
【DUCATI】その脱がせ方でスムーズに!? ドゥカティを丸裸SSモデルのポイント公開

DUCATI Magazine 編集部
- 2019年09月11日
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プロが伝授する正しいドゥカティの脱がせ方!? スーパースポーツ後編
メンテナンスやカスタムするには、まずはタンクや外装を外さないと始まらない……けれど、今どきのバイクはこれが難しい。それならプロに“ 脱がし方”を教えてもらおう!
今回は、前回に引き続きドゥカティの正しい脱がせ方、というテーマの後編をお届けする。前回のサイドカウル編、ミラー&フロントカウル編に引き続き、目的に合わせて、外していけるように、今回はテールカウル編、フロントフェンダー編、ガソリンタンク編を後半として公開していこう。
ドカのプロが指南「無理せずに試してね!!」

メカニック 渡邊政和さん 笑顔が爽やかな35歳。20歳からドゥカティ川崎で働く生粋のドカプロ。愛車もドカを乗り継いで、現在はパニガーレRだ!
テールカウル編

その1.シートロックのケーブルを外す

その2.右テールカウルを外す
最初に外す


その3.左テールカウルを外す
右側と同様に左テールカウルを外す。ちなみに取り付け時は絶対にシートロックのケーブルを繋いでからシートを装着すること。忘れるとシートが外せない!
フロントフェンダー編

フォークに固定しているボルト(左右各2本、計4本)をヘキサゴンレンチで外す(写真下)
難易度高! ガソリンタンク編

その1. ホースのバンドを外す
タンク左側の前側の下、フレームの隙間からタンクのエアブリーザーと水抜きのホースが見えるので、ホースバンドを外してホースの連結部を抜いておく


その2. ボルトを外す

その3.コネクターとガソリンホースを外す


タンクを外せばエアフィルターにアクセスできる

CHECK 組み立ては取り外しの逆の手順でOKだが……
注意すべきはグロメットにピンを差し込む時で、むやみに押し込むとグロメットが外れて落ちるので、ピン側に薄く潤滑剤(ラバーグリスやシリコン系のグリスなど)を塗布すると良い(次に外す時もラクだ)。また、配線類を挟み込まないように気を付けよう。
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PROFILE

情熱を意味する真っ赤なボディで駆け抜ける、イタリアを代表するバイク「ドゥカティ」。世界のレースシーンで培った技術、ストーリーを凝縮した専門マガジン。