ソフテイル ファミリーってどんなハーレー? 最新モデルや特徴、カスタムなど徹底紹介

ソフテイル(SOFTAIL)ファミリーの特徴

伝統的なハーレーのスタイリングを、現代の性能で蘇らせたソフテイル・ファミリー。2018年にフルモデルチェンジし、より現代的な乗り心地と装備になった。モデルのバリエーションも豊富で、キャラクターもそれぞれ異なっている。2019年モデルは「FXDR 114」「ソフテイルスリム」「デラックス」「スポーツグライド」「ストリートボブ」「ファットボーイ」「ローライダー」「ファットボブ」「ブレイクアウト」「ヘリテイジクラシック」の10車種をラインアップ。選択肢がさらに広がった。

「ソフティル」の名前の由来は乗り心地にあり

ソフテイルの最大の特徴は、そのフレーム形状にある。これは1957年以前のハーレーの、リアサスのないリジッドフレーム(※ハードテイルとも呼ばれる)の形状を、リアサスを備えたうえで再現したもの。乗り心地がハードじゃないということで“ソフトなテール=ソフテイル”が名の由来。ラインアップも、リジッドフレームのようなシルエットを生かしたルックスのモデルが多いというのも特徴だ。

新開発のデュアルバランサーで振動を軽減

ミルウォーキーエイトエンジンにはバランサーが入っているが、ツアラー用とソフテイル用の大きな違いはこのデュアルバランサーだ。ツアラーがフロント側に1つ付いているのに対し、ソフテイルはリア側にも備えている。これによってエンジンが発生する振動、特にアイドリングの回転域での振動を大幅に軽減。また、騒音を軽減するギアの採用により静粛性も向上している。

リアサスは1本、シート下へ配置したことで操舵性を向上

’17年モデルまでは車体の下に2本セットされていたリアサスを、シート下に配置して1本化。重量物であるサスをライダーに近づけることで、重心がバイクの中央付近に集中するので、より軽快に車体を操れるようになっている。

エンジンの排気量は2種類

2019年ラインアップに搭載されているエンジンは排気量1745ccの「ミルウォーキーエイト107」と、排気量1868ccの「ミルウォーキーエイト114」の2種類ある。「ミルウォーキーエイト107」は、「ファットボブ」「ストリートボブ」「ファットボーイ」「ローライダー」「スポーツグライド」「ヘリテイジクラシック」「ブレイクアウト」「ソフテイル スリム」「デラックス」に搭載。一方の「ミルウォーキーエイト114」は、「FXDR114」「ファットボブ114」「ファットボーイ114」「ヘリテイジクラシック114」「ブレイクアウト114」に搭載されている。見た目の違いは、ハイフロータイプのエアクリーナーを装備していることのみだが、走れば違いは歴然なので、乗り比べてみることをオススメする。

ハーレー エンジンの構造や歴史、魅力などを徹底解説

ハーレー エンジンの構造や歴史、魅力などを徹底解説

2019年07月29日

ソフテイル(SOFTAIL)ファミリー2019年モデルカタログ

FXDR114 ~従来モデルの枠を超えた、新スポーツクルーザー

パワフルなミルウォーキーエイト114を搭載。そして足まわりには倒立式のフロントフォークに加えて、リアにアルミ鋳造のスイングアームを採用するなど、スポーティな装備が特徴。全長とホイールベースがソフテイルの中でズバ抜けて長いにも関わらず、峠道では積極的にカーブを楽しめるスポーティなハンドリングを実現した。さらに三角断面の大きなマフラーや、フェンダーストラットを廃したシートカウル、セパレートハンドルを装備するなど、従来のハーレーにはない、新たな方向性を感じさせるモデルだ。

