ハーレーダビッドソンの基礎知識から、2019年モデル、カスタム&服装までハーレーライフ徹底解説

1903年にハーレー1号機が完成して以来、115年以上の歴史を誇るハーレーダビッドソン。独特な乗り味を生むVツインエンジン、伝統的なレイアウトが生み出す風格など、アイデンティティを大切に現代まで継承してきたからこそ、ハーレーは数あるバイクメーカーの中でも唯一無二の存在として多くのライダーを魅了し続けている。ハーレーが持つ成熟した歴史は、移動するための道具としてのバイクでなく、自分らしさを表現する存在として所有欲を掻き立てる。選ぶ車種はもちろん、年代、カスタム、そして身に着ける服装まで、ライフスタイル全般にまで広がっていく楽しさもまたハーレーの大きな魅力だろう。

そこで、ハーレーに興味を持ちはじめた人、ハーレーに乗ってみたいと思っている人にもわかりやすいように、多方面からハーレーダビッドソンの特徴をご紹介。これを読めば「バイクじゃなくて、ハーレーが好き!」という人の気持ちがきっとわかるハズだ。

波瀾万丈なハーレーダビッドソンの歴史を名車&エンジン、キーパーソンから徹底解説

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2019年08月06日

ハーレーダビッドソンの種類は? 基本となる6ファミリーを知ろう

ハーレーに興味を持ちはじめたら、まずは種類について頭に入れておきたい。ハーレーは特性や形状の異なる5種類のフレーム(骨格)があり、そのフレームごとに、趣の違うモデルを何車種かラインアップすることで、幹となる“ファミリー”を形成している。そのファミリーには「スポーツスター」「ソフテイル」「ツーリング」「H-Dストリート」「CVO」「トライク」と6種類がある。

街中をスイスイ走りたいなら「スポーツスターファミリー」や「H-Dストリートファミリー」、カスタムを楽しみたいという人には、はじめからカスタムバイクさながらの「ソフテイルファミリー」、二人乗りで長距離をツーリングしたいという人には「ツーリングファミリー」がオススメ。さらに、大型自動二輪免許がなくても、普通自動車免許でハーレーに乗れる「トライクファミリー」もある。豪華なモデルがほしいなら、ハーレー社が販売するカスタムパーツをふんだんに取り付けた「CVOファミリー」まで揃っている。まずは自分好みのファミリーを見つけよう!

【1】「ソフテイル」伝統的なスタイルとカスタムのカッコよさを融合


伝統的なハーレーのスタイリングを、現代の性能で蘇らせたソフテイル・ファミリー。2018年にフルモデルチェンジし、より現代的な乗り心地と装備になった。モデルのバリエーションも豊富で、キャラクターもそれぞれ異なっている。
<カスタムの自由度>
★★★★
<特徴>
・ 昔ながらのフレーム形状を最新技術で復活
・ チョッパーやドラッグスタイルなど、カスタムっぽい見た目
・ それなりに重いけどシートが低くて足つき良好

ソフテイル ファミリーってどんなハーレー? 最新モデルや特徴、カスタムなど徹底紹介

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2019年07月29日

【2】「ツーリング」長距離でも疲れ知らずな王道ハーレー


広大なアメリカだからこそ、移動距離が長くても疲れにくい性能が求められ、誕生したツーリング ファミリー。「キング・オブ・ハイウェイ」という呼び名も伊達じゃない。大きな車体と威風堂々としたスタイリングは、所有欲も存分に満たしてくれる。
<カスタムの自由度>
★★
<特徴>
・ 後ろに備えたバッグで荷物もらくらく収納
・ 街中では重くて持て余すけど、高速道路巡航はラクチン
・ オーディオ搭載モデルはApple Car Playに対応

ツーリングファミリーってどんなハーレー? 最新モデルや特徴、カスタムなど徹底紹介

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2019年08月09日

【3】「スポーツスター」操縦性の軽さと、ハーレーらしいルックス


小さくてスポーティな欧州車に対抗して誕生した由緒正しきスポーツモデルがこの「スポーツスター」。他のモデルと比べると排気量は小さいけれど、ヒラヒラ軽快な乗り心地で峠道も楽しめる。この軽さこそがスポーツモデルと位置付けられる理由だ。
<カスタムの自由度>
★★★★★
<特徴>
・ レースで勝つために誕生した背景をもつ
・ 車重はそれなりにあるけど、ヒラヒラと軽い操縦性
・ 値段が抑え目なのでカスタムすることも楽しめる

