ツーリングファミリーってどんなハーレー? 最新モデルや特徴、カスタムなど徹底紹介

ハーレーが展開するファミリーのうち、アメリカ大陸を横断するような長距離ツーリングに対応したツーリングファミリーは、快適な乗り味に加え、これぞハーレー! という堂々としたスタイリングも魅力。2019年式からは114ciミルウォーキーエイトエンジンを採用し、新型インフォテインメントシステムを搭載。ハーレーのフラッグシップともいえるファミリーだ。

ツーリング(TOURING)ファミリーの特徴

アメリカ大陸を快適に走破するためのモーターサイクル

今でこそ、いくつかのメーカーからロングツーリングを可能にするバイクが発売されているが、排気量が大きなエンジンと太いタイヤ、風圧を軽減するフェアリング、荷物を収納するバッグを組み合わせたのは、ハーレーが元祖。それだけに、長距離を走っても快適で疲れにくく、さらに退屈しないようにするさまざまな工夫が凝らされている。

快適な走りを追求して進化

1941年「排気量を拡大し、16インチホイールを標準採用」

<FL1200>
アメリカが第2次世界大戦に参戦する直前に発売されたFL1200は、OHVエンジンの排気量を1000ccから1200ccに拡大。さらに、前後18インチのタイヤサイズを、クッション性の高いワイドな16インチに変更。余裕のエンジン性能と快適な乗り心地を手に入れた。

1949年「油圧式のフロントフォークを採用」

<FL ハイドラグライド>
油圧(=ハイドロ)式のテレスコピックフォークを採用。それまでの摩擦式のダンパーとむき出しのフォークスプリングを組み合わせていたスプリンガーフォークに勝るスムーズさで、乗り心地がよくなっただけでなく、高速走行での安定性も格段に向上した。

1958年「リアサスとスイングアームを装備」

<FL デュオグライド>
クッション性のあるタイヤと可動式のシートで乗り心地を確保していたハーレーが、リアにスイングアームを備えたのは1958年のFLから。前後にサスペンションを装着し、滑る(=グライド)ような乗り心地を実現したことから、デュオグライドと名付けられた。

1980年「ラバーマウントフレームを採用」

<FLT ツアーグライド>
エンジンの振動は、心地よく感じる反面、長距離ツーリングでは疲労の原因となる。そこで、1980年に登場したFLTツアーグライドでは、クルマのようにゴム(=ラバー)を介してエンジンを車体に搭載するラバーマウントフレームを採用し、快適さがさらに向上。

現行モデル「操舵性と堂々としたスタイリングを両立」

<ストリートクライドスペシャル>
2000年代のはじめ、アメリカ西海岸でサドルバッグを備えたツーリングモデルの車体をローダウンするとともに、大径ホイールを組み合わせたバガースタイルが流行。それを採り入れたのが、2006年に登場したストリートグライドだ。2015年にはオーディオを上級モデルと同じ仕様にアップグレードしたストリートグライドスペシャルへと発展し現在に至る。

荷物を満載してもビクともしないフレーム。エンジン性能の向上に合わせてフレームも強化。

フェアリングは防風性の高いものに

<バットウイングフェアリング>
1970年代のエレクトラグライドから受け継がれているバットウイングフェアリング(いわゆるヤッコカウル)。現行モデルでは、開閉式のベンチレーターを備える。

<シャークノーズフェアリング>
1980年式FLTツアーグライドで採用された大型カウル。直接フレームに取り付けられる構造のためハンドルまわりが軽く、操縦性が軽快なのも特徴だ。

モニターでナビが使えるようになった

ロードキング以外のツーリングモデルはインナーカウルにモニターを内蔵しているが、そこにナビを表示することができなかった。2019年モデルよりApple Car Playに対応し、iPhoneと接続すればナビとして使用することが可能になった。

