初めてでもできた! ちぎりパン【実際に作ってみた】

パン作りは時間がかかるというのが定説だったが、新しいレシピを使ったちぎりパンでは、コネ・発酵・焼きまでたった60分という短時間でできるのだそう。それなら、ということで、パン作り初心者の筆者が挑戦してみた。

正確には、パン作りは初めてというわけではない。以前、挑戦したことがあるのだが、「一次発酵」とか「二次発酵」とか「生地を休ませる」とか、そういった手作りパン専門の用語に戸惑った上に、結局うまく膨らまずに失敗した経験があるのだ。それ以来、「パン作りは難しい」という印象が残ったまま。うーん。果たして、今回はうまくいくんでしょうか……。

若干不安を感じながらのスタート。参考にしたのはこちらの本。驚きの60分を実現しているのは、薄力粉を練って作る「ノンイースト種」の魔法によるもののようだ。

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今回は、初めてということで、オーソドックスな基本のパンを作ることにした。18cmのスクエア型用の材料だが、家にあるのは18cmのパウンドケーキ型のみ。一瞬、新しくスクエア型を買うべきかと思ったが、パウンドケーキ型で2回焼けばいいことにした。手軽なのがウリのちぎりパンなので、細かいことはこだわらないでいくことにする。とにもかくにも、手順にしたがい始めてみる。

バターが品薄で入手できず、仕方がないのでマーガリンで代用。強力粉、砂糖、塩、マーガリン、予め準備しておいたノンイースト種、30度の温水でとかしたドライイーストをボウルに入れ、こねる。温度計がなかったので、指を入れてみて、お風呂よりもぬるい程度の温水でよしとした。これも果たしてよかったかどうか。でも、初めて作るときに、しかも、この先続くかどうかわからないのに、道具一式買い揃えるのってリスキーと思うのは私だけではないはず。

しばらくボウルの中のネバネバと格闘していると、そのうちどうにかまとまりになったので、それを包丁で8等分に切り分け、手順のとおりにくるくる丸める。

パウンドケーキ型に4つずつ入れたところがこちら。

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そして、それを40度のオーブンに30分入れて発酵。発酵タイムはこの1回のみ。「1次発酵」とか「2次発酵」とかはないらしい。ふーん、シンプルでわかりやすい。

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40分後。おお! ちゃんと膨らんでいる! レシピの写真にすごく似ている。ここまで来たら、もう勝ったも同然?

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180度のオーブンで15分 完成!!

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小学生の息子に食べさせてみると「ほんとにちゃんとちぎれる!」という、いたって率直な感想が出た。予想以上にもちもちでふわふわ。なんで、こんなにもちもちでふわふわになるんだろう。不思議だ。これが、ノンイースト種の魔法なんだろうか。あっという間に1本完食。ともあれ、初回でこれなら大成功と言えるだろう。

2本目は、1本目よりも発酵が進み少し膨らんでいたので、40度のオーブンで20分ほどの発酵時間にした。あまり細かいことは考えず、様子を見ながら膨らんだらよし、ということで焼いたが、特に問題なかった。

【結論】手順がシンプルなので、これなら面倒くさがり屋の私にも続けられそう。パン作りのハードルがかなり下がったのが感じられる。簡単な割に見栄えがするので、料理上手みたいに見えるのもいい。こんなにザックリな私でもできたので、パン作り初心者の方も臆せずチャレンジしてみてほしい。

(ライター:百名 晶子)

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