スポーツスターファミリーってどんなハーレー? 最新モデルや特徴、カスタム、トリビアなど徹底紹介

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2019年07月23日

【4】「CVO」はじめからフルカスタム済みの豪華絢爛モデル


ハーレーが他メーカーと違うのは、膨大な量のカスタムパーツを自社で開発、そして販売していること。そんなパーツをふんだんに使ったスペシャルハーレーがCVO(カスタム ビークル オペレーション)だ。
<カスタムの自由度>
★★
<特徴>
・ ハーレー社が自らカスタムした究極モデル
・ 最大排気量(1923㏄)のエンジンを搭載
・ 1年ごとにモデルや仕様が変わる

CVOファミリーってどんなハーレー? 最新モデルや特徴、カスタムなど徹底紹介

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2019年08月09日

【5】「トライク」クルマの免許で運転できる三輪ハーレー


バイクの免許を持っていなくても、クルマの免許(※オートマ限定は不可)を持っていれば運転できるとあって人気を集めているモデル。三輪という強烈な見た目から、走れば視線が集中すること間違いナシ!
<カスタムの自由度>
★★
<特徴>
・ バイクの免許がなくても乗れる
・ 三輪なので乗り味が他のファミリーとまったく違う
・ バックギアが付いている

トライクファミリーってどんなハーレー? 最新モデルや特徴、カスタムなど徹底紹介

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2019年08月09日

【6】「H-Dストリート」街中もスイスイな扱いやすさをもつ


2015年にデビューした、ラインアップの中で最も新しいH-Dストリート ファミリー。このファミリーのために開発された水冷SOHCエンジンをコンパクトな車体に搭載。誰もが乗りやすいと感じるキャラクターだから、ビギナーにもオススメ。
<カスタムの自由度>
★★★
<特徴>
・ ハーレーで唯一の水冷OHCエンジン
・ ラインアップの中で最もフレンドリーな価格
・ 最小排気量(それでも749㏄)のエンジンを搭載

H-Dストリートファミリーってどんなハーレー? 最新モデルや特徴、カスタムなど徹底紹介

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2019年08月09日

ハーレーダビッドソン2019年モデル

SOFTAIL(ソフテイル)ファミリー

2019年モデル一覧

 

伝統的なハーレーのスタイリングを、現代の性能で蘇らせたソフテイル・ファミリー。2019年モデルは「FXDR 114」「ソフテイルスリム」「デラックス」「スポーツグライド」「ストリートボブ」「ファットボーイ」「ローライダー」「ファットボブ」「ブレイクアウト」「ヘリテイジクラシック」の10車種をラインアップ。
<新車価格帯>
180万2000円~290万7000円

ツーリング(TOURING)ファミリー

2019年モデル一覧

 

堂々としたフォルムと、長距離ツーリングでも快適な乗り心地を両立させたハーレーのフラッグシップ。2019年モデルからは114ciミルウォーキーエイトエンジンを採用し、新型インフォテインメントシステムを搭載。「ストリートグライド」「ストリートグライド スペシャル」「ロードキング」「ロードキング スペシャル」「ロードグライド スペシャル」「ロードグライド ウルトラ」「ロードグライド」「ウルトラ リミテッド」「ウルトラ リミテッド ロー」に加え、「エレクトラグライド スタンダード」が期中導入モデルとして登場した。
<新車価格帯>
290万3000円~404万1800円

SPORTSTER(スポーツスター)ファミリー

2019年モデル一覧

 

高性能な欧州車に対抗するため、スポーツモデルとしてデビューした「スポーツスター」。2019年モデルは「アイアン1200」「フォーティーエイト スペシャル」「フォーティーエイト」「1200カスタム」「ロードスター」「アイアン883」「スーパーロー」の7車種をラインアップ。エンジンはミッションが一体式でコンパクトな作りの「エボリューション」が搭載されている。
<新車価格帯>
131万9500円~158万8000円

CVOファミリー

2019年モデル一覧

 

純正カスタムパーツをふんだんに使い、熟練の職人が専用の生産ラインで組み上げるCVO(カスタム・ビークル・オペレーション)は全ラインアップの中でもっともプレミアムなファミリー。2019年は「CVOロードグライド」「CVOストリートグライド」「CVOリミテッド」の3車種をラインアップ。
<新車価格帯>
457万9600円~537万8600円

トライク(TRIKE)ファミリー

2019年モデル一覧

 