FXDR114のディテール紹介

カウル内にアルミサブフレームを追加することでフェンダーストラットを廃し、シートを装着。カウルのカバーを外すと、内部は小物入れになっている。

エンジンは同じソフテイルの114エンジンよりトルクフル。

アルミ鋳造スイングアームを採用。

フェアリング内側には小さな液晶メーターをセット。フォークに直付けされたハンドルもスポーティな表情を演出。

集合タイプのマフラーは、独特な三角断面のサイレンサーを採用。深いバンク角と同時にトルクアップも実現した。

大きくレイクした倒立フロントフォークには、軽量な19インチホイールとダブルディスクブレーキを組み合わせている。

240mmの極太リアタイヤながら、カーブで粘ることもなく操縦性はスムーズ。ホイールは迫力あるディッシュタイプ。

<ライディングポジション&足つき>※ライダー身長:171cm
セパレートハンドルと高いシートによって、ライディングポジションはかなり前傾でレーシー。シートが高く、幅もあるためにカカトが浮いてしまうものの、足つきに不安はない。

<Engine>
ミルウォーキーエイト114

<新車価格帯>
286万5000円~290万7000円

ファットボブ/ファットボブ114(FAT BOB/FAT BOB114)~たくましい足まわりを組み合わせた個性派~

前後16インチというハーレーの伝統的なホイールサイズを採用しつつも、ゴツいパターンのタイヤを組み合わせ、さらに倒立式のフロントフォークや角型のヘッドライトなどで斬新なスタイルに仕上げた。ハーレーのラインアップの中で他に似たモデルがないのはもちろん、モーターサイクルという広い視野で捉えても既存のカテゴリーには属さない、ユニークなスタイルが特徴。腰高なシートによってソフテイルらしからぬポジションや操縦性を生み出すなど、走るシチュエーションを選ばないスポーティさも備えている。

ファットボブ/ファットボブ114(FAT BOB/FAT BOB114)のディテール紹介

着座位置を高くするために肉厚なシートで嵩上げしている。

前後16インチのホイールには、デュアルパーパスを彷彿させる溝の深いタイヤを装備。倒立フォークや角型のLEDヘッドライトも、ファットボブの斬新なスタイルを作り出す要素だ。

プリロードを無段階で調整できるリアサスを採用。シート右下には、それを調節するためのダイヤルを備えている。

後方が跳ね上がるアグレッシブなデザインのマフラー。鈍く光るステンレスのような質感のヒートガードも個性的。

小ぶりなコンソールにスピードメーターを備えたタンクは専用設計されたもの。カタチもスリム&スタイリッシュ。

ドラッグバーハンドルは、クランプ部が太く、グリップに向かって細くなるテーパードタイプでスポーティに演出。

<ライディングポジション&足つき>※ライダー身長:171cm
ドラッグタイプのハンドルに、あえて肉厚なシートを合わせることで、スポーツバイクのようなライディングポジションを実現。腰高なシートだが、足つきは不安のないレベル。

<Engine>
ミルウォーキーエイト107
ミルウォーキーエイト114

<新車価格帯>
107:220万9900円~225万1900円
114:249万円600~257万3600円

ストリートボブ(STREET BOB)~シンプルさが際立つ、軽快なチョッパー~

余計なモノを徹底して排除し、短くカットしたデザインのリアフェンダーやミニエイプハンドルによって、チョッパー風スタイルに仕上げたモデル。シンプルがゆえに価格もリーズナブルで、ソフテイルファミリーの中でも最もオーソドックスなモデルといえる。ステップ位置もフォワードタイプではなく、自然な位置にくるミッドコントロールを採用。そのため、自然なライディングポジションで車体を持て余すことがなく、走りを積極的に楽しめることも特徴だ。チョッパー的なルックスはもちろん、軽快な走りも魅力。

