
【スーパースポーツ】メンテ&カスタムその前に! フルカウルの外し方!

DUCATI Magazine 編集部
- 2019年09月05日
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プロが伝授する正しいドゥカティの脱がせ方 スーパースポーツ前編
メンテナンスやカスタムするには、まずはタンクや外装を外さないと始まらない……けれど、今どきのバイクはこれが難しい。それならプロに“ 脱がし方”を教えてもらおう!
今回は、ドゥカティの正しい脱がせ方、というテーマでメンテナンスやカスタムの前提となるカウルの外し方をお届けする。今どきのマシンのカウル外しは意外と難しかったりするので、今回は、目的に合わせて、外していけるようにサイドカウル編、ミラー&フロントカウル編をクローズアップ。テールカウル編、フロントフェンダー編、ガソリンタンク編を合わせて全2回で公開していく。
ドカプロからひと言、「無理せずに試してね!!」

メカニック 渡邊政和さん 笑顔が爽やかな35歳。20歳からドゥカティ川崎で働く生粋のドカプロ。愛車もドカを乗り継いで、現在はパニガーレRだ!
プロに教われば意外とカンタン……かも!?
昔のバイクは大抵ネジが見えていたから、カウルを外すくらいならそれほど難しくなかった。だけど今どきのバイクはネジが見えない! しかもパーツ同士をパズルのように組み合わせているから、無理するとパキッとツメが折れ、同時に心も折れたりする。
というわけで今号から始まったこの企画、自分でメンテナンスやカスタムをしたいドカ好きのために、プロにカウルの外し方を教わろうというもの。ホームセンターで入手可能な工具だけで作業するから、やる気さえあればメンテビギナーでも大丈夫! 栄えある第1回はスーパースポーツ、教材的にもちょうど良いレベルだろう。
今回使った工具

サイドカウル編

その1.左インナーカバーを外す


その2.左サイドカウルを外す







ボルトの種類に注意!

左サイドカウルを外すとバッテリーにアクセスできる

ミラー&フロントカウル編

ミラーの外し方




フロントカウルの外し方



スクリーンの外し方

車載工具ではチカラ不足……
SUPERSPORTの車載工具はかなりミニマム。多用するヘキサゴンレンチは5mmが付属しないし、プラグレンチがあっても、コレだけではプラグに到達できない。あくまで非常用だ。

六角棒レンチでもいいがソケットレンチがおススメ
カウルを留めるボルトは奥まった場所や工具を振るスペースが狭い箇所も少なくない。そのためソケットレンチとラチェットハンドルを使ったほうが断然と作業性が良い。

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PROFILE

情熱を意味する真っ赤なボディで駆け抜ける、イタリアを代表するバイク「ドゥカティ」。世界のレースシーンで培った技術、ストーリーを凝縮した専門マガジン。