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【buono Tool Lab】バーミキュラ ライスポット

調理道具の革命がついに始まった

2016年12月1日、日本の調理道具市場に度胆を抜く革新的な製品「バーミキュラ ライスポット」が登場した。家電を含む調理道具の世界は、毎年多様な商品を生み落としているが、過去、これほどまでにイノベーティブなものは無かったのではないだろうか。ここでは、雑誌buonoが本気で惚れこんだ逸品をいち早く紹介しよう。

道具にこだわる読者諸兄ならば、その名を聞いたことがあるかもしれない。バーミキュラとは、メイドインジャパンの鋳物ホーロー鍋で「世界一、素材本来の味を引き出す鍋」として、予約待ち(11月現在で半年待ち)が起こるほどの人気製品だ。一つひとつ、熟練の職人が3mmの鉄鋳物を0.01mm単位で削り込むからこそ、ホーロー焼成を重ねても高精度な気密性を実現。鍋でありながら、まるで精密機械のように設計されている。神は細部に宿ると言うが、バーミキュラはまさに日本の技術が生んだ神アイテムである。

鋳物ホーロー鍋は、火加減や食材の扱いなど、美味しく調理をするには慣れが必要だ。だからこそ、今まで敬遠してきた人もいるかもしれない。しかし、鍋の特性は変わらずに電化製品と融合したバーミキュラ ライスポットならばそんな心配は全く無用。炊飯モードから調理モードまで、指ひとつで操作してあとは待つだけ、なのだから。

ディティールを全方位的に徹底解剖!

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ポットヒーター部はステンレス調で存在感がありつつ、キッチンに置いてみるととにかく様になる。前面下部には操作パネル。

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横から見ると操作パネル部が前に出っ張っているのがわかるだろう。タッチパネルは押しやすいだけでなく、掃除がしやすく衛生的。

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後ろから見た時にも品の良さを感じさせるのがこの製品の特徴。下部の排熱口すら、美しく見せるデザインが施されている。

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真上から見ると蓋にツマミが無いのがわかるだろう。これにより、蓋との接合部が無くなり、より衛生的に料理を楽しめる。

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蓋の裏側にある突起は、食材から出た蒸気を水滴として鍋に戻す役目。2つの円状隆起にはご飯をべちゃっとさせないための秘密が。

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鍋の内側には、食材の焦げ付きを抑えるためにリブが作られている。また、調理中の水分を対流させるための工夫でもある。

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本来はポットヒーターの裏側なんて見ないだろうが、こんなところまで、美しく見せるというデザイン思想が! 感服モノです。

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ヒーターの裏側にこだわっている時点で、製品への思いは伝わるが、まさかのコンセントにも……。この形状に決まるまで半年間、検討を繰り返したとか。

バーミキュラ ライスポットがパーフェクトな3つの理由

先に言っておくが、バーミキュラ ライスポットを本誌が本気でオススメしているのは新製品だから、ということだけでは決してない。実際に製品体験をした上で、あまりにもパーフェクトな道具であったからだ。ここでは製品にグッと来た3つの理由を解説。

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職人のソウルを宿すジャパンメイドであること

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バーミキュラを製造する愛知ドビー株式会社は、元々、船舶の部品や建築機械向けの工業製品を作るメーカーである。バーミキュラが生まれるより以前、日本屈指の技術力をもちながらも、不況により下請けの仕事が激減したことで経営難に陥っていたという。そんな折に、大手メーカーで働いていた、跡継ぎである二人の兄弟(現社長・土方邦裕氏、現副社長・土方智晴氏)が入社。愛知ドビーが誇る鋳物技術をホーロー鍋に活用することを思いつき、3年半の研究の末にでき上がったのがバーミキュラである。職人の技で丁寧に作り上げられる逸品は瞬く間に人気製品となった。もちろん、バーミキュラ ライスポットに使用されている鍋もすべて同じように作られており、さらに、ポットヒーター部も国内メーカーが担当。すべてにおいてジャパンメイドであり、仕上がりの素晴らしさはそうした部分に由来する。ユーザーへの修理サポートも秀逸で、鍋は一度手にすれば半永久的に使っていくことができる。電化製品でありながら、一生モノ。バーミキュラ ライスポットはその点でも他とは違う“特別”な存在だ。

