イケると思ったら即製品化!ドカの『すぐやる!』チャレンジ精神がスゴイ

イケる!と感じたら即実行するのがドゥカティ。いつの時代もチャレンジが好き  ドカの「すぐやる!」伝説? 第3弾

負けず嫌いなドゥカティにとって、後出しと言われるのはガマンできない!? そんなわけで、ライバルに先駆けて採用したアイデアの数々を紹介しよう。

「すぐやる!」伝説 バイクで初の可変バルブタイミング「DVT」を搭載

5代目のムルティストラーダに採用されたのが「DVT」と呼ばれる可変バルブタイミング機構だ。特定の回転数でバルブの作動量や作動数が切り換わる機構は他にもあったが、状況に応じてフレキシブルに変化するのはドゥカティが初。低速域の扱いやすさと高速域の力強さの両立が図られることになった。

「すぐやる!」伝説 軽さのためには高級素材も惜しまない!

スペシャルなエンジンにチタンのバルブやコンロッドが採用されることは時々あるが、ドゥカティはやると決めたら徹底的だ。近年、それが最も色濃く表れたのが「スーパーレッジェーラ」の名を持つ超ライトウェイトモデルで、’14年型の乾燥重量は155kg、’17年型でも156kgというスペックを公称。惜しみなく高級素材が盛り込まれた。

2014 1199スーパーレッジェーラ マグネシウム

2017 1299スーパーレッジェーラ カーボン

 

ホイールもカーボン
’14年型のフレームはマグネシウム、’17年型はカーボンで構成。それらはサブフレームやホイールにもおよび、リヤサスのスプリングまでチタン化。軽量化への執念が散りばめられている

「すぐやる!」伝説 他社もマネしたセンターアップマフラー

最も美しいバイクを決める企画があったなら、必ずその候補に挙げられるのが、916シリーズだ。片持ちスイングアーム、センターアップマフラー、スリムなトレリスフレームで構成されたシャープなスタイリングは、他メーカーの多くのモデルに多大な影響を与え、トレンドを一新するほどのインパクトを放った。

1994 916ストラーダ
マッシモ・タンブリーニ  デザイナーは鬼才とも呼ばれたマッシモ・タンブリーニ。後にMVアグスタ・F4も手掛けた

「すぐやる!」伝説 軽く、静かにしたいからコグドベルトを採用

500SL パンタ以来、ドゥカティはカムシャフトの駆動にゴム製のコグドベルトを採用してきた。チェーンよりも騒音規制に対して優位なことの他、コストも低減。また、軽量ゆえに慣性力も小さく、バルブタイミングがズレるリスクを抑えることができたからだ。開発はファビオ・タリオーニによって行われた。

「すぐやる!」伝説 レーサーにも市販車にもいち早くEFIを導入

今では当然の装備になった電子制御式燃料噴射装置(インジェクション)を、キャブレターに取って変わるシステムとしてドゥカティは早くからテスト。まずはレーサーの851レーシングで実績を残し、その後、市販車のパゾ907IEに採用した。世界初ではないが、実用化したという意味でその功績は大きい。

1991 PASO907IE ’91年から’92年にかけて発売された3代目パゾに、市販車としてEFIを初採用。システムはウェーバー・マレリ製だ。“IE”の文字が技術の証!

1988 851レーシング

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DUCATI Magazine 編集部

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情熱を意味する真っ赤なボディで駆け抜ける、イタリアを代表するバイク「ドゥカティ」。世界のレースシーンで培った技術、ストーリーを凝縮した専門マガジン。

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