグっているのでロードバイクでなくても数十キロ以上の移動はザラです。

その感覚で、せっかく遠方まできたのだからいろんなところを見て回りたいと欲を出して計算をすると、レンタサイクルの利用時間では足りなくなってしまうのです。さらにスタートとゴールが同じ場所になるので、〇〇駅から△△駅まで走り電車で帰る。といった移動ができません。

じゃあロードバイクを輪行して巡ればいいじゃない、と思えど駅周辺の施設などには寄りにくい。そこで気軽に輪行ができて街ブラにも適していそうな折りたたみ小径車の出番なんですよ。

めちゃくちゃ欲しい。自転車屋さんに試乗にも行ったほどに。

しかし、自転車に関してはおおらかに接してくれていたオットに「さすがにこれ以上自転車を増やさないで…」と言われてしまい、初期は2台だった室内保管もロードバイク、クロスバイク2台(夫婦2人分)、デカめのスピンバイク(エアロバイク)がひと部屋を占領している状態なので強くも出れらず、小径車は保留となっています。

今は…。

毎回折りたたんで押し入れに入れるから!(たぶんしない)と説得したりしなかったり。すぐには無理でも、いつか体力的などの問題でロードバイクを降りる時がきたら、折りたたみ小径車に乗り換えたいと考えています。

車も自転車を楽しむための重要アイテム!

自転車ではないのですが、自転車生活をより楽しみたいために定期的に欲しくなるアイテムがもうひとつあります。

それは車中泊ができる車!

車中泊の動画を見るのが好きなんですが、それ自体もすごく楽しそうだし、ただトランポするだけではなく寝泊りしながら旅ができてサイクリングもできるなんて最高じゃん!と妄想が広がります。どこまで妄想を広げても、冒頭に書いた通り車の免許を持ってないので叶わないのですが。なぜ免許を取っておかなかったのか。

ただ、車を運転できていたらここまで自転車にハマッていなかったんじゃないかなとも思います。

▼いままでの連載はこちらから▼

夏福のゆるポタコミックエッセイ

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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