普通自動車MT免許で運転できる三輪モデルであるトライク。バイクともクルマとも違った乗り味が楽しめるモデルだ。「トライグライド ウルトラ」「フリーウィーラー」の2車種をラインアップ。
<新車価格帯>
372万600円~477万5400円

H-Dストリートファミリー

2019年モデル一覧

 

他のファミリーと比べて軽快な乗り心地が魅力のストリートファミリー。車体の重量はもちろん、エンジンのレスポンスの良さも相まって、街中をスイスイ走ることができる。「ストリートロッド」「ハーレーダビッドソン ストリート750」の2車種をラインアップ。
<新車価格帯>
86万6800円~104万3800円

ハーレーダビッドソン2019年モデルの2大トピックスを紹介

ハーレーダビッドソンは、誰が見てもハーレーだとわかるイメージを継承していることが多くのファンを魅了してきたゆえんだ。とはいえ、目に見える部分から、見えづらいところまで、現代のテクノロジーや感性を取り入れて年々進化を遂げている。そこで、最新の2019年モデルはどう変わったのか?の絶対に外せないトピックスを2つご紹介しよう。

【topics 1】ツアラーが新装備で進化!

ハーレーが展開するファミリーのうち、長距離ツーリングに対応した「ツーリングファミリー」。最新ツアラーは“これぞ昔ながらのハーレー”という走っていて楽しいフィーリングと、ツーリングをより快適にしてくれる新オーディオシステムが特徴となっている。

<1>ミルウォーキーエイト114エンジンを搭載

2019年モデルから、ウルトラ系モデルとスペシャル系モデルに排気量1868㏄のミルウォーキーエイト114エンジンが搭載された。従来の107エンジンとスペックを比較すると、最大トルクは10Nm以上も差がある。実際にトルクフルだが、「イマドキのハーレーは何だか物足りない……」と感じている人こそ、高速道路でのドコドコ感を一度体験していただきたい。

<2>オーディオシステムがiPhoneと連動!

新たに搭載された“BOOM! BOX GTS”はApple Car Play に対応。iPhoneと連動させることで、インパネのモニター画面に地図アプリを表示できる。また、充実したハンズフリー機能により、ヘッドセットによる音声入力が可能。Siriを使えば、バイクに乗ったまま目的地を検索できる。しかも、最新型のタッチパネルはグローブのまま操作できるのでとても便利だ。

【topics 2】ハーレーの未来を担うニューモデル「FXDR114」登場

2018年の夏に、ハーレーは2020年以降の市販予定モデルとして、まったく新しいエンジンとフレームを採用するコンセプトモデルを発表。その後、2019年のニューモデルとして登場した「FXDR114」は世界中のハーレーファを驚かせた。フェンダーストラットを廃したシートカウルや鋳造のスイングアーム、三角断面の巨大なサイレンサーなど、そのディテールには先に発表された2020年モデルに通じるものがあり、来たるべき未来は決して遠くないことを実感させるのに十分な説得力を持っていた。115年間受け継がれてきた伝統のスタイルと、遠くない将来に現実となる新しいハーレー像。FXDR114はその両者を繋ぐ、極めて重要なミッションを担ったモデルなのである。

【1】ビッグツインで初採用の「アルミ鋳造スイングアーム」

ソフテイルのアイデンティティであるリジッドフレーム風のスイングアームをついに刷新し、軽量でスポーツライクな鋳造アルミ製を採用。従来のスチールより軽量なためサスの動きを邪魔せず、タイヤの接地感が感じやすく、安定感も高められている。

【2】新型の「樹脂製アップスイープエアクリーナー」

NHRAのドラッグマシンからインスパイアを受けたという無骨なスタイルの樹脂製エアクリーナー。前方から吸気する形状と大容量ボックスにより、パワーが出ることが期待できる。

【3】新設計の「2in1エキゾースト」

アップスイープした2in1エキゾーストには独特な三角断面のサイレンサーを搭載。18インチのリアホイールと相まって、ファットボブよりも深いリーンアングルを実現する。

【4】かなり軽量な「新型ホイール」

大胆に肉抜きして軽量化した10本スポークのアルミホイールもドラッグマシンのイメージを取り入れている。リアはディッシュタイプで、240mm幅の18インチタイヤを装着する。

ハーレーらしさはパーツを見ればわかる! 語りたくなるウンチク集

他メーカーには目もくれずに、アメリカで歴史を育んできたハーレーダビッドソンだけに、各パーツにはハーレーならではの特徴がたくさんある。そこで代表的なパーツを見ながら、魅力や機能的なウンチクをたっぷりとご紹介。語れるバイク、それがハーレーなのだ。各パーツに詳しくなって、もっとハーレーライフを楽しもう!