ストリートボブ(STREET BOB)のディテール紹介

ハンドルクランプと一体型の小ぶりなデジタルメーターでハンドルまわりは極めてシンプル。

小ぶりでシンプルなソロシートを採用。肉厚なので乗り心地もいい。

短くカットしたデザインのフェンダーを装備。テールランプはウインカーと一体型。

ヘッドライトは最新のLEDを採用。オールドスクールなスタイルのストリートボブにも、違和感のないデザイン。

チョッパー定番の小ぶりなタンクは、シンプルなデザインだが容量は13.2リットルあるのでロングツーリングにも対応。

ステップにはミッドコントロールを採用。街中を軽快に走るチョッパーにはベストなポジションといえるだろう。

フロントフォークとホイールを黒くして表情を引き締めた。19インチホイールによるニュートラルな操縦性も魅力。

<ライディングポジション&足つき>※ライダー身長:171cm
ステップの位置が高いので、ポジションは意外とコンパクト。余計なモノがいっさい付いていないので、車重がソフテイルの中で最も軽く、とても乗りやすい。足つきもベッタリ。

<Engine>
ミルウォーキーエイト107

<新車価格帯>
180万2000円~188万2000円

ファットボーイ/ファットボーイ114(FAT BOY/FAT BOY114)~モダンテイストを極めた極太タイヤモデル~

ウイリー・G・ダビッドソンがデザインを手がけ1990年にデビューした“ファットボーイ”。ハーレーの伝統的な前後16インチホイールの旧車風シルエットに、爆撃機をイメージしたシルバーの外装、当時は珍しかったディッシュホイールを採用してカスタムテイストを強く打ち出した。その後、モデルチェンジを重ねるうち、モダンさが強調されていった。その現行モデルは、フロントとリアに極太タイヤを採用するなど、近未来感を極めたデザイン。107エンジンと114エンジンのバリエーションがあることも特徴だ。

ファットボーイ/ファットボーイ114(FAT BOY/FAT BOY114)のディテール紹介

リアタイヤは極太サイズの240mmを採用。それに伴ってリアフェンダーは深いタイプではなく、ショートタイプに。

フロントタイヤとしては異色の160mmサイズを採用。そのためトリプルツリーなどのフロントまわりはファットボーイの専用設計品。

装備されたリアショックは、右側のサイドカバー部分にあるダイヤルを回すことでプリロードを無段階で調整可能。

タンクにはファットボーイ専用エンブレムをあしらっている。タンク上部のドリルドされたプレートもモダン風味。

ハンドルは幅広ながら程よい高さ。この角度から見ると、トリプルツリーの異常なまでのワイドさが伝わるハズだ。

ファットボーイ伝統のディッシュホイールは健在。深いリムに入れられたスリットが、力強いイメージを強調する。

<ライディングポジション&足つき>※ライダー身長:171cm
幅広だが、丁度いい高さのハンドルによって、上半身が起きた姿勢に。ステップボードを採用しているので、下半身の自由度は高い。車高も低いので足つきはノープロブレム。

<Engine>
ミルウォーキーエイト107
ミルウォーキーエイト114

<新車価格帯>
107:236万4400円~244万4400円
114:264万2100円~272万5100円

ローライダー(LOW RIDER)~歴史的名車“ローライダー”のイメージを継承~

ウィリーGによるプロデュースで1977年に登場した名車“FXSローライダー”。ドラッグレーサーを彷彿とさせるロー&ロングなスタイル、そして当時のスポーツモデルのような本格的な装備で爆発的にヒットした。その現行モデルは、初代ローライダーを彷彿させるバイザーやタンク上部に縦に並んだメーターなど、アイコン的なディテールを残しつつも、大きくプルバックしたハンドルによって、スポーティというよりもスタンダード的な位置づけになった。非常に乗りやすく、ビギナーにもオススメなモデルだ。

ローライダー(LOW RIDER)のディテール紹介

LEDヘッドライトの上部には昔懐かしいバイザーを採用。このディテールに往年のハーレーらしさを感じる人も多いハズ。

スピードとタコメーターが縦に2つ並んだタンクコンソールも、ローライダーならではの装備だ。

リアタイヤを覆うフェンダーとベーシックなテールライト。今でこそ少なくなったが、これもハーレーらしい部分。

ライダーの腰を包み込むような形状のシートは、十分な肉厚で座り心地は良好だが、パッセンジャー側は小さめだ。

19インチのホイールはローライダーだけの専用品。リアは16インチで、スポーティなハーレーの王道サイズだ。

大きくプルバックしたハンドルを装備。身体の近くにグリップがくるので、非常にリラックスしたポジションになる。

<ライディングポジション&足つき>※ライダー身長:171cm
大きくプルバックしたハンドルとミッドコントロールのステップによって、腕にゆとりがあるリラックスしたポジション。肉厚なシートだが足つきは良好。不安はないハズだ。