ツーリング(TOURING)ファミリー2019年モデルカタログ

ストリートグライド(STREET GLIDE)~重装備のツアラーをスタイリッシュにアレンジ~

ツアーパックを取り外して、スリムなシートに交換。さらにフェアリングのシールドを短いものに交換するなど、重厚なツアラーをシンプルかつ、スタイリッシュにする“バガー”と呼ばれる流行のカスタムを採り入れて2006年にデビュー。フロントに19インチという大径サイズのホイールを採用し、クイックな操縦性も実現。ツアラーらしからぬスマートでスタイリッシュな見た目と、ロングランをラクにこなせる性能はそのままに、より軽快な走りが楽しめるツアラーとして、多くのファンに支持されている。

ストリートグライド(STREET GLIDE)のディテール紹介

ハーレー伝統のカタチといえるフェアリングは、短いウインドシールドによってスマートな印象に。

シンプルな形状ながら、ホールド感の高いシートを採用。

テールランプ機能を併せ持つウインカーによって、リアまわりはスッキリした印象だ。

ツアーパックを外すと目立つ、サドルバッグとリアフェンダーの隙間に、モールドを装備してスマートな見た目に。

長距離もラクにこなせるツアラーのタンクは、22.7リットルの大容量。ロングラン時には給油の回数が少なくて済む。

通常はハンドルに装備されるミラーをフェアリング内側に装着。特徴的なハーレーのフェアリング形状が際立った。

大径の19インチホイールで、重厚なツアラーのフロントまわりがスッキリ。これにより軽快なハンドリングも実現。

<ライディングポジション&足つき>※ライダー身長:171cm
高さを抑えたスリムなシートのおかげでポジションはウルトラ系よりコンパクト。フェアリングを装備したツーリングファミリーの中で最も車重が軽く、取り回しは比較的容易だ。

<Engine>
ミルウォーキーエイト107

<新車価格帯>
299万8000円~317万2000円

ストリートグライド スペシャル(STREET GLIDE SPECIAL)~バガーらしいディテールでカスタム色を強調~

メーカーが作ったカスタムといえる“ストリートグライド”を、さらに精悍に、そしてスタイリッシュにアレンジした名前の通りに“スペシャル”なモデル。エンジンをはじめ、各部をブラックアウトしたパーツで引き締めて迫力を増したほか、マフラーを覆い隠すように底面をストレッチした形状のサドルバッグ、さらに軽快さを強調したデザインのホイールを採用するなど、バガースタイルならではのフォルムを強調。また、リアホイールを18インチに大径化することで、ツアラーらしからぬ軽快な走りも実現した。

ストリートグライド スペシャル(STREET GLIDE SPECIAL)のディテール紹介

スペシャルに搭載される大排気量の114エンジンは、見た目の違いがわかりやすいブラック仕上げ。しかしプッシュロッドやロッカーカバーの一部をクロムに、さらにマフラーはマットブラックにするなど、各部の質感を変えて見た目を引き締めている。

フロントまわりは、ヘッドライトナセルに至るまで、すべてブラックで統一。これによって、外装のカラーリングがいっそう際立った。

タンクコンソールもブラック。また、フェアリングの内側もブラック塗装でツルツルに仕上げることで質感を向上。

スポークを極限まで細く、そして本数を増やしたホイールを採用。フロントまわりの軽快感が強調されるデザイン。

バッグの底をマフラーに被さるぐらい延長して車体の低さを強調。バガーカスタムで定番の手法を採り入れている。

<ライディングポジション&足つき>※ライダー身長:171cm
ストリートグライドと比較してライディングポジションに大きな変化はないものの、車高が若干低くなっているため、足をつきやすい。ウインドシールドが低いので視界も良好。