また、奥の深いハーレーダビッドソンの世界だからこそ、独特な専門用語がある。知らない用語が出てきたら、「ハーレー専門誌『クラブハーレー』編集部がお届けするハーレーダビッドソン専門用語集」を見てみよう。きっと発見がいっぱいだ!

【1】「OHVエンジン」~ハーレーならではのドコドコ感を生み出す~

ハーレーが採用しているOHVエンジンとは、“オーバー・ヘッド・バルブ”の略。シリンダーの上側に吸排気バルブを備え、エンジンの腰下にあるカムの動きをプッシュロッドによってバルブに伝える方式で、ハーレー社は1936年からこれを採用。他メーカーではカムもシリンダー上部に装備するOHC(オーバー・ヘッド・カム)がメジャーだが、ハーレーはOHV方式を一貫して守り通している。冷却方式がいまだ空冷というのも、現代では稀有な存在だ。

ハーレー エンジンの構造や歴史、魅力などを徹底解説

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2019年07月29日

【2】「グリップ」~疲れにくさを考慮~

ハーレーのハンドルバーは国産車などよりも太い1インチ径を採用している。そのためグリップも太め。これは振動の大きなハーレーでも、疲れにくいという配慮から採用されたもの。かつては全車この太さだったが、現在はスポーツスターをはじめとした一部のモデルに、国産車に近い細めのグリップが装備されている。とはいえ、ビッグツイン系はほとんどがインチサイズなので、手の小さい人は使い心地を確認しておこう。

【3】「フェアリング」~ハーレーらしい独特のカタチ~

ハーレーが採用しているフェアリング形状はとても独特なものだ。この部品をハーレーが採用して以降、大きく形状を変えることなく、現在も使われ続けている。コウモリが羽を広げているような“バットウィング”(日本ではヤッコ凧のような形状から“ヤッコカウル”とも呼ばれている)と、サメの鼻先のようにシャープな“シャークノーズ”がある。前者はハンドルまわりに直接取り付けられているのに対し、後者はフレームに取り付けられているため、高速走行時でもハンドル操作に影響が出にくい。

【4】「スピードメーター」~タンク上に配置するのにはワケがある~

タンク上のパネルは、メーターダッシュと呼ばれるもの。ここにスピードメーターを装備しているのも、ハーレーの昔ながらのディテール。1900年代前半のハーレーはフロントに、スプリングが上部まで飛び出したスプリンガーフォークを採用していたため、タンクの上にメーターを付けざるを得なかったワケだが、その当時の名残りが今も受け継がれているのだ。

【5】「ライトまわり」~ボリューム感がゴージャスな雰囲気を生む~

ハーレーがテレスコピックのフロントフォークを初めて採用したのが1949年。その当時からライトまわりには、ヘッドライトとフロントフォークをカバーする“ナセル”を採用していた。単なるカバーとはいえ、これが当時ゴージャスな雰囲気を漂わせるために必要不可欠なものだった。ハーレーは今でも一部のモデルにこのナセルカバーを採用。ちなみにバットウィングフェアリング採用のツアラーのフェアリングを外すと、もれなくこの顔ツキになる。

【6】「タンク」~軽くニーグリップする程度でまっすぐ走れる~

バイクの免許を取るために教習所に行けば、タンクを両足で挟むニーグリップを習うが、ハーレーの場合、ヒザの先っちょでしかタンクを挟めない。さらに、小ぶりなタンクの“ハーレーダビッドソン フォーティーエイト”は薄すぎて挟むことすら難しい。低重心でどっしりとした乗り心地のハーレーは、気持ちニーグリップする程度で十分。ギュッと力を込めなくともまっすぐ走れるぞ。

【7】「前輪」~16インチは乗りやすさを追求した証~

一部のモデルに採用されている16インチのフロントホイール。珍しいサイズだが、これはサスのないリジッドフレームにスプリンガーフォークを採用していた昔のハーレーの名残り。当時、少しでも乗り心地をよくするために、クッション性の高いぶ厚いタイヤを履かせる必要があり、前後に16インチのホイールを採用したのが起源。現在16インチの前輪を採用しているのは一部のモデルのみとなってしまったが、現在までしっかり受け継がれている。

【8】「ステップボード」~長時間でもリラックスして走れる~

バイクはステップと呼ばれる棒状の部品の上に足を載せるのが一般的だが、ハーレーの一部のモデルには、ステップボードという板が採用されている。これは長距離でも快適に走り続けるための装備。足を置く場所が広いので、ポジションに自由度が生まれ、長時間でもリラックスして走れるのだ。この形状のステップをハーレー社はとても長く採用し続けている。