<Engine>
ミルウォーキーエイト107

<新車価格帯>
201万2900円~205万4900円

スポーツグライド(SPORT GLIDE)~脱着可能な装備が特徴のスポーツクルーザー~

小ぶりなフェアリングと容量十分なサドルバッグを備えた“スポーツグライド”。この装備は、工具を使わず簡単に着脱することが可能で、取り外せばまったく違った印象のハーレーに変身するというユニークなモデルだ。足まわりには径43㎜の倒立フロントフォークと、無段階でプリロード調整ができるリアショックを装備して、アグレッシブな走りにも対応。ツーリング ファミリーよりも格段に扱いやすい車格、そしてもっとスポーティに走りたいという要望を満たす足まわりを備えたスポーツクルーザーだ。

スポーツグライド(SPORT GLIDE)のディテール紹介

サドルバッグはワンタッチのレバーで素早く開閉。バッグ本体もクイックリリース機構によって、ものの数秒で車体から取り外せる。

ミニサイズのフェアリングは、クイックリリース構造の留め具でフォークに固定。工具を使わずに簡単に着脱できる。

ツーリング ファミリーの特徴的な“バットウイングフェアリング”を、そのまま小さくしたようなユニークな形状。

フォワードコントロールタイプのステップを採用。高さを抑えたハンドルと相まって、ポジションはスポーティだ。

倒立タイプのフロントフォークを採用。フロントまわりの剛性が向上し、ワインディングでもスポーティな走りが可能だ。

集合タイプのマフラーを採用。サイレンサーを若干持ち上げたシルエットにすることで、バンク角を稼いでいる。

<ライディングポジション&足つき>※ライダー身長:171cm
フォワードタイプのステップと低めのハンドルによって若干前傾姿勢になるスポーティなライディングポジション。シート高も低く抑えられているので足つきに不安はないだろう。

<Engine>
ミルウォーキーエイト107

<新車価格帯>
229万5700円~237万8700円

ヘリテイジクラシック/ヘリテイジクラシック114(HERITAGE CLASSIC/HERITAGE CLASSIC114)~ハーレーの伝統的なシルエットを再現~

1949年に登場した“ハイドラグライド”のスタイルを再現しているのがこの“ヘリテイジ クラシック”。走りが魅力のソフテイルフレームに、リジッドフレーム時代のハーレーのデザインを落とし込んでいるのが特徴だ。スタッズで飾られたサドルバッグとシート、そして伝統的な16インチサイズの前後ホイールにフルスカートフェンダーという組み合わせは、旧きよき時代のハーレーそのもの。そんな歴史あるスタイルを踏襲しつつも、最新のLEDヘッドライトを採用するなど、旧さと新しさが見事に融合している。

ヘリテイジクラシック/ヘリテイジクラシック114(HERITAGE CLASSIC/HERITAGE CLASSIC114)のディテール紹介

シンプルな造形のサドルバッグはボタンを押すだけで簡単オープン。カギ付きなので安心だ。また、シートとバッグは黒いスタッズで装飾されている。

着脱可能なシールドとフォグランプを備えた豪華なLEDライトを装備。

往年のディープフェンダーに16インチのホイールを採用。黒いフロントまわりとリムも’40年代の旧車を彷彿させる。

ミニエイプハンガーに通じる形状のハンドルを採用。高さやグリップ位置もベストで、乗りやすさに貢献している。

ベーシックな形状のテールランプを装備。フェンダーの端に配されたクロムのチップも、昔ながらのディテールだ。

エンブレムは、’40年代後半のデザインをオマージュしたもの。キーレスなのでコンソールはシンプルな表情だ。

<ライディングポジション&足つき>※ライダー身長:171cm
程よい高さのハンドルと、ハーレーならではのステップボードが織りなすポジションは、至って自然なもの。足つき性も良好なので、ソフテイルの中でも扱いやすいモデルといえる。