<Engine>
ミルウォーキーエイト114

<新車価格帯>
328万3800円~345万7800円

ロードキング(ROAD KING)~最もベーシックな、フェアリングのないツアラー~

ツーリングファミリーの中で、最もシンプルな装備のモデル。フェアリングのないベーシックなスタイルが最大の特徴で、このルックスは「キング・オブ・ハイウェイ」と呼ばれた1960年代のFLHを彷彿させるもの。車名の“ロードキング”も、そんな名車をオマージュしたものだ。伝統を大切にするハーレーならではのモデルだが、クラシカルなのは見た目のみ。中身は他のツーリングモデルと同様に長距離ランを快適にこなせる性能を備えている。フェアリングがないぶん、開放的な気分が味わえることも魅力だ。

ロードキング(ROAD KING)のディテール紹介

ウインカーと一体式のテールランプが多い中、フェンダーの中央にベーシックなテールランプ、そして大きなウインカーを装備。これぞ往年のハーレーだ。

ライトを覆う重厚なナセルカバーが特徴。’60年代から変わらないハーレーらしいディテールだ。

シールドは工具を使わずに着脱可能。その日の気分やツーリングのルートに応じてフロントまわりの表情を変更できる。

ハンドルは適度なアップタイプ。メーターやメインスイッチをタンクの上に備えているのも昔ながらのディテール。

ウルトラ系よりも肉薄だが、腰のホールド感は十分で座り心地も良好。スタッズで装飾しているのも’60年代的だ。

ウルトラリミテッド等と同じデザインのホイールを採用。ブレーキはダブルディスクで、当然ながらABSを装備。

<ライディングポジション&足つき>※ライダー身長:171cm
他のツーリングモデルと比較して、高めのハンドルを装備。いかにもハーレーな感じの堂々とした姿勢が保てる。足つき性がよく、車重も重すぎないため取り回しも難しくはない。

<Engine>
ミルウォーキーエイト107

<新車価格帯>
290万3000円~307万7000円

ロードキング スペシャル(ROAD KING SPECIAL)~流行のカスタムでベーシックなスタイルを一新!~

旧きよき時代のハーレーをモチーフにして誕生した“ロードキング”だが、こちらは流行のカスタムを施すことで、現代的なカッコよさを加えたモデル。114エンジンや足まわりにブラックのパーツを多用して全体をダークにまとめながら、ストレッチしたサドルバッグなど、見た目のアクセントになるパーツを用いることで、往年のハーレーから人気のバガースタイルへと生まれ変わっている。フロント19インチの大径ホイールや、ウインドシールドを取り去った潔さなど、ストリートをクールに走りたい人にオススメだ。

ロードキング スペシャル(ROAD KING SPECIAL)のディテール紹介

ロードキングのエンジンはクロム仕様だが、スペシャルはブラック仕様であることに加えてパワフルな114エンジンを搭載。OHV方式のエンジンならではのプッシュロッドをクロムにすることで、メリハリある見た目と同時にハーレーらしさも主張する。

フロントまわりもブラック仕様。フォグランプや大きなウインカー、さらにウインドシールドを撤去してシンプルな表情。

ミニエイプハンドルを装備。タンクコンソールも黒くして、またがった時にクロムが視界に入らない硬派っぷり。

スポークの本数が多い、その名も“タービンホイール”を採用。フロントを19、リアを18インチにサイズも変更。

バガースタイルで人気のストレッチサドルバッグを装備。テールランプはウインカー一体式でカスタム感を強調。

<ライディングポジション&足つき>※ライダー身長:171cm
ロードキングとほぼ同じながら、ウインドシールドやフォグランプのないフロントまわりによる解放感は格別。シート高も若干低くなっているので、足つきも不安のないレベルだ。

<Engine>
ミルウォーキーエイト114

<新車価格帯>
317万4600円~334万8600円

ロードグライド スペシャル(ROAD GLIDE SPECIAL)~軽快さを強調した、スタイリッシュなツアラー~

デュアルヘッドライトを装備した独特なデザインのフェアリングと、流行のバガースタイルで人気の“ロードグライド”。それをベースに114エンジン搭載に加え、各部をブラックアウトするなど、さらにカスタムテイストを強調したモデルがこの“ロードグライド スペシャル”だ。デザイン性の高いホイール、そしてマフラーを隠すようなデザインのサドルバッグで、スタイリッシュに。さらに、外装パーツ以外のほとんどの部品を黒くすることで、シンプルながら、メリハリの利いたルックスに仕上げられている。

