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パニガーレV4S&V2 ストリート比較インプレ ライディング編

パニガーレV4S vs V2比較インプレ 日本の道にマッチするのはどっち? ワインディングで初ライド! 走りの違いを語り尽くす!

デビュー3年目にして大幅な改良が施されたパニガーレV4Sと、ブランニューモデルのパニガーレV2が日本に上陸した。ストリートのインプレッションを通し、両モデルの違いを検証していこう!

ドゥカティマガジンで好評だったV4SとV2の比較インプレを前編後編にわたりお届けしている。今回は後編となるV4SとV2のライディング編。ワインディングなどでのフィーリングを編集部・藤田とドカ好きジャーナリストの伊丹が語り尽くす。

編集部・藤田とドゥカティ好きジャーナリストの伊丹がインプレ

永遠のライテク初心者 編集部 藤田佳照(写真左)
モンスター696でドゥカティカップに参戦したことはあるが、基本的にはツーリング好き。ずっと2気筒を乗り継いできたので、Vツインの方が性に合っていると信じ込んでいる。
国内外でレースに参戦 ジャーナリスト 伊丹孝裕(写真右)
マン島TT(イギリス)やパイクスピーク(アメリカ)といった公道レースに参戦経験がある他、鈴鹿8耐には1098とパニガーレで過去4度出場。自他ともに認めるドゥカティ好き。

パニガーレV2

藤田:ドカらしくてリーンも軽快! 僕はV2推しです
伊丹:ポジションが意外とキツい……長距離はツライかも

パニガーレV4S

 

 

 

 

 

 

藤田:重さにとパワーにビビってしまって力が入っちゃう……
伊丹:そう? すべてがしなやかで上質だから誰でも乗りやすいはず! 

パニガーレV4S&V2  2人はどう感じたのか!?

伊丹(以下・伊):やっぱりV 4Sじゃないかな?

藤田(以下・藤):いや、「ないかな?」と言われても。そこをちゃんと解説するのが役目かと。

: だって、344万2000円と225万円、214psと155psだよ? そこには立ち位置とか出自の違いってやつがあって、実際V4Sのエンジンは滑らかで、乗り心地もしっとり。おまけにポジションも安楽ときたもんだ。しかもウイングまで付いてくるっていうんだからなんの文句があろうか?

:いや、お言葉を返すようですが、僕は断然V2派です。カウルもタイヤもひと回りナローなおかげで、ハンドリングは圧倒的に軽快じゃないですか。ココ! って決めたポイントでパタンとバンクしてくれる一体感はV4Sにはないものだと思いますよ。つーか、伊丹さんってずっとドゥカティ好きでそれってツイン好きってことじゃありませんでしたっけ?

:それはまぁ、あれだよ。年齢を重ねたぶん、バイクにも癒しを求めるようになってきたってことだな。V4Sの包み込まれるようなウインドプロテクションとか、スロットル開け始めの穏やかなレスポンスとか、ブレーキングでスッとストロークするサスペンションのしなやかさとか、そういう優しさがアチコチに詰まっていて、身も心もなびきがち。

:ドゥカティのスーパーバイクシリーズに対してものすごく誤解を招きそうな発言ですが、それって大丈夫ですか?

:そう? 案外間違っているとも思ってなくて、世界的に高まっているライダーの年齢層を踏まえると「ドゥカティはスパルタンですけどなにか?」っていうスタイル一辺倒ってわけにもいかない。だから、フレキシビリティを高めつつ、いざという時には214psを炸裂させる。それが大人のスーパーバイク像ってやつだね。

:えー、じゃあV2はなんのために存在してるんですか?

:藤田が言った通り、ドゥカティの伝統的なシャープさやソリッドさみたいなものは、やっぱりツインでしか味わえないもの。そこに魅力を感じるライダーが多いのは確かだし、ドゥカティとしても大切に守ろうとしているんだと思う。気持ち的にも肉体的にもスポーティさを求めるストイックなライダーがV2を選ぶと、断然満足度が高いはず。155psの最高出力がまた絶妙なところで、手の内に収められるか、られないかのギリギリ。214psもあれば最初から電子デバイスに頼らざるを得ないけど、V2だと自分のスキルを追求したくなる。そうやってちゃんと住み分けができているところがドゥカティのうまさ。

:なるほど。確かにV2は低回転域でツイン特有のガシャガシャ感があって最初はビビるんですが、暴力的なパワーじゃないから実は開けやすいんですよね。その点、V4Sで同じようにスロットルを開けるとただただ車体にしがみついて耐えるだけになってしまいます。楽しむスタイルや領域が違うってことですね。

:そう。それを踏まえた上で、やっぱりV4Sが楽でいい(笑)20年型のフロントフレームには大きな穴が開けられて、それってV4Rからのフィードバックだけど、結果的にハンドリングが落ち着き、安定性が向上。サスペンションのセッティングもソフト方向に振られて、なんならツアラーにもなり得るほど快適になったからね。逆にサーキットがメインならコーナリングスピードを突き詰めたくなる、V2の切れ味が光る。

:なるほど。V2のコーナリングにグッときた僕は、心身ともにまだまだ若いってことが確認できてよかったです。

UターンはV2の方がしやすい

車重はV2の方が5㎏重いが、ハンドル回りが細身でフロントが軽快なぶん、Uターンや引き起こしはV4Sよりも楽に行うことができる

V4Sはサイドスタンドがメッチャ出しにくい!

地味に使いにくいのがココ。スタンドの出し入れに使えるポッチがあるものの、乗車したままでは視認できず、足がたびたび空振りする

V4Sの取り回しはちょっと重い気が……

Uターンと同様、取り回しもV2の方が容易。V4S は燃料タンクやサイドカウルにボリュームがあり、心理的にもプレッシャーが掛かる

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PROFILE

伊丹孝裕

RIDERS CLUB / メインテスター

伊丹孝裕

ライダースクラブのメインテスター。アマチュアレースに熱中した後、バイク雑誌編集者に。鈴鹿8耐やマン島TTなど、国際的なレースに参戦し、近年はオフロードも本格的に。何にでも積極的に首を突っ込むスタイル

伊丹孝裕の記事一覧

ライダースクラブのメインテスター。アマチュアレースに熱中した後、バイク雑誌編集者に。鈴鹿8耐やマン島TTなど、国際的なレースに参戦し、近年はオフロードも本格的に。何にでも積極的に首を突っ込むスタイル

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