<Engine>
ミルウォーキーエイト107
ミルウォーキーエイト114

<新車価格帯>
107:254万6200円~262万6200円
114:282万3900円~290万6900円

ブレイクアウト/ブレイクアウト114(BREAKOUT/BREAKOUT114)~ロー&ロングなフォルムと極太リアタイヤが個性を主張~

リアタイヤに240mmという極太サイズ、そしてフロントホイールには21インチの大径サイズを採用。フロントフォークを大胆に寝かせた、まるでドラッグレーサーのようなロー&ロングなフォルムが特徴。ドラッグバーと呼ばれる一文字のハンドルと足を前方に投げ出すフォワードステップによる独特なライディングポジションをはじめ、スリムなタンクや専用デザインのホイール、そしてLEDライトなど、まるでカスタムマシンさながらのディテールをもつ。107エンジンと114エンジン搭載モデルが選択可能だ。
※写真は一部アメリカ仕様です

<Engine>
ミルウォーキーエイト107
ミルウォーキーエイト114

<新車価格帯>
107:248万6600円~252万8600円
114:276万4300円~284万7300円

ソフテイル スリム(SOFTAIL SLIM)~いにしえの“ボバー”を現代に復活~

前後のフェンダーを短くカットし、必要のないパーツを潔く撤去したシンプルな装備は、第2次世界大戦後に流行した“ボバースタイル”そのもの。これは当時のレーシングマシンを真似て、バイク好きが思い思いに愛車を改造して誕生したカスタムのルーツといわれるスタイル。最近ではこれが世界的にブームとなっているのだ。“ソフテイル スリム”は、旧車をイメージして細いリアタイヤを採用。これによりニュートラルな操縦性を実現した。また、シンプルな装備のため車体重量も軽く、乗りやすいこともポイント。
※写真は一部アメリカ仕様です

<Engine>
ミルウォーキーエイト107

<新車価格帯>
229万3700円~233万5700円

デラックス(DELUXE)~ノスタルジックな外観にモダンなデザインをプラス~

佇まいは1949年に登場した“ハイドラグライド”をモチーフにした“ヘリテイジ クラシック”に似ているが、このモデルは、低くワイドなハンドルやサドルタイプのシート、そしてホワイトリボンタイヤに’40年代のモデルに採用されていた“トゥームストーン”と呼ばれるテールランプなどを装備。さらにクロムパーツをふんだんに使用するなど、名前の通りにデラックスな仕様。また、操縦性も素直で乗りやすいうえに、ヘリテイジよりも装備が少なく、重量も10kg以上軽量。ビギナーにもオススメなモデルといえる。

<Engine>
ミルウォーキーエイト107

<新車価格帯>
246万5400円~254万8400円

ソフテイル(SOFTAIL)ファミリーカスタムファイル

伝統的なハーレーのスタイリングを現代の性能で蘇らせたソフティルファミリーは、シルエットが実にハーレーらしく、モデルのバリエーションも豊富。当然、カスタムを楽しむ人には人気のファミリーだ。街ゆくカスタム車を見て、「かっこいいな、自分もやってみたいな……」と思ったらまずはどんなスタイルにしたいのかをイメージすることが大切。そこで、お手本にしたくなるソフティルのカスタムハーレーをご紹介しよう。

シンプルさの中に、オリジナリティを演出(ベース:’16 FXSB ブレイクアウト)

ブレイクアウト本来のシルエットを残しつ、主要なパーツはなるべくハーレー純正とPMの2メーカーに絞って全体の統一感をキープ。やり過ぎにならず、それでいてしっかりと個性が主張できるオトナの一台に仕上がっている。
>>カスタムストーリ、各ディテールやビルダーなど詳しくはこちら