【9】「積載力」~アメリカ大陸を横断できるポテンシャル~

昔から「キング・オブ・ハイウェイ」といわれるほど、ハーレーは長距離移動の快適さに特化したメーカーだった。そのため、車体の両脇に備えられたサドルバッグや、シート後方に取り付ける大容量のツアーパックも伝統的なパーツといえる。アメリカでは、大陸を横断できるポテンシャルがハーレーに求められていたのだ。

ハーレーを自分らしくカスタムしよう!

ハーレーは乗る楽しさももちろんだが、カスタムする楽しみの幅がかなり広いバイクだといえる。カスタムというと、なんだかいけないことをしているんじゃないかと思う人もいるかもしれないが、それは間違い。見た目をカッコよくする以外にも、乗りやすくしたり、バイクが本来持っている力を引き出して「改良」することも、カスタムによって可能になるのだ。

スポーツスターカスタム車29台を一挙紹介!

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2019年06月24日


ソフテイルカスタム車を一挙紹介!

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2019年08月02日

ハーレーのカスタムパーツは純正だけで1万点以上!

ハーレーには、他のメーカーでは考えられないほど、様々なカスタムパーツが世の中に存在する。純正パーツだけでも1万点以上ラインアップし、社外パーツともなると星の数ほど。それほどハーレーには、カスタム文化が深く根付いているのだ。

そんな膨大なパーツの中で、どれを選ぶのか。やはりその決め手となるのは、好みの色やカタチのもの。自分の分身のようなハーレーに取り付けるなら、機能はもちろん見た目も気に入ったものを使いたい。どのパーツとどのパーツを組み合わせて、どんな印象に仕上げていくのか。パーツひとつひとつを見るだけでなく、全体像を想像しながら、何を付けるか考えよう。そうすればきっと、自分らしい一台が完成するハズ。
 

ハーレーカスタムの王道は4パターン。カタチを知れば自分の理想が見えてくる!

カスタムに興味が出てきたら、具体的に自分はどんなスタイルが好きなのか、考えてみよう。ここで紹介するのは、スポーティなものからラグジュアリー路線まで、4タイプの代表的なカスタムスタイルだ。

【1】「ボバー」~ストリートカスタムの原点~

切り落とす、という意味の“ボブ”が語源になっているこのスタイル。名前のとおり、フェンダーが短くカットされている。その他も全体的にシンプルに、余計なものを付けないのがこのスタイルの特徴。

カスタムベースは「ソフテイルスリム」「フォーティエイト」など。フォーティーエイトなら、ミッドステップに。ノーマルですでにボバーなソフテイルスリムなら、ちょっとしたパーツ交換でサマになる。

【2】「チョッパー」~余分なものはすべてカット!~

ボバーから派生し、さらにムダが削ぎ落とされたスタイル。“ボブ”よりさらに強い“チョップ”という言葉が語源となっている。ムダな部分を叩き切っているスタイルというわけだ。

カスタムベースは「ストリートボブ」「ブレイクアウト」など。ストリートボブは高く上がったハンドルと細い車体が、ブレイクアウトは少し前に出たタイヤの位置が、特徴をつかんでいる。

【3】「カフェレーサー」~走りに特化したレーススタイル~

ヨーロッパ発祥のスタイルで、速く走る! ということを追い求めたスタイル。シートとリアフェンダーが一体になったカフェシートが特徴的だ。

カスタムベースは「ストリートロッド」「ロードスター」など。設計の段階でカフェレーサーがモチーフとなっている2モデルはフロントまわりにカウルを付けることでより“らしく”仕上がる。

【4】「バガー」~ラグジュアリーカスタムの最上級!~

バガーの特徴は、バッグ。両サイドのバッグとリアフェンダーを伸ばし、スカートのようなスタイルに仕上げている。フロントタイヤを大きくするのが主流だ。

カスタムベースは「ストリートグライド」「ロードグライド」など。バッグが付いた大きな車両なら、何でもベースにしやすい。上にツアーパックが付いているとジャマなので、ないモデルならベター。
 
 

ハーレーの中古車を賢く買う方法。認定中古車のメリットとは?

