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【注目のハーレー最新モデル】ストリートボブ114はどう変わった!?

世界的なコロナ禍の影響で例年よりも発売が遅れたものの、無事にハーレーダビッドソンの2021年モデルがリリースされた。では、今年度のモデルはこれまでと一体何がどう違うのか!? に迫っていこう。

2020年から導入された「EURO5」への対応

クルマやバイクが出す排出ガスに対し、最も基準が厳しいとされているのが、ヨーロッパで導入されている「EURO」規制だ。これをクリアできないクルマやバイクは販売終了を余儀なくされ、ハーレーダビッドソンもそうならないよう年々進化を遂げてきた。2020年からより基準の厳しい「EURO5」が導入されたため、2021年モデルでは、それに伴った変更が加えられている。具体的にはマフラーのサイレンサー部にO2センサーを追加。同時にコンピューターの要といえるECM(エンジン コントロール モジュール)も変更されている。

フューエルインジェクション化されて以降、ハーレーのエキゾーストパイプ部分にはO2センサー(写真中央にある銅褐色の部品)が装備された。排気ガス内の酸素濃度をこれで測定している
2021年モデルからは、サイレンサー部分にも新たにO2センサー(写真中央に見える部品)が備えられた。排出ガスの濃度をより細かく測定するためだ

今年の注目モデルは“ストリートボブ114”だ!!

シンプルさが魅力のストリートボブに、排気量の大きなミルウォーキーエイト114エンジンが搭載された。また、往年のナンバーワンマークを落とし込んだスポーティなグラフィックを採用。従来の“良くも悪くもストリートチョッパー”という雰囲気に、新たに走りのイメージが加わって“パフォーマンス チョッパー”ともいうべき、新たなカテゴリーを感じさせるスタイルに変貌を遂げた。同時に、従来モデルよりも、カスタム欲をさらにかきたてるモデルとなった。

これまでは、いま人気のカスタムスタイルである“スピードクルーザー”を作る素材として、ストリートボブが選ばれる傾向にあったのだが、ほぼ同じ装備とルックスでありながら価格をググっと抑えた“ソフテイル スタンダード”や、スピードクルーザーの素材として申し分のない“ローライダーS”の登場で、ベースマシンとしての魅力が失われつつあった。その起爆剤として投入されたのが“114エンジン”と捉えることができる。

というのも、114エンジン搭載のソフテイルがほしいなら、最安値のローライダーSがまず候補に挙がるだろうが、それでも250万円近い出費を覚悟しなければならなかった。しかしそれが、200万円台を切る価格(※ビビットブラックのみ)で購入できるのである!!

そのままでも十分個性的でありながら、カスタムの素材としての魅力を高めた2021年型ストリートボブは、さまざまなユーザーにフィットする万能な一台といえるだろう。

ストリートボブ114

199万6500円(ビビッドブラック)、203万9400円

◆全長:2320mm ◆最低地上高:125mm ◆シート高:680mm ◆車両重量:297kg ◆レイク・トレール:30度・157mm ◆フューエルタンク容量:13.2L ◆フロントタイヤ:100/90B19 57H BW ◆リアタイヤ:150/80B16 77H BW

変更点その1 排気量の大きな114エンジンに!

~2020年モデル【ミルウォーキーエイト107】

◆排気量:1746cc ◆ボア×ストローク:100mm×111mm ◆圧縮比:10.0:1 ◆最大トルク:145Nm/3000rpm

2021年モデル【ミルウォーキーエイト114】

◆排気量:1868cc ◆ボア×ストローク:102mm×114mm ◆圧縮比:10.5:1 ◆最大トルク:155Nm/3250rpm

昨年モデルと比べてトルクが向上し、圧倒的にチカラ強くなった。さらにロッカーカバーの一部やダービーカバーもブラックで統一し、ルックスもより引き締まった表情に進化している。ちなみに昨年までのソフテイルに採用されていた114エンジンは最大トルクを3000回転で発生させていたが、今年は排ガス規制の影響からか3250回転に引き上げられている

変更点その2 タンクデザインが変わった!