あらゆる調理を可能とする次世代の性能

バーミキュラ ライスポットは究極の炊飯を求めて作られた道具だが、炊飯モードだけでなく調理モードも用意されており、それがまた凄い。「中火(炒めもの)」「弱火(無水調理)」「極弱火(煮込み)」「保温(保温or低温調理)」の4つからなるモードは、それぞれに適した調理法が設定され簡単。中でも特筆は低温調理が可能な保温モードだ。通常、温度を指定する低温調理には特殊な機械が必要となり、家庭で実現するのが難しかった。しかし、本製品は30℃~95℃まで1℃単位での設定で低温調理を手軽に行うことができるのである。ロゼ色のローストビーフやローストポーク、フレンチのシェフが作るようなコンフィから、炊き込みご飯、炒め物、煮物など、大抵の調理はバーミキュラ ライスポットがあれば作れてしまう。

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ローストポークはジューシーで抜群に美味い。かつ、誰でもこんなに美しく仕上げられる。

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低温コンフィなど、レストランでしか食べられなかった料理も簡単!

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指先ひとつでモードや時間を指定したら、完成を待つだけの簡単操作がポイント。付属のレシピブックには様々な料理が掲載されているのでお試しアレ。

データでも立証された究極の炊飯性能

断言しよう。バーミキュラ ライスポットで炊いた米は現時点でナンバーワンの味である。米本来の香りが生き、粒が立った仕上がりで、甘みの余韻がいつまでも続く……。第三者機関によるコメの食味官能試験でも、大手メーカーの高級炊飯器や土鍋などに比して、味、香り、外観すべてにおいて勝っているという結果。なぜそんなに旨いのか、そこにはもちろん理由がある。それは、本製品の炊飯モードに保温が無い、ということに現れている。思い出してみてほしい、炊飯器でしばらく保温した米の味、ニオイを。本当に旨いご飯を食べるための道具として研ぎ澄まし、保温という利便性を捨てた結果なのである。もちろん、冷めてももちもちして抜群に旨く、冷凍保存しても大きく味を損なうことはない。

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炊き上がった米は粒がしっかり立っていて、つやっつや! ひと口食べれば、今まで食べてきたものとの違いは明白。もっちりした食感と深い甘みに圧倒される。

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ポットヒーターは鍋底と接地する面だけでなく、周囲を包む部分からも熱が入る仕組みになっている。これこそムラなく最高の炊飯ができる理由のひとつだ。

 

DATA
バーミキュラ ライスポット
目指したのは、世界一、おいしいご飯が炊ける炊飯器。バーミキュラ ライスポットです。
http://www.vermicular.jp/products/ricepot/

 

▼ 様々なジャンルのプロにバーミキュラ ライスポットを使ってみていただきました。レシピも紹介!

プロダクトデザイナー 辻村哲也さんがバーミキュラ ライスポットを使ってみた

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2017年01月01日


「分とく山」野崎洋光さんがバーミキュラ ライスポットを使ってみた

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2017年01月31日


「Jean-Georges Tokyo」米澤文雄さんがバーミキュラ ライスポットを使ってみた

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「ザ・リッツ・カールトン東京 Azure45」宮崎慎太郎さんがバーミキュラ ライスポットを使ってみた

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株式会社VIVA JAPAN代表取締役/WAGYUMAFIA代表 浜田寿人さんがバーミキュラ ライスポットを使ってみた

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「ティルプス」シェフ田村浩二さんがバーミキュラ ライスポットを使ってみた

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2017年11月02日

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PROFILE

buono 編集部

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使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。

buono 編集部の記事一覧

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