ロードグライド スペシャル(ROAD GLIDE SPECIAL)のディテール紹介

どっしりと重厚なリアまわりに対して、フロントはすっきりしたデザインのホイールを採用して軽快感をアピール。

マフラーを隠すような造形のサドルバッグを装備。これによってリアまわりの低さが強調され、バガーらしい迫力あるルックスを実現。

徹底的に黒で統一。ボリューム感あふれるフェアリングに軽快なデザインのホイールでメリハリのあるルックスを実現。

手前に大きく引かれたハンドルを採用。大柄なツアラーだが、またがれば大きさを感じさせない自然なポジション。

ブラック塗装によって仕上げられたインナーフェアリングが高級感を演出。タンクコンソールもブラックで統一。

エンジンやエアクリーナーもブラック仕上げ。フレームに取り付けられたエンジンガードも黒で統一されている。

<ライディングポジション&足つき>※ライダー身長:171cm
深く座れるシートと手前にプルバックしたハンドルにより、ゆったりと乗れるポジションを実現。シートの幅が広いものの、足つきは問題なし。また、重心が低いので恐怖感はない。

<Engine>
ミルウォーキーエイト114

<新車価格帯>
328万3800円~345万7800円

ロードグライド ウルトラ(ROAD GLIDE ULTRA)~“ウルトラ”の装備を奢った2眼ツアラーの最上級モデル~

大型のフェアリングをフレームに固定することで、軽快なハンドリングを実現した“ロードグライド”に、ロワーフェアリングとツアーパックという、ウルトラ系の装備を加えたモデル。最大の特徴は“シャークノーズフェアリング”。デュアルヘッドライトの近未来的な顔ツキ、そしてロードグライドならではの安定感ある走りで、玄人なハーレー乗りから愛されている。“バットウイングフェアリング”とは異なり、ダイレクトにハンドルで風を受け止めないので長時間乗っても疲れにくい。ロングツーリング派にオススメだ。

ロードグライド ウルトラ(ROAD GLIDE ULTRA)のディテール紹介

左右のサドルバッグとツアーパックによって大容量の積載スペースを確保。ツアーパックの上にはキャリアも備えている。

足元からの走行風を防いでライダーの疲労を軽減するロワーフェアリング。左右それぞれの内部にはラジエターが収められている。

フェアリング右のボックスには、USBポートを装備。意外に大きくiPhoneの収納はもちろん、多目的に使える。

個性的な顔ツキを印象づける“シャークノーズフェアリング”を装備。空力特性が優れていることもポイントだ。

ちょうどウインドシールドの付け根にエアインテークを装備。ここを開けると頭のあたりに走行風を導入できる。

ライト両脇にもエアインテークを装備。開閉することで、フェアリングの巻き込みによって発生する乱気流を軽減。

<ライディングポジション&足つき>※ライダー身長:171cm
アップライトなうえに、手前に絞り込まれたハンドルによって、上半身が起きた姿勢になる。足つき性も悪くないが、ベッタリとは届かない。重量もかなり重いので少々恐怖だ。

<Engine>
ツインクールド ミルウォーキーエイト114

<新車価格帯>
386万7800円~404万1800円

ロードグライド(ROAD GLIDE)~硬派な走り屋に支持されているツアラー~

フロントホイールを19インチに大経化し、さらにショートタイプのウインドシールドを採用した、メーカー製の“バガーカスタム”モデル。インパクトある顔ツキの“シャークノーズフェアリング”を備えていることが最大の特徴で、これは、ステアリングに固定される“バットウイングフェアリング”とは異なり、フレームにマウントされているために安定感が強く、カーブでも軽快な操縦性が際立つ。“ロードグライド ウルトラ”よりも40kg以上車重が軽量なので運動性も高く、ダイナミックな走りが楽しめる一台だ。

