シンプルだからこそ差がつく!絶品アラビアータの作り方
buono 編集部
- 2016年10月19日
ホームパーティーが多いシーズンに突入してきた今日この頃。料理紳士が頭を悩ませるのが、そのメニュー。そこで重宝できるラインナップは、みんな大好きトマトベースの「アラビアータ」。
イタリア中部に位置するラツィオ州の伝統料理で、イタリア語で「怒った」という意味を持つアラビアータ。体の芯から火照るほどの辛さがあることから命名されたと言われている。
今回は、イタリアワインの品揃えと良質な素材を巧みに操る手腕に定評のある南麻布『カーザ・ヴァニタリア』に本格的なアラビアータの作り方を教わった。
シンプルだからこそ差がつくレシピとは?
辛さを際立たせるべく、唐辛子は刻んで種ごと使い、弱火で炒めて香りと辛味を引き出すのが調理のポイントとなる。さあ、では作ってみよう。
材料(1人分)
EXVオリーブオイル……適量
玉ねぎ(みじん切り)……20g
ホールトマト……2缶
ニンニク……1/2片
唐辛子……1本
生バジル……2〜3枚
スパゲッティーニ……60g
塩……適量
作り方
1
トマトソースを作るため、鍋にオリーブオイルを入れて火にかける。
2
オリーブオイルが温まったら玉ねぎを加えて、弱火でじっくりと炒める。
POINT
玉ねぎはできるだけ細かくみじん切りに。包丁でたたくと水分と一緒に旨味も逃げるので丁寧に。
3
玉ねぎが色付いてきたらホールトマトを加えて弱火で20分間煮込む。火を止めてからトマトをつぶして塩を加え、味を整える。このトマトソースは常温まで冷ましておく。
4
パスタを茹で始める。フライパンにEXVオリーブオイルとニンニク、そして、ちぎりながら種ごと唐辛子を入れ、火にかける。
POINT
唐辛子はフライパンの上でちぎりながら種ごと加える。辛さが得意でない人は、種を除いてもOK。
5
弱火でじっくり炒め、ニンニクが色付いたら常温に戻しておいたトマトソースを加える。
6
バジルをちぎりながら加え、ソースを煮込む。味をみて物足りなさを感じたら塩で調味する。
7
茹で上がったパスタを投入し、全体を和えるように混ぜ合わせる。
8
仕上げにEXVオリーブオイルを回しかける。
9)さらに手早く全体を混ぜ合わせて、皿に盛りつければ完成だ。
食す者の顔を赤ら顔にし、まるで怒っているかのように見せるアラビアータ。しかし、このレシピを食べれば、赤ら顔であろうと、心は喜びに満ちているはずだ。
ちなみに、ここではあえてスパゲッティーニで作ってもらったが、ペンネ(ショートパスタ)で作るのが正統派だ。プロが教える本格レシピを是非実践してみよう。
レシピを教えてくれたお店
カーザ・ヴィニタリア
住所/東京都港区南麻布1-7-31 M.tower1-2F
TEL/03-5439-4110
営業/17:30〜翌1:00(L.O.)、日曜14:30〜20:30(L.O.)
休み/月曜
http://www.vinitalia.jp/
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PROFILE
buono 編集部
使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。
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