電動アシスト自転車で横須賀eクルーズ。これっきり坂を駆け上る
ニシヤマ
- 2021年05月23日
横須賀eバイク散歩
三浦半島横須賀界隈を電動アシスト自転車で遊ぶ。eクロスバイク、ミヤタ・クルーズ6180をクルマに積んで湘南国際村へ。eバイクを持ってきたのは、坂道が多いエリアを走るには、ぴったりだからだ。
湘南国際村の駐車場にクルマを停めて、横須賀市街方面へ下る。ここの駐車場は閉門時間はあるが無料だ。下って上って戻ってきても、eバイクなら苦にならない。むしろ、そこが坂であるほうが電力と重力をフル活用できるので、ラクということに最近気が付いた。
逆にeバイクが苦手なのは平地だ。重力に上から押し付けられているだけの状態は、バッテリーの重みもあるのでエコモードで走ってプラマイゼロという感じでメリットが生きない。なので、都市型eバイクがもっとも生きる街は坂道だらけの横須賀ともいえる。
横須賀を楽しくライドできる乗り物はeバイクしかない。持ってきたミヤタのeクロスバイクだが、市街地の取りまわしはフラットバーのクロスバイクタイプが向く。クルーズというモデル名も船を彷彿させるので、ハマにはピッタリというわけだ。
ごちゃっとした横須賀谷戸エリアへ
それに行きたいところがあった。そこは横須賀の谷戸地域。横須賀は、その知名度のわりに、外からの人がめったに近づかないところがある。ロードバイクで来る人もいない。三浦半島ガイドでもまず語られない場所。
汐入や不入斗(いりやまず)とったところは、急な谷戸の地形にへばりつくように住宅が密集しており、激坂かつ細道で住宅へクルマで到達できないようなところばかりだ。ここにどうやって家を建てたのか不思議ではある。
横須賀不入斗といえば山口百恵の出身地だ。愛車のMD付6連奏CDプレーヤーには、ゴールデン☆ベスト2枚組がいつも入っているくらい百恵ファンなので、横須賀と聞くとやはり「これっきり これっきり もう♪」となる。
「横須賀ストーリー」で歌われたという「これっきり坂」をeバイクで駆け上ってみた。
「急な坂道駆け上ったら 今も海が見えるでしょうか♪」という海を見てみたかったのだが、坂の上の公園は工事中で封鎖されていた(平和中央公園は4月1日にリニューアルオープンした)。
【バイシクルクラブ6月号。連載「eBIKE充電堂」より】
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