<Engine>
ミルウォーキーエイト107

<新車価格帯>
299万8000円~317万2000円

ウルトラ リミテッド(ULTRA LIMITED)~二人乗りの旅にも対応する、フラッグシップモデル~

ツーリングファミリーの最高峰モデルといえる存在、それが“ウルトラリミテッド”だ。リアタイヤの両脇に備えたサドルバッグに加えて、ツアーパックを標準装備。これによって、タンデムでツーリングに出かけても不満のない大容量の積載性を確保。また、フェアリングや足元を走行風から守るロワーフェアリングを装備。さらにパッセンジャーも快適な豪華なシートなど、過酷な環境であっても、快適にロングランを楽しめる性能をもつ。2019年モデルでは大排気量の114エンジンを搭載。まさに最強のモデルだ。

<Engine>
ツインクールド ミルウォーキーエイト114

<新車価格帯>
386万7800円~404万1800円

ウルトラ リミテッド ロー(ULTRA LIMITED LOW)~フラッグシップモデルの足つき性を向上!~

フラッグシップモデルといえる“ウルトラリミテッド”だが、その車重、そして大きさから持て余しそう……と躊躇してしまう人も多いことだろう。そんなニーズに応えてくれるのが“ウルトラリミテッド ロー”だ。基本装備にほぼ変わりはないが、前後にローダウンサスペンションを備えて、足つき性を向上。着座位置の低いシートと相まって、ツーリングファミリーの中で最も低いシート高を実現した。さらに、通常より細いグリップを採用することで、ハンドルを握って取り回す際の安心感を高めている。

ウルトラ リミテッド ロー(ULTRA LIMITED LOW)のディテール紹介

着座位置を低くした専用の薄いシートを採用。

停車時や取り回し時にパッセンジャー用のフットボードがライダーのふくらはぎに当たって邪魔にならないように、スリムなタイプを採用している。

握りやすいスリムなグリップを装備。操作性も高い。

フェアリング裏とツアーパック内にシガーソケットを装備。用品店で売られているアダプターを使えば電源になる。

オーディオのわきにUSBポートを備えた収納スペースが。iPhone やスマートフォンを接続し、そのまま収納可能。

タンクのコンソール部と後部座席のわきには純正の“インカム”を付けるジャックが。会話や音楽を楽しめる。

ウルトラ系の魅力の一つが大容量の収納。ツアーパックと左右のサドルバッグを併用すれば、二人分の荷物もOK。

<ライディングポジション&足つき>※ライダー身長:171cm
ウルトラリミテッド譲りの長距離ランをラクにこなせるライディングポジションはそのままに、肉薄なシートによって着座位置を低く、ローダウンサスにより足つき性も向上した。

<Engine>
ツインクールド ミルウォーキーエイト114

<新車価格帯>
386万7800円~404万1800円

エレクトラグライド スタンダード(ELECTRA GLIDE STANDARD)~シンプルさを追求したツアラーのベーシックモデル~

ハーレー伝統のモデルネームを継承し、2019年の期中導入モデルとして登場した。同じく”バットウイングフェアリング”を装備するストリートグライドと見間違えてしまいそうだが、フロント17インチタイヤ、ソロツーリングシートの採用など、ディテールは異なる。また、シンプルさを追求し、ブラックの単色展開や、インフォテインメントシステムを非搭載とすることなどで、ツーリングモデルのなかでも買いやすい価格を実現している。

<Engine>
ミルウォーキーエイト107

<新車価格>
290万5200円

ツーリング(TOURING)ファミリーカスタムファイル

ハーレーのフラッグシップらしく、長距離移動を想定した快適な走りと堂々としたフォルムを併せ持つツーリングファミリー。モデルのバリエーションも豊富なので、そのぶんカスタムの幅も広がる。街ゆくカスタム車を見て、「かっこいいな、自分もやってみたいな……」と思ったらまずはどんなスタイルにしたいのかをイメージすることが大切。そこで、お手本にしたくなるツーリングモデルのカスタムハーレーをご紹介しよう。

