電動アシストユニットを手掛ける中国の「Bafang」が完全子会社を設立予定
eBikeLife編集部
- 2021年04月06日
電気自動車やeバイクなどのeモビリティコンポーネントを手掛ける中国の大手メーカー、Bafang(バーファン)が、蘇相協力区と契約を締結。中国3社目となる子会社「八方新能源(蘇州)有限公司(仮称、以下「Bafang新能源」)」を設立することを発表した。Bafang新能源はBafangリチウムイオン電池パックの研究開発、生産拠点となる予定だ。以下、プレスリリースより。
Bafang蘇相協力区と契約を締結し、中国3社目の完全子会社を設立予定
Bafangは会社の発展需要を満たし、業務の分布を更に明確にさせるため、間もなく中国国内で3社目の完全子会社である「八方新能源(蘇州)有限公司」(仮称、最終的な会社名が所管工商登記部門の承認結果に準ずるものとし、以下「Bafang新能源」と略称する)を設立する予定だ。 また、2021年2月に、Bafangは蘇州工業団地の蘇相合作区(以下、「蘇相合作区」と略称する)との契約締結式を行った。
近年、eBike(即ち、電動アシスト自転車)業界の景況感は常に高水準を維持している。Bafangは先進的な技術と良好な社会評判により、電動機及び付帯製品の生産と販売台数が安定成長を続けている。また、リチウムイオン電池パックは、eBikeの電気システムの動力源として、電気システム全体の設計と性能発揮において重要な役割を持っている。納品の適時性や、電池パックとBafang製品との互換性などの問題をより良く解決するため、Bafang取締役会は蘇相協力区に20,000万人民元で登録し、国内3社目の完全子会社であるBafang新能源を設立することを決議した。
Bafang新能源はBafangリチウムイオン電池パックの研究開発及び生産拠点となり、それを電動機、コントローラー、メーターなどと組み合わせて電気システムセット製品にし、引き続きお客様に「ワンストップ式」サービスを提供する。Bafang新能源は地域の相乗効果と地域産業集積の優位性をよりうまく発揮し、業界のハイエンド技術人材を呼び込み、科学技術革新と科学技術協力を展開させる。また、Bafang新能源も企業組織と業務構造をさらに最適化し、会社の各業務分野を明確にし、Bafangの経営管理効率を向上させ、Bafangの総合的な実力を効果的に高める見込みである。
Bafangについて
Bafangは、イーモビリティ部品と完全なイードライブシステムの大手メーカーの一つであり、2003年から電気車両向けの部品と完全なシステムを開発してきました。Bafangは上海証券取引所 (603489.SS) に上場しています。
同社は、個人の電動アシスト自転や、電動スクーター、または公共自転車共有計画など、未来のグローバルなイーモビリティ動向の全てに焦点を当てています。Bafangは世界中で約700名のスタッフを雇用しています。本社と開発/製造センターは上海近郊の蘇州に位置しています。
Bafangはオランダと、アメリカ、ドイツ、日本、台湾、中国に販売およびサービスセンターを持っています。ポーランドに新たに開設された工場は、欧州市場向けミッドモーターシステムの生産に注力していきます。
www.bafang-e.com
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