最終章『初採用のドカ』はこれからも!ドカの『すぐやる!』チャレンジ精神

いつの時代もチャレンジが好き  ドカの「すぐやる!」伝説-最終章-

負けず嫌いなドゥカティにとって、後出しと言われるのはガマンできない!?そんなわけで、ライバルに先駆けて採用したアイデアの数々を紹介しよう。

「すぐやる!」伝説 情報が増えたからカラー液晶で分かりやすく!

メーターに、フルカラーTFT(薄膜トランジスタ)による液晶インストルメントパネルを採用。マシンの電子制御化に伴い、メーター内に表示される情報は増えるばかりだが、それらを整理と視認性の向上に貢献。なにより高級感がグッと増した。

2011 1199パニガーレ

「すぐやる!」伝説 発表は市販車初だったLEDヘッドライト

’12年に導入が始まった1199パニガーレ。その上級グレードに当たる「S」と「トリコローレ」に採用されたのが、市販車初のフルLEDヘッドライトだった。ライトレンズ下に設けられたエアインテークの効果と相まって、アグレッシブなフロントマスクの演出に成功。現在では珍しくなくなったLEDだが、パニガーレがそのきっかけである。

2011 1199パニガーレ

「すぐやる!」伝説 もっとアグレッシブに走るため電子制御を積極採用

ソリッドなハンドリングとシャープに回るエンジンをいかに手なずけるか。ひと昔前のドゥカティ乗りにとって、それこそが醍醐味だったが、今や200ps超は当たり前。電子デバイスは不可欠な時代になった。もちろんこの分野でもドゥカティは他を圧倒し、市販車初のトラクションコントロールを、’08年に実用化するなど、技術力を見せつけた。

2008 1098R トラクションコントロールDTC

トラクションコントロールを市販車で初めて採用したマシン。ドゥカティコルセが開発に協力し、8種類のプログラムから介入度を選択することができた

2013 1299パニガーレ 高度なライディングモードは今や当たり前の装備!

ABSやトラクションコントロールから始まった電子デバイスもこの10年で劇的に進化。IMUの搭載も手伝ってMotoGPマシン並の走りを実現しつつある

2013 ムルティストラーダ1200S 電子制御サス スカイフックサスペンション

エンジンのみならずサスペンションも電子化が進んでいる。路面の凹凸に対して瞬時に減衰力が変化するセミアクティブサスペンションの装備も拡大。快適性が飛躍的に向上した。オフロードでも大活躍!

「すぐやる!」伝説 最新パーツは一緒に開発しましょう

ドゥカティが特徴的なのは、走りを支えるサプライヤーとの関係が実に密なところだ。時代によってパートナーに変化はあるものの、今ならオーリンズやピレリ、ブレンボといったメーカーとパーツを共同開発することによって、新しい構造や素材をいち早くトライ。常に一歩リードすることに成功している。

「すぐやる!」伝説 これからも思い立ったらすぐやってる!

ここまで紹介してきたパイオニア的な取り組みが、最も分かりやすいカタチで表れているのがMotoGPマシンだ。その一例が右に挙げたシステムで、詳細は不明ながら無駄、あるいは無意味なモノはなにひとつない。効果が確認されれば市販車に採用されるのは間違いなく、未来がそこにあると言ってもいいだろう。

ホールショットデバイス?

スタート時にあらかじめフロントフォークを縮めておき、ウイリーを抑制するためのデバイスとされている

Fフォークにエアロ?

フロントフォークのアウターが楕円状のパーツで覆われているのは整流効果のテストと思われる

トルクロッド?

ブレーキング時にリヤを安定させ、ホッピングを軽減するためにトルクロッドをテストか? 詳細は不明

 

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DUCATI Magazine 編集部

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情熱を意味する真っ赤なボディで駆け抜ける、イタリアを代表するバイク「ドゥカティ」。世界のレースシーンで培った技術、ストーリーを凝縮した専門マガジン。

DUCATI Magazine 編集部の記事一覧

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