クラシックとハイテックを融合させた一台(ベース:’10 FLSTC ヘリテイジソフテイルクラシック)

ノーマルフレームに手を入れることなく、外装のアレンジでまったく別モノに生まれ変わらせた一台。元の姿を想像できないくらいにスタイルを変えながら、フレーム加工などの安全性のリスクを負ってないのが特徴。
>>カスタムストーリ、各ディテールやビルダーなど詳しくはこちら

“シンプルに美しく”を具現化した一台(ベース:’13 FXS ブラックライン)

映画『イージー★ライダース』に出てくるチョッパーのイメージでカスタムをスタート。スリムなFXSのリアを260mm化するため、スイングアームをワイドな物に変更するなど、往年のチョッパースタイルをイメージしつつ、最新のパーツを選んで現代的なカスタムを作り上げている。
>>カスタムストーリ、各ディテールやビルダーなど詳しくはこちら

ソフテイルカスタム車を一挙紹介!

ソフテイルカスタム車を一挙紹介!

2019年08月02日

新旧ストリートボブ対決!ダイナVSソフテイルどっちがおもしろい?

2017年モデルを最後に販売終了となったダイナファミリーは、今でも中古市場やカスタムベース車両として根強い人気を誇る。現在、その流れを組むのはソフテイルファミリーだ。そこで、新旧ストリートボブを用意して乗り比べてみることに。ダイナとソフテイルは乗り比べると一体どんな違いがあるのか? いろいろなシーンでそれぞれの特徴と魅力を分析してみたぞ。

乗り比べたのはこの2台

DYNA(ダイナ):2006 FXDBI ダイナ ストリートボブ

吸排気系をS&S製エアクリーナーとスクリーミンイーグル製マフラーに交換し、デバイスにはディレクトリンクを使って、横浜の「パインバレー」にてチューニング。エンジンの排気量は1450ccだが、ギアは6速だ。

SOFTAIL(ソフテイル):2018 ストリートボブ

2017年までのダイナ&ソフテイルが統合され、新しく生まれ変わった2018年型ソフテイル。この車両は「ハーレーダビッドソン新宿」の試乗車で、エンジンガードやピリオンシートを追加している。

現代車と旧車というほど圧倒的な差があった!

ダイナとソフテイルのストリートボブ。その乗り味は、まったく別のモデルというほどに違いがあった。同じなのは名前だけだ。エンジンは、ダイナがツインカム88、ソフテイルはミルウォーキーエイト。どちらも燃料供給方式はインジェクションだが、レスポンスがまったく違った。アクセルを開け始めると一瞬空白があった後、ズダダダダッと加速するダイナに対し、ソフテイルは俊敏。

最も違ったのは足まわりで、ソフテイルはブレーキが圧倒的によく利く。これは単にブレーキの性能だけでなく、サスの性能差も要因だろう。すべにおいて、ソフテイルは現代モデル、ダイナは旧車というほど違いがあった。とはいえ、完成されていない荒削りな魅力がダイナには確実にある。どちらが好みかは、乗り手次第だ。

【1】取り回しのしやすさ

どちらも車重はほとんど変わらないが、ダイナは重心の位置が低く、ソフテイルは重心が車体の中央近くにある。そのため、両車を比較すればダイナは引き起こす時に重く、ソフテイルは直立時にふらりと軽く感じられるが、実際はほぼ大差なし。

【2】エンジンの鼓動

ラバーマウントのダイナは、エンジンとフレームの間にゴムを介している構造上、振動に合わせてエンジンが揺れる。この揺れは高回転になるほど収束するものの、バランサー入りの新型ソフテイルに比べれば、鼓動はダイナミックそのもの。ソフテイルにも鼓動感はあるものの少々希薄だ。

【3】直進時の安定感

振動を打ち消すバランサーを装備したソフテイルだけに、走行中の快適性はバツグン。前後サスやブレーキの性能はダイナと比べるのが申し訳ないほど進化を遂げていて、現代のバイク的乗り味。対してダイナは年式が旧いだけに各部のヘタリもあるだろうが、とにかく旧車的な乗り味だ。

