僕の人生に、本当にハーレーがなくていいのか?

ハーレーに乗れば人生が変わる(多分)

目をつぶって、ハーレーに乗ってると想像してみていただきたい。あなたの着ているビジネススーツや、周りの環境(満員電車の中なのか、ご自宅の安楽なソファーの上なのかは分かりませんが……)は心の外に追い出して、レザージャケットに身を包み、写真のように熱砂の荒野でハーレー……巨大な鉄の馬を走らせていると想像してみて欲しい。

そこには、今と全然違う人生があるはずだ。

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今のハーレーのツアラー(スポーツタイプでなく大型の長距離を走るのに適した物)の排気量は1689ccが中心になっている。1人か、2人かしか乗ないのに、1気筒844.5ccの排気量のシリンダーの中でピストンが、どっかん!どっかん!と上下するのだ。効率とはまったく別のキモチイイ世界がそこにある。

ひと昔前のハーレーの排気量が1340ccだったのに、いつの間にかどんどん大排気量化されているのは、アメリカの高速道路の最高速度が75mph(およそ121km/h)へと上がって、その環境で大型のトラックなどと一緒に走りながらも、ドコドコという鼓動感を味わうためなのだそうだ。

あなたの抱いているハーレーのイメージは間違っている

ハーレーといえば、『よく壊れる』『アメリカ製は品質が悪い』『不良の乗り物』というイメージかもしれないが、今のハーレーは本当に良くできていて、驚くほど品質が高い。しっかり手間ヒマかけた加工で、素材も本物。バイク自体(中心的なモデルは)200〜400万円するから、正直、不良には買えず、アメリカで乗っている人も成功したビジネスマンやドクターなど、どちらかといえば成功した人の乗り物だ。実際、とっても上質な乗り物なのである。

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(取材で出会った彼らも聞けば立派なビジネスマンやお医者さん。休暇にはジーンズを履いて、革ジャンを着て変身! というわけだ。)

ゆるゆると走ってるだけでなんとも楽しい。巨大な割に扱いは案外容易で、Uターンなどでも苦労はないし、素早いコーナリングでもそれなりに旋回してくれる(ステップボードは路面に擦るが)。ツアラーモデルなら立派なケースもあるから荷物も乗るし、タンデムシートも立派だから、奥さまや彼女だって、喜んでくれるに違いない。

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昔と違って、大型バイクの免許も教習所で取れるし、オトナの財力なら決して買えないバイクではない。写真右のような、FLHTCU103ウルトラクラシックエレクトラグライドで328万1150円から……CVOというスペシャルモデルになると500万円超……と、ちょっとしたクラウンが買えそうな値段だが、スポーツスターなら100万円強、一昨年追加されたStreet750というモデルなら100万円を切って80万円台から購入できる。

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「ハーレーを買えば、間違いなくあなたの人生は変わる」

それは、断言できるが、実はこう書いている私自身は実はハーレーを持っていない。買うのも乗るものなんとかなりそうなのだが、なんといっても置く場所がない。FLHTCUとなるとちょっとした軽自動車ぐらいのスペースが必要。そして、まさかこのゴージャスなモデルを屋根のない場所においておくワケにもいかない。ああ、欲しい。エレクトラグライド。誰か屋根のある場所に置かせてくれませんか?(笑)

以前、『僕の人生に本当にポルシェがなくていいのか?』という記事を書いた。ポルシェがないのも深刻な問題だが、ハーレーがないのも深刻だ。齢46。どちらも急がなければならない気がする。やることが多過ぎて人生が足りない(笑)

ところで、ここで使ったハーレーの写真は、一昨年取材でハーレーでアメリカの大地を走るツアーに参加した時のもの(ので、写っているモデルは2013年モデル。あしからず。)。バイクごとレンタルして参加できるこういうツアーも数多く催されていて、30万円ぐらいから参加できる。まず、ツアーでハーレーに乗って人生を変えてみるのもいいかもしれない。

ハーレーのある人生を歩むために、決断するなら『今』だと思うのだが。ああ、悩ましい。

(村上タクタ)

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