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【ハーレーの魅力とは!?】いまこそ“ヴィンテージ感”に注目!! その1

今年の4月末に発売された限定車“エレクトラグライド リバイバル”は、かつてのカラーリングを復刻し、往年のショベルヘッドの雰囲気を再現したモデル。とはいえ、これはあからさまにヴィンテージハーレーを意識して車体を作り込んだモデルではなく、最新型のハーレーの色や細部のアレンジを変えた程度で実現しているともいえる。最近はある意味“ハーレーらしくない”モデルばかりが注目されているが、ハーレーはそもそもレトロな存在。そんなハーレーだからこそ、いまだ多くのファンに支えられているのだ。今回は先に登場した限定モデルに注目しながら、ハーレーがもつ“ヴィンテージ感”に注目してみよう。

限定で登場した“エレクトラグライド リバイバル”とは!?

ハーレー社が今年から新たにスタートしたプレミアム復刻シリーズ「アイコン コレクション」。その記念すべき第1弾として発売されたのが、この“エレクトラグライド リバイバル”だ。正規ディーラー1店舗につき1台のみが割り当てられるという、超がつくほどの限定車で、世界限定1500台、日本には正規ディ―ラーの店舗数と同じ144台のみが発売された。購入希望者を募って抽選で販売され、現在はすでに抽選会が終了しているため、新たに購入することはできないが、この堂々としたスタイルを見れば、限定車であることが惜しいと思わせるほどの完成度だ。

このモデルののチーフとなったのは、ハーレーのツーリングモデルのアイコンともいえる“ヤッコカウル”が初めて採用された1969年モデル。ベースとなっているのは2021年モデルの最新型でもあるのにもかかわらず、まるで狙って作り込んだかのように再現性が高いのは。そもそもレトロな“ハーレーだからこそ”といえる。

これはヤッコカウルを採用し始めて間もない1973年モデルの“FLH”。エンジンはもちろんフレームや装備など、そもそもが異なっているにも関わらず、現代の最新ハーレーとシルエットは大きく変わらないことがわかるはずだ
新たにスタートしたプレミアム復刻シリーズ「アイコンコレクション」の第1弾がこのエレクトラグライド リバイバル(新車価格:337万5900円)。上の1973年モデルと見比べると、雰囲気はそのままといっても過言ではないが、メーターまわりに備えられた“Apple Car Play”と連動する インフォテインメントシステムなど、装備は当然ながら最新だ。今後もこのシリーズは続き、毎年1~2種類を発表していくという

ディテールで見るハーレーの“ヴィンテージ感”

エンジンをはじめ基本となる骨格は、現行型のツーリングモデルを踏襲したものだが、エレクトラグライド リバイバルはヴィンテージを意識した独自のパーツも使用されている。ここではこのモデルならではのディテールを見ながら、どのようにヴィンテージ感を強調しているのかに迫っていこう。

左:エレクトラグライド リバイバル(2021年型) 右:ショベルヘッド時代のFLH(1972年型)

【白く塗装されたフェアリング】

当時の技術ではグラスファイバーに塗装する技術はまだないに等しく、成型色である白そのままの状態だったが(写真右)、エレクトラグライド リバイバルでは白い塗装で再現。エアベントを備えた最新型のフェアリングであってもカラーリングだけで十分それっぽくなるから不思議だ

左:エレクトラグライド リバイバル  右:エレクトラグライド スタンダード

【スポークホイールとホワイトリボンタイヤ】

現行モデルのフロントホイールは通常フロント17インチ、そしてキャストホイールが採用されているが、クラシックな見た目の径16インチのワイヤースポークホイールを装備。タイヤもホワイトリボンでヴィンテージな雰囲気を強調している

左:エレクトラグライド リバイバルのタンクグラフィック 右:1969年純正のタンクグラフィック

【1969年モデルのグラフィックを再現】

右の当時モノと比べると、グラフィックはもちろんエンブレムも忠実に復刻していることがわかる。1960年代後半はアメリカの塗装技術が大きく飛躍し、深みのあるキャンディカラーが登場。当時はキャンディ系のカラーが流行していたのだ

左:エレクトラグライド リバイバル 右:FLHのフローティングシート(1972年型)

【ショックアブソーバーを備えたシート】

当時のFLHは、「シートポスト」と呼ばれる支柱部分にスプリングを内蔵したフローティングタイプのシートを採用していた。これはリアサスのなかったリジッドフレーム時代からハーレーが採用してきた伝統的なもので、サスペンション機能がないかわりにスプリングを装備したシートで乗り心地をよくするものだった。エレクトラグライド リバイバル(写真左)も、それに倣ってショックアブソーバーでシート本体を支える構造。後ろに備えられたグラブレールもヴィンテージ感を高めている。ただし、乗り心地はいいものの、足つき性はよくない

左:エレクトラグライド リバイバル 右:FLH(1972年型)

【ノスタルジックなリアまわり】

白く塗装されたサドルバッグにはクロム仕上げのバッグガードを装備。リアフェンダーにはベーシックなテールランプを備えているほか、バッグ後部に取り付けられたリフレクターもノスタルジックな雰囲気を強調している

歴代ツーリングモデルから見る“ハーレーの変わらなさ”

ハーレーのスタイルがいかに変わっていないかを見ていくと、なんと1960年代までさかのぼることができる。フレームはエンジンをダイレクトに搭載するリジッドマウントから、ゴムを介してフレームに搭載するラバーマウントに、さらにフレーム剛性そのものやサスペンションも年々進化しているほか、エンジンは「ショベルヘッド」、「エボリューション」、「ツインカム」、「ミルウォーキーエイト」と、4世代も進化しているのにもかかわらず、見た目はほとんど当時から変わっていない。モーターサイクルメーカーは数多くあるが、こんなにも伝統のスタイルを貫き続けているのはハーレーだけ。これこそが本当のハーレーの魅力ではないだろうか!?

エンジンがそれまでのパンヘッドからショベルヘッドへと進化した1966年型。フェアリングはまだ装備されていない
1969年から純正オプション部品としてフェアリングが登場。当時はグラスファイバーに塗装する技術がなく、カラーリングは成型色のまま。ちなみにこれは1973年型で、1970年から発電機がジェネレーター(直流)からオルタネーター(交流)へと変わった“レイトショベル”を搭載している

 

1980年に登場した“FLTツアーグライド”のラバーマウントフレームをFLH系モデルにも採用し、1983年に登場した“FLHTエレクトラグライド”。このモデルはその1985年型。フレームはもちろん、エンジンもエボリューションに世代交代しているものの、見た目はフェアリングやバッグも塗装されたぐらいで、大きくは変わっていない
1996年モデル。FLHT登場以降、ほぼ変わりはない
1999年モデルからエンジンがツインカム88に。ブレーキまわりも変更されたがエボ時代からルックスはほとんど変わっていない
2009年に新設計のフレームとスイングアームを採用して刷新。足まわりもホイールサイズを伝統的な前後16インチからフロント17インチへと拡大。後輪はワイドサイズになるなど走りの面で性能が向上。しかしスタイルは従来のシルエットを踏襲している

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PROFILE

編集アメミヤ

編集アメミヤ

得意分野は歴史やカスタム系というガチオタ。初ハーレーはFLSTFだが、納車直後に盗難されるという憂き目に合う。めげずにXLH883を購入してカスタムに開眼。現在の愛車はXR1000

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