初めて買うハーレーが最新モデルというのはちょっと勇気がいるので、「まずは中古車で運転に慣れてから」と考える人もいるだろう。そこでオススメなのが正規ディーラーで販売している「認定中古車」だ。これはハーレーダビッドソンが設定する条件をクリアした車両のみが認定される中古車のことで、車両の状態がいいのはもちろん、メーカー保証が付帯するので安心感も高い。

認定中古車の条件は3つ。1つ目の条件は「初年度登録から7年以内」であること。比較的新しいモデルなので、最新モデルに近い性能が手に入る。2つ目は「走行距離が7万キロ以下」。ほとんど走行していない掘り出し物が販売される場合もある。最後は「厳格な整備点検基準をクリアする」こと。すべての車両は細部にわたって点検され、もしも基準に満たない場合は、ディーラーのメカニックによって適切な整備が行われた後に販売される。新車に近い見た目ながら割安で、車両保証やロードサイドアシスタンスなど、アフターサービスも充実しているぞ。
 

4つのアフターサービスは認定中古車ならではの充実度

【1】認定テクニシャンによる点検・整備

販売前に熟練した整備スタッフが、車両を隅々まで徹底チェック。万が一基準に満たない車両があれば、適切な整備をした後に販売される。中古車だからこそ、買った後に困らないように点検が必要だ。

【2】1年間の車両保証(走行距離無制限)

購入後、万が一バイクに故障など不具合が生じても、買ってから1年間はその内容が保証対象内であれば、走行距離に関係なく自己負担ゼロで修理が受けられる。保証内容はお店で確認しよう。

【3】1年間のロードサイドアシスタンス

全国各地、どこを走っていたとしても、突然の故障などのトラブルで動かなくなってしまったバイクを搬送してくれる。帰れなくなってしまった時の宿泊代金、帰宅費用などもサポート。

【4】H.O.G.メンバーシップ初年度無料

『H.O.G』(ハーレーオーナーズグループ)というハーレーのオフィシャルライダースグループに、初年度無料で参加できる。世界に約100万人、日本では約3万5000人のオーナーが加入している。

ハーレー乗りのための着こなし講座

ハーレーを手に入れた。そこで考えるのはどんな服を着て乗ったらいいのかと言うことだ。ハーレー乗りのイメージと言えば、ライダースジャケットに、ジーンズにブーツという組み合わせなのは世界共通。これらのアイテムを多くのハーレー乗りが好むのには、実はちゃんと理由がある。そこでその理由を、ハーレー乗りならマスターしたい着こなしの基本と併せてご紹介。好きなファッションに身を包んで、思いっきりカッコつけるのも、ハーレーの楽しみ方のひとつだ。

ハーレー乗りの王道が革ジャン、ジーンズ、ブーツの理由

Q.なんで革ジャン?
A.レザーは風を通さないので疲れにくい。

転んだ時のためという理由もあるけど、ハーレーで転ぶケースは少ない。むしろ風をさえぎることで疲れを軽減する。
Q.なんでジーンズ?
A.素材がしっかりしているので風を通しにくくバタつきが少ない。

厚手のジーンズは風でバタつくことがなく、風雨にさらされても汚れが目立たない。そんな理由で愛用者が多い。
Q.なんでブーツ?
A.足首をサポートし操作のジャマにもならない。

シフトペグを操作しても擦り切れることがなく、重いハーレーを支えてしっかり踏ん張れるのでブーツを好む人が多い。風を切って走るためにハーレー乗りが選んだタフなスタイル!

ライダースジャケットはハーレー乗りの正装だ!

ハーレー乗りのユニフォームとも言えるライダースジャケットは、転倒した時に身を守ってくれるウエアとして、バイク乗りになくてはならない。その名の通り、ライダーのためのウエアだが、その原型は飛行機のパイロットが身に着けるフライトジャケットだったと言われている。上空での風や寒さを防ぐために気密性の高いレザーを使ったのだ。バイクが一般的に乗られるようになった時代から、徐々にレザージャケットがライダーたちの間で着られるようになり、バイク乗りの定番ウエアとなった。決して安いものではないので、コレだというものを長く着続けて、経年変化を楽しむのもライダースの醍醐味のひとつだ。

ライダースジャケットはサイズ選びが肝心

デザインやレザーの種類も大切だけど、もっとも重視したいのがサイジングだ。ファッション的な視点で見るとタイトなほうがかっこいい。逆にオーバーサイズで今っぽくしたいなんて気持ちもあるかもしれない。でもまずはジャストサイズを知っておくべき。ポイントとしては肩幅とソデ丈をしっかり合わせること。サイズをカスタムオーダーできるブランドもあるので、肩幅が狭い、腕が短いなんて人は、オーダーしてサイズ調整するのも手だ。
▼小さすぎ
これはタイトじゃなくて小さすぎる。ソデが短すぎて手首が見えてしまうと、ライディング中に冷えてしまうし、肩幅と身幅が合ってないのでアクションプリーツが開いてしまって、運動性はまったくなし。これはNGだ。

