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世界で500台! 史上最強の“超軽量”がついに進撃開始! DUCATI SUPERLEGGERA V4

レギュレーションやホモロゲーションの“縛り”から解き放たれた究極のスーパースポーツ『スーパーレッジェーラ=超軽量』。これ以上ふさわしいネーミングが存在するだろうか。車体を構成するパーツはほとんどがドライカーボンで、エンジンを除けばアルミ製パーツすら極小。世界中で500人だけが味わえる超絶マシンは、眺めるだけでも幸福だ……。

史上最強の“超軽量”がついに進撃開始! DUCATI SUPERLEGGERA V4

ドゥカティが工場を構えるボルゴパニガーレから、さる6月26日にスーパーレッジェーラV4の第1号車がロールアウトした。

このマシンは開発から販売エクスペリエンスまで含め〝プロジェクト1708〞と呼ばれる。その由来は2017年の8月にプロジェクトがスタートしたからだが、じつは17年は2気筒の1299スーパーレッジェーラの発売年であり、まだパニガーレⅤ4すら登場していない。それほど深く練られたコンセプトであり、ドゥカティがこのマシンにかける想いをうかがい知ることができる。

ちなみに車名も、今モデルから「スーパーレッジェーラ」がV4の前にきている。これはドゥカティが今後、スーパーレッジェーラというファミリーの構築を示唆するのかもしれない……。

MotoGPマシンのデスモセディチGP16から大きく進化したバイプレン・ウイング。四輪F1のフロントウイングを彷彿させる複雑な形状で、ハンドル幅を超えるか? と思わせるほど巨大。270km/hでの走行時に50kgものダウンフォースを発生させる

それはさておき〝超軽量〞というド直球なネーミングだけあり、その軽さは空前絶後。カウリングはもちろんメイン/サブフレームからスイングアームまでドライカーボン化した乾燥重量は159㎏で、レーシングフルエキゾーストを装着すると152.2㎏。レギュレーションで最低重量が157㎏に定められた現行モトGPマシンより軽いのだ(もっと身近な比較だと国産250ccスポーツの車両重量が、おおむね165㎏)。

DUCATI SUPERLEGGERA V4 ワークスマシンに迫るスペックが手に入るという幸運

そして搭載するエンジンもスペシャル。パニガーレⅤ4Rの998㏄〝デスモセディチ・ストラダーレR〞をベースに、さらにチューニング。超小型化したタングステン圧入のクランクシャフトや専用カムシャフトにはじまり、クランクケースとシリンダーを締結するボルトやカムキャップのスクリューにチタン製のボルトを奢るなどして、パニガーレⅤ4Sのエンジンより2.8㎏も軽量化。そして最高出力は、レーシングフルエキゾースト装着で234㎰を発揮。この状態でのパワーウエイトレシオは0.65㎏/㎰という、もはや異常ともいえる領域だ。

そして電子デバイスのライディングモードも〝レースA、レースB、スポーツ〞の専用マップが組まれ、TFT液晶メーターも最新ワークスマシンのデスモセディチGP20から反映された視認性に優れる「レースGPディススプレイ」で表示する。

そしてこのマシンのオーナーは、ワークスSBKマシン、さらにモトGPマシンの試乗機会も与えられる……と、とことんスペシャル。1195万円のプライスがリーズナブルに思えるほど、感覚を麻痺させるバイクなのは間違いない。

Column 熟練の職人が手作業で組み上げる

スーパーレッジェーラV4はワークスマシン同様に緻密に組み立てられる。コンポーネント試験もドゥカティコルセと同じ手法で行われ(サーモグラフィー、トモグラフィー、超音波検査など)、生産台数500台の1台1台を完璧に仕上げる。またパニガーレV4Rのレース用エンジンをベースにチューンした上で、一般使用での耐用年数まで保証する専用エンジンは専門職のメカニックが組み上げ、エンジンカバーに装着したプレートに作業者のサインが入る。
オーリンズのNPX25/30加圧式フォークは軽量スプリングや削り出しのレッグが与えられ、ブレンボ製Stylema Rキャリパーを装備
リアのGPバルブ付きTTX36ショックのスプリングはチタン製
サイレンサーはチタン製のアクラポヴィッチ
クラッチはSTM製の乾式スリッパーで、カーボンのオープンカバーを装着
デスモセディチGP20をモチーフとするカラーのフロントカウルは、もちろんドライカーボン製
シートカウルに始まり、シートストッパーもドライカーボン
メインフレームは異なる種類のカーボンを組み合わせて剛性をコントロール、形状はパニガーレV4Rと異なる。シートレールもドライカーボン製
スイングアームはトラックでの性能向上を狙って延長、重量と剛性に優れた単方向カーボンを採用する。これらシャシーのコンポーネントだけでパニガーレV4から6.7kgも軽量化している

Column 第一号車のオーナーには本社で納車式を実施

スーパーレッジェーラV4の♯001/500、すなわち第1号車を手にしたのは、ベルギーのフィリップ・ヴァン・シル氏で、すでに9台のドゥカティを所有する熱狂的なドカティスタだ。そんなヴァン・シル氏を、ドゥカティは6月26日にボルゴパニガーレのファクトリーに招き、CEOのクラウディオ・ドメニカーリが第1号車をアンベールして納車。「ボルゴパニガーレで働く人々の情熱に触れたことは、一生の思い出になりました」と、感動もひとしお!

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DUCATI Magazine 編集部

DUCATI Magazine 編集部

情熱を意味する真っ赤なボディで駆け抜ける、イタリアを代表するバイク「ドゥカティ」。世界のレースシーンで培った技術、ストーリーを凝縮した専門マガジン。

DUCATI Magazine 編集部の記事一覧

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