~2020年モデルのタンクグラフィック

2021年モデルのタンクグラフィック

昨年まではシンプルだが立体的なエンブレムが特徴だったが、今年からはチカラ強くなった114エンジンを意識してか、往年のナンバーワンマークを落とし込んだスポーティなグラフィックに。全4色のラインアップすべて共通でこのデザインに変更されている

変更点その3 2人乗りも可能に!

~2020年モデルのシート

2021年モデルのシート

ライダー側のシートに変更はないものの、今年からパッセンジャー用のピリオンパッドを追加して2人乗りが可能になった。前後が完全にセパレートしたルックスは、シンプルさが際立っているストリートボブにも違和感はない

114エンジンでどう変わった!? 実際に乗ってみた!!

107と114エンジン、結局どっちがいいのだろうか!? 排気量があってトルクが勝っているのは114ということはわかる。じゃあ107は魅力がないのか!? というワケで、ほとんど装備は同じながら107エンジンを搭載しているソフテイル スタンダードと114のストリートボブを用意。実際に乗り比べてみた。

音に違いはあるの!?

アイドリング状態では両車にほとんど違いはないのだが、走り出すとハッキリと違いが表れる。114はアクセルを開けるとズダダダッ! と鼓動感とともに音も伝わってくるのだが、107はそれがとてもマイルド。音もスタタタッと少し軽い気がしないでもない……。

アイドリングはどっちが低い!?

ハーレー乗りなら気にしてしまうのがアイドリング時の回転の低さ。ドコトッドコトッと、低ければ低いほど3拍子風サウンドを奏でるようになる。結果からいえばミルウォーキーエイト107と114は、どちらも同じぐらいの回転数。エンジンが冷えた状態では1000回転前後、完全に暖まると800回転ぐらいまで低くなる。しかし回転数が下がったところで、それほど3拍子風には聴こえないので、あまり気にする必要はないかもしれない。

肝心の“ドコドコ感”はどうよ!?

ハーレーのテイスティな乗り味に深く関わっているのが“ドコドコ感”だ。107と114でそれがどう違うのか、60km/hぐらいで走行し、そこからアクセルをガバッと開けたときの鼓動の違いを比較してみた。ドコドコとした鼓動がハッキリと伝わってくるのは114。それと比べると107は弱いが、それでもドコドコとした鼓動がまったくないワケではなく、鼓動感は十分堪能できる。

つまり、どういうこと!?

軽い車体に大排気量エンジン! コイツはホットロッドだぜ!!

アイドリングではそれほど違わないけれど、走り出せばハッキリわかるパンチ力。コレは楽しい!! 同じ114エンジンを搭載している“ローライダーS”とスペック上で比較すると、実は11kgもストリートボブは軽いのである。シングルディスクブレーキにフロントフォークも正立と、正直少し見劣りするけれど、“あえてこの装備”だと思うと捉え方も変わってくる。軽量な車体にトルクフルなエンジン。これこそホットロッドだ!!

毎日バイク通勤する人には、107エンジンがハマるかも!?

鼓動にツブツブ感があって、アクセルを開ければドカンと前に出る114エンジンに対して、107はすべてがマイルド。正直、鼓動感はもの足りないけれど、ひと世代前のツインカムエンジンよりは感じられる。きっと疲れにくい味付けなんだろう。アクセルを開けることに恐怖を感じないから、ビギナーはもちろん、通勤などで街中ばかり乗るような人は、むしろコッチのほうがオススメかも。操っている感じは107のほうが味わいやすい。

 

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PROFILE

編集アメミヤ

編集アメミヤ

得意分野は歴史やカスタム系というガチオタ。初ハーレーはFLSTFだが、納車直後に盗難されるという憂き目に合う。めげずにXLH883を購入してカスタムに開眼。現在の愛車はXR1000

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