【4】カーブの曲がりやすさ

前後サスがよく動くうえに、重心位置も車体の真ん中に近いソフテイルは、ダイナと比較することがナンセンスなほど曲がりやすい。かといってダイナが曲がりにくいということではない。ダイナも曲がりやすいが、乗り味が前時代的。単純に性能でいえばソフテイルのほうが上手だが、ハンドリングは好みの部分も大きい。

ハーレーダビッドソン&ソフテイル専門用語集

奥の深いハーレーダビッドソンの世界だからこそ、独特な専門用語がある。そこで今回ご紹介してきた内容から、知っているとためになる専門用語をチョイスして解説。ハーレーにはこれ以外にも知っておきたい専門用語がたくさんあるので、もっと知りたくなったら「ハーレー専門誌『クラブハーレー』編集部がお届けするハーレーダビッドソン専門用語集」を見てみよう。きっと発見がいっぱいだ!

<バットウイングフェアリング(ウインドシールド)>

’69年にオプションパーツとして登場。’71年より標準装備された。コウモリの翼のような形状から「バットウイング」と名付けられた。日本ではヤッコ凧に似ていることから「ヤッコカウル」とも呼ばれる。’14年モデルからデザインが変更され、空力性能が向上。

<クランプ>

2本のライザーの上部が一体式になっているもの。ドレスアップパーツとしてもさまざまなデザインのものがラインアップされているが、走行時に自分の視界に入る部分なのでこだわりパーツとも言える。

<シッシーバー>

シート後部に装着するバーのことで、荷物をくくり付けたり、後ろに乗る人の背もたれにもなって便利。チョッパーカスタムの車両に取り付けられることが多く、ヴィンテージから現行までさまざまなデザインのシッシーバーが存在する。臆病モノを意味する“シッシー”が語源となっている。

<スイングアーム>

リアホイールを支える車体部品で、サスと併せて路面からの衝撃を吸収する役割がある。ハーレーとしては、’52年の「モデルK」で初採用され、ビッグツインモデルでは’58年の「デュオグライド」から採用されていて、いまに至る。

<ダブルディスク>

ブレーキディスクをキャリパーが挟むことでバイクを止める、ディスクブレーキをタイヤの左右にひとつずつ装備したブレーキシステム。レーシーなモデルやエンジンをパワーアップしたり、車重が重い車両など、より制動力が必要な場合に向いている。ノーマルでは’77年式ローライダーに初採用された。

<トリプルツリー>

フロントフォークを支える三角形のトップブリッジ、アンダーブラケット、それをつなぐステムシャフトから構成されるパーツ。三つ又と呼ばれることもある。

<ヒートガード>

エンジンをかけているとかなりの高温になるエキゾーストパイプ。バイクに跨るライダーの身体に触れやすい部分の火傷を防止するために取り付けるカバー。

<フェアリング>

空気抵抗を減らすために取り付けられるカウル、風防。フェアリングの内側(ライダー側から見える部分)をインナーフェアリング、左右のエンジンガードに装着する部分をロワフェアリングという。ロワフェアリングは足元に流れる風を調整する効果を持つ。

『クラブハーレー』編集部がお届けするハーレーダビッドソン専門用語集

『クラブハーレー』編集部がお届けするハーレーダビッドソン専門用語集

2019年07月17日

 
 
(出典:『始めよう、楽しもう、ハーレーライフ!!』『ハーレーダビッドソン 2019年モデルのすべて』『ハーレー”なるほど”大辞典』『HARLEY-DAVIDSON CUSTOM BOOK Vol.4』

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CLUB HARLEY 編集部

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「フツーのヒトが乗るちょっと特別なバイク、ハーレーダビッドソン」をテーマに、新車情報からカスタム、ファッションまで、ハーレーのあるライフスタイルを提案するNo.1マガジン。

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