▼ジャストサイズ
これくらいのサイズ感が正解。肩幅がちゃんと合っていて、バイクに跨った時にソデがつんつるてんにならないくらいの少し長めのソデ丈になっている。またポジションにもよるが、腰が露出しないくらいの丈は確保したい。

ジーンズにもハーレー乗りならではの気遣いが必要

バイカーファッションをはじめ、アメリカンカジュアルの基本中の基本アイテムのジーンズ。ライダースジャケットとの相性もいいうえに、バイクに乗っていない時でも街に溶け込める万能アイテムだ。そこで、ハーレーにカッコよく乗るためのジーンズのはきこなし方をご紹介。ハーレー乗りならではのコツやポイントをおさえておこう。

ハーレー乗りは“カカト+5cm”がキホン

ハーレー乗りのジーンズは、ファッションのセオリーとは異なる。なぜなら一般的な長さだとシートに座った際、丈が上がりすぎてしまうからだ。そこでバイクにもジーンズにも熟知しているアパレルブランド「アイアンハート」に聞いたところ、靴下の状態でカカトから5cmが目安とのこと。
ご覧のように座った際にエンジニアブーツのストラップが見えるくらいのちょうどいい丈になっている。普段着の感覚でスソ上げしてしまうと、こうはならない。短めにロールアップしても見栄えがいいので、その分を加算してもいいだろう。

ジーンズのロールアップをマスターしよう

<3cm 1ロール>あらゆる靴に対応する“基本形”
ロールアップの基本形「ひと折り」。ジーンズをスソ上げする場合は、1ロールしてブーツのアッパーに触れるか触れないかを目安にするのも◎

<ハングロール>最近人気のワイルドスタイル
最近、巷でよく見かけるのがこのハングロール。数回ロールアップし、それをブーツに引っ掛けるため、ブーツの存在感が増し、ワイルドな印象に。

<ブーツイン>旧きよきバイカースタイルを演出
往年のバイカーたちが好んだ方法。ある程度ハイトのあるブーツでないとサマにならないので注意が必要だ。脚のきれいな女性にもおすすめ。
 

ハーレー乗りなら機能とスタイルを兼ね備えたブーツを選ぶベシ!

ハーレー乗りの足元は何と言ってもブーツが定番。その理由は踏ん張りがきくこと、それに足首をしっかりと守ってくれることだ。ハーレー乗りにオススメなのは主に2種類、プルオンタイプとレースアップタイプだ。プルオンの中でも特にハーレー乗りに人気が高いのがエンジニアブーツ。このモデルは靴ひもを使わずに長靴のように筒状のシャフトに足を差し込んで履くタイプで、つま先の自由が利きやすいのが特徴だ。対するレースアップタイプは、靴ひもを編みあげるブーツで、足をしっかりと固定できる。

どちらも、もしもの時に足を守ってくれる堅牢性と操作性のよさを備えているうえ、ハーレーをコントロールしやすく、かつハーレー乗りらしいスタイルにもマッチするデザイン性を持っている。

ハーレー乗りためのブーツ選び5つのポイント

【1】好みなのはどんな形?
ブーツは高さや形、ソールなど、さまざまな仕様が存在する。その中から好みに合った一足を見つけるのは大変なので、手に入れる前にどんなものがいいかイメージを膨らませておこう。

【2】自分にあったハイトは?
シャフト(筒状の部分)の長さ(ハイト)によって、プロテクトされる範囲も変わる。短いほうが足首を動かしやすいので、どんなポジションで乗るかを考慮して選ぼう。

【3】ソールのパターンは?
ソールはゴム製のものが絶対的に踏ん張りがきく。慣れていれば、ヒールがあるものはステップにひっかけて乗るのもいいが、平らなクレープソールもハーレー乗りにはオススメ。

【4】ライナーは付いているか?
シンプルな一枚革のモノが多いけれど、ライナー(内貼り)付きのモデルのほうが、履き心地は断然良い。ただしシャフトの感触は硬くなるので好みに応じて選ぼう。

【5】つま先の形はどうなっている?
A.エンジニアは大抵、つま先を保護するスチールトゥが入っている。シフト操作に便利だが、高さもあるのでゴツイソールだとシフターの隙間につま先が入りにくくなってしまう。

