
ニセコクラシックが6月13日から15日開催、2026年には世界選手権の舞台に

Bicycle Club編集部
- 2025年02月20日
北海道ニセコエリアで、アマチュア自転車競技の国際大会「UCIグランフォンドワールドシリーズ ニセコクラシック2025」が6月13日から15日にかけて開催されることが決定した。主催する一般社団法人HOKKAIDO EVENTSは、夏季観光の需要拡大を目指し、国内外からのサイクリスト誘致に取り組む。本大会は国際自転車競技連合(UCI)が主催する世界的なアマチュアサイクリストの祭典の一つとして位置づけられている。
世界選手権のプレ大会として開催、日本初の競技種目も
今年で12回目を迎える本大会は、その実績が国際的に評価され、2026年にはシリーズの決勝戦となるワールドチャンピオンシップの開催地に選ばれた。2025年大会はそのプレ大会として位置付けられ、従来の「ロードレース」「タイムトライアル」「サイクリング」に加え、日本初となる「チームリレー」種目が実施される。
3日間にわたり4町で多彩な競技を展開
大会は倶知安町を中心に、共和町、蘭越町、ニセコ町にまたがるコースで開催される。初日となる6月13日には倶知安町内の周回コースでチームリレーが午後5時から実施される。2日目の14日は早朝7時から共和町コースでタイムトライアルが行われ、同日には後志エリアを巡るサイクリングイベントも開催される。
最終日となる15日には、大会のメインイベントであるロードレースがニセコグラン・ヒラフを会場に開催。140kmと80kmの2つのコースが用意され、早朝6時からのスタートとなる。ニセコの雄大な自然を背景に、アマチュアサイクリストたちが熱戦を繰り広げる。
地域一体となった観光活性化を目指す
本イベントは、北海道の関係4町を含む27の団体が協力して実施される大規模な取り組みとなっている。後援団体には、北海道や各町の観光協会、地域の経済団体、医療機関など多様な組織が名を連ねており、地域を挙げての支援体制が構築されている。
主催者は、本大会を通じてニセコエリアのサマーサイクリングの認知度向上を図るとともに、国内外からの観光客増加による地域経済の活性化を目指している。特に、スキーリゾートとして知られるニセコの夏季における新たな観光資源として、サイクリングツーリズムの定着を期待している。
ニセコクラシック2025:UCIグランフォンドワールドシリーズ
- 主催:一般社団法人HOKKAIDO EVENTS
- 主管:公益財団法人日本自転車競技連盟、北海道自転車競技連盟、ニセコクラシック実行委員会
- 開催日:
- 6月13日(金):チームリレー(倶知安町内周回コース)17:00~18:00
- 6月14日(土):タイムトライアル(共和町コース)07:00~11:00 サイクリング(後志エリア)9:00~15:00
- 6月15日(日):ロードレース(ニセコグラン・ヒラフ会場) 140kmコース 6:00~12:15 80kmコース 6:30~12:15
- 会場:北海道ニセコ山系/倶知安町・共和町・蘭越町・ニセコ町
- 定員:ロードレース1400名、タイムトライアル300名、チームリレー25チーム
- 申込期間:2025年2月21日(金)12:00~5月16日(金)18:00
- 観戦:無料
- 申込方法:公式ウェブサイトのエントリーフォームより
- 公式サイト:https://nisekoclassic.com/
- BRAND :
- Bicycle Club
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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