「バーミキュラ フライパン」が鋳物ホーローフライパンの最高到達点である理由
buono 編集部
- 2020年10月21日
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バーミキュラといえば、buono読者にはハイクオリティな鋳物釜を備えた炊飯器「ライスポット」がおなじみだ。
このバーミキュラファミリーに今年4月、新たにフライパンが加わったのはご存知だろうか? 9月中旬時点ですでに10万台を受注しているという人気ぶりの「バーミキュラ フライパン」の魅力を見てみよう。
テーブルにそのままサーブしても映えるデザイン
まず1.5mmという極限の薄さと、鋳鉄ホーロー製とは思えないほどの軽さに驚く。一般的に、鋳物ホーローのフライパンというと3〜5mm程度の厚みがあるもの。この薄さは日本の職人の技術によって到達したものだ。
その鋳鉄ホーローの本体に、オークとウォルナットの削り出しハンドルがシームレスに繋がっている。十字型締結構造という特殊な組み方で接合されたハンドルは、長く使っても緩みにくいという。精緻な手仕事がもつ「使いやすさ」と「美しさ」が同居した佇まいは、キッチンがステージであるbuono読者にもぜひ手にしてもらいたいし、テーブルに料理をそのままサーブしてしまうような演出にもぴったり。2020年度グッドデザイン賞獲得というのも納得だ。
素材の旨味を凝縮するホーローの技術がすごい
プロの炒め物がおいしいのは、食材から出る余分な水分を、高火力の熱源と鍋振りの技術で素早く飛ばしているから。「バーミキュラ フライパン」に採用されている独自のエナメルサーモテクノロジーは、水がなじむ特殊な性質を持つ新開発のホーローと、蓄熱性が非常に高い鋳鉄を組み合わせることで、余分な水分を瞬間的に蒸発させて、旨みを凝縮してくれる。
250℃・5ccで水分の蒸発スピードを実験したところ、「バーミキュラ フライパン」はアルミ・フッ素コーティングのフライパンと比較した場合の100倍早く蒸発したというから驚きだ。
もやしを炒めた比較実験
▲ バーミキュラ フライパンで炒めたもやし。余分な水分が瞬時に蒸発している。
▲ フッ素コートフライパンで炒めたもやし。余分な水分が蒸発せずに残っている。
料理をする人に寄り添う、使い勝手の良さ
新開発のホーローコーティングは毎日使っても剥げにくい耐久性を持ち、鉄のフライパンのように錆びる心配もない。いつもの洗剤でウッドハンドルまで丸洗いできるので、いつも清潔に保つことができる。
それでもやはり長い間使い込めばホーローが剥げてきたり、ウッドハンドルが傷んでくることも。そんなケースのためにリペアサービスも用意されている。ホーローを一旦全て剥がし、もう一度1からホーロー加工する再ホーローコーティングを依頼すれば、ウッドハンドルも新品に換えられ新品同様に生まれ変わって手元に戻ってくる(有料)。「手料理と、生きよう。」をスローガンに掲げるバーミキュラらしい、料理をする人、料理をする手に寄り添うサービスだ。
「バーミキュラ フライパン」は、料理する人にどこまでも、いつまでもフィットしてくれる力強い相棒となってくれるだろう。
なんとフタの取っ手部分も鋳物ホーロー製。熱くなりにくい構造で自立するスマートさが嬉しい。
製品ラインナップ
バーミキュラ フライパン 26cm
大きな肉厚ステーキはもちろん、すぐれた水分の蒸発力で大人数の炒め物にも力を発揮する。
15,300円(税込16,830円)
専用リッド(別売り)3,700円 (税込 4,070円)
バーミキュラ フライパン 24cm(深型)
深めのサイズ(満水容量約2.0L)で、煮込み料理や揚げ物にも対応できる。
14,800円(税込16,280円)
専用リッド(別売り)3,500円(税込 3,850円)
問い合わせ:愛知ドビー株式会社
https://www.vermicular.jp/products/fryingpan/
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PROFILE
buono 編集部
使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。
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