ヘルメット選びのコツは「どう走るか?」で決まる

ハーレー乗りのヘルメットと言えば、クラシックなジェットタイプが何と言っても王道だ。とはいえ、最新のハーレーはパワーがあるぶん、スピードだって自在に出せる。だから高速道路など走行風を長時間受け続けるシチュエーションでは、風が顔に直接当たるジェットタイプだと、少々辛いシーンもある。そんな理由からか、スピードに強いフルフェイスを選ぶハーレー乗りもだいぶ増えてきた。それに女性にとっては顔が汚れないという利点もある。

でも、街中では視界が狭いし、ツーリング先では開放的なジェットのほうが景色も満喫できてやっぱり気持ちイイ。ヘルメットのフチがレザー張りなものもあったり、ペイントが素敵なものがあったり、こちらはこちらで物欲をそそる。つまり、自分のライディングスタイルによって選ぶヘルメットが変わってくるというわけ。それを踏まえてヘルメットの4つのタイプをご紹介しよう。

ヘルメットのタイプと特徴

【1】「ジェットヘルメット」
頭から耳を覆うように頬までをカバーする形状で、アイウエアなどを合わせるのに最適。ハーレー乗りにとって定番の形だ。

【2】「システムヘルメット」
一見フルフェイスの形状ながら、アゴを保護するチンガードが持ち上がり、ジェットヘルメットのように顔の前がフリーになる。

【3】「フルフェイス」
頭から顔まで頭部全体を覆う形のヘルメット。レース用からツーリング仕様まで、さまざまなデザインのものがある。

【4】「ヴィンテージスタイルフルフェイス」
1960年代にロードレースで使用されていたような形のフルフェイス。ヴィンテージモデルに乗る人に人気が高いスタイル。

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2019年07月30日

ハーレー乗りの必須アイテム。グローブは2種類あった方がいい

ハーレーに乗る時に必要な装備は、ヘルメットだけではない。手を守るグローブも重要なアイテムだ。「素手でも平気でしょ?」なんて思うのは間違い。バイクはグリップをひねって操作するものだから、長時間それを繰り返せば、手にマメができるぐらい擦れるし、まれに走行中に、跳ねた小石や虫が手に当たるだけでもかなり痛い。そんな思いをしたら、ハンドル操作に悪影響が出るのは想像できるだろう。

そして寒い季節に重要なのが、防寒としての役目。走行中は手に常に風が当たり、心臓から遠い手先は、最も冷えやすい部分になる。手がかじかんでしまったら、操作がままならなくなるのは当たり前だ。そんな理由で、グローブは春夏秋の3シーズン用と、冬用の最低2種類は用意したい。

【ヴィン&エイジ×クラブ・ハーレー】質感&着用感にこだわった春夏グローブは残りわずか!

【ヴィン&エイジ×クラブ・ハーレー】質感&着用感にこだわった春夏グローブは残りわずか!

2019年06月18日

春・夏・秋用グローブにオススメは「ショート&カットオフ」

冬以外の3シーズン用は、中綿のないもので充分。操作性にこだわったグローブ選びができる。好みによってだが、夏専用に指先をカットしたグローブを使う人もいる。真夏はグローブの中がムレるので、通気性に富んだ素材を使ったグローブを選んだ方がいいだろう。パンチングレザーやナイロンメッシュに滑り止め加工したものなど様々な種類がある。

冬用グローブにオススメは「ミドル&ロング」

冬用グローブは最低でも手首まで隠れるものを選んで、風の侵入を防ごう。手首の長いガントレットタイプなら最強だ。中綿は手の甲が厚く、手のひらは薄いものが操作しやすい。最近は中綿にハイテク素材を使っているものも多いく、保温性の高いモノや、雨は防いで浸入させず、汗は外に排出してくれるという夢のような素材を採用したものもある。

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『クラブハーレー』編集部がお届けするハーレーダビッドソン専門用語集

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2019年07月17日

 
 
(出典:『始めよう、楽しもう、ハーレーライフ!!』『ハーレーダビッドソン 2019年モデルのすべて』『ハーレー”なるほど”大辞典』『HARLEY DAVIDSON Riders Wardrobe』

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CLUB HARLEY 編集部

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「フツーのヒトが乗るちょっと特別なバイク、ハーレーダビッドソン」をテーマに、新車情報からカスタム、ファッションまで、ハーレーのあるライフスタイルを提案するNo.1マガジン。

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