古代ギリシャの甲冑を思わせるバガー


ベースとなったのはロードキングだが、ほぼこのカスタムのためにワンオフされたパーツで構成。注目は何といってもサドルバッグと一体になったリアフェンダー。先端を尖らせることによって、全体的に流れるようなボディラインを引き立て、甲冑のようなシルエットを造り上げている。

<ツーリングファミリー カスタムファイル>古代ギリシャの甲冑を思わせるバガー

<ツーリングファミリー カスタムファイル>古代ギリシャの甲冑を思わせるバガー

2019年08月02日

紫のフレイムスが個性的なバガー


オーナーがまずやりたかったのは、マフラーをサイド出しにすることだったという。さらにネックをレイクしてフロントに23インチホイールを装着。デバイス製バガーキットをモディファイし、ハイトの高いハンドルをセットしてバガースタイルを完成させた。

<ツーリングファミリー カスタムファイル>紫のフレイムスが個性的なバガー

<ツーリングファミリー カスタムファイル>紫のフレイムスが個性的なバガー

2019年08月02日

ハーレーダビッドソン&ツーリング専門用語集

奥の深いハーレーダビッドソンの世界だからこそ、独特な専門用語がある。そこで今回ご紹介してきた内容から、知っているとためになる専門用語をチョイスして解説。ハーレーにはこれ以外にも知っておきたい専門用語がたくさんあるので、もっと知りたくなったら「ハーレー専門誌『クラブハーレー』編集部がお届けするハーレーダビッドソン専門用語集」を見てみよう。きっと発見がいっぱいだ!

<フェアリング>

空気抵抗を減らすために取り付けられるカウル、風防。フェアリングの内側(ライダー側から見える部分)をインナーフェアリング、左右のエンジンガードに装着する部分をロワフェアリングという。ロワフェアリングは足元に流れる風を調整する効果を持つ。

<バットウイングフェアリング>

’69年にオプションパーツとして登場。’71年より標準装備された。コウモリの翼のような形状から「バットウイング」と名付けられた。日本ではヤッコ凧に似ていることから「ヤッコカウル」とも呼ばれる。’14年モデルからデザインが変更され、空力性能が向上。

<シャークノーズフェアリング>

’80年式FLTに初採用されたフェアリングで、正式には「ストリームラインフェアリング」と言い、サメの鼻を意味する「シャークノーズ」の愛称を持つ。フレームマウントなので、重さによるハンドリングへの影響が少ないのが特徴。

<ウインドシールド>

走行風やホコリからライダーを守る風防で、車体の前方に取り付けるパーツ。スクリーンとも呼ばれている。前方の視認性を確保するため、クリアかスモークのアクリル素材が用いられる。空気抵抗を減らすためのフェアリング(カウル)に装着するタイプもある。

<ヘッドライトナセル>

ヘッドライトと周辺をカバーするドレスアップパーツ。現行モデルでは、フォーク部分をカバーするタイプと、ヘッドライトが埋め込まれた一体式の2タイプがある。

<ツアーパック>

ツーリングモデルの一部に装備される、背もたれの後ろのバッグ。

『クラブハーレー』編集部がお届けするハーレーダビッドソン専門用語集

『クラブハーレー』編集部がお届けするハーレーダビッドソン専門用語集

2019年07月17日

 
 
(出典:『ハーレーダビッドソン 2019年モデルのすべて』

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CLUB HARLEY 編集部

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「フツーのヒトが乗るちょっと特別なバイク、ハーレーダビッドソン」をテーマに、新車情報からカスタム、ファッションまで、ハーレーのあるライフスタイルを提案するNo.1マガジン。

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