BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo
  • タビノリ

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

女子ゴルフ開幕戦で見えた新時代の主役たち|2025年も女子ツアーが面白い

岩井千怜が逆転で開幕戦連覇を達成!

岩井千怜:2002年7月5日生まれ、埼玉県出身。2021年6月のプロテストに合格すると、同年9月の下部ツアーで優勝。2022年には「NEC軽井沢72」でレギュラーツアー初優勝を遂げた翌週に「CATLadies」も制し、ツアー初優勝から2週連続優勝という快挙を達成した。2025年は米女子ツアーを主戦場に戦う。Honda所属。

3月6日~9日に沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で行われた
「ダイキンオーキッドレディス」で2025年の女子ツアーが開幕!
今季のツアー観戦が10倍楽しくなる現地取材リポートをお届け。

RESULT

順位 選手名 スコア
1位 岩井 千怜 −10
2位 木村 彩子 −6
2位 申 ジエ −6
2位 菅 楓華 −6
5位 小林 夢果 −5
6位 神谷 そら −4
7位 ウー チャイエン −3
7位 荒木 優奈 −3
7位 柏原 明日架 −3
7位 岩井 明愛 −3
7位 桑木 志帆 −3
最終日、首位と1打差の2位からスタートした岩井千怜が66でプレーし、逆転で大会連覇を達成。昨年10月の「樋口久子三菱電機レディス」以来の国内8勝目を挙げた。

エントリーミスから気持ちを切り替えて

当初の予定では、この国内開幕戦に出場する予定はなかった。本来は、今年の主戦場である米女子ツアーの「ブルーベイLPGA」に出場するはずだったからだ。ところが痛恨のエントリーミスにより、急遽、ディフェンディングチャンピオンとして沖縄へ向かうことになった。
「やっぱり悔しいですよね。出られたのに出られないのは。この大会に出る前はどういうマインドで行こうかという気持ちになりましたけど、出るからには気持ち切り替えていかないといけないなと。(姉の明愛と)2人で頑張ろうねという話はちょっとだけしました」

終わってみれば、その強さが際立つ結果となった。1打差の2位からスタートした最終日。1番ホールでバーディを奪っていきなり首位に並ぶと、バックナインで5バーディを奪って後続を突き放し、通算10アンダーで大会連覇を達成した。
「プレー中は連覇のことは考えていなくて、1打1打に集中した結果です。今までの優勝とは違った感じで、バックナインまで競っていたので、新しい経験をしているなと思いながらプレーしていて、その面ではすごく勉強になりました」

成長が見られたので今後につなげたい

初日から3日目まで首位をキープした菅楓華。 史上5人目の4日間大会での完全優勝を目指したが、勝負所の終盤でスコアを崩し2位タイに終わった。

今シーズンの国内女子ツアーは、岩井千怜と明愛の姉妹に加えて、昨シーズンのメルセデス・ランキング1位の竹田麗央と2位の山下美夢有も米女子ツアーに参戦する。それもあって混戦を予想する声は多い。
ランキング上位だった小祝さくらや桑木志帆、河本結はもちろん、開幕戦で2位タイに入った申ジエらベテラン勢も、年間女王のタイトル獲得の有力候補だろう。そんな中、ぜひ注目してほしいのがツアー2年目の菅楓華だ。
「なかなかバーディが来ない中、折れずに最後まであきらめずにできたのは良かったと思います。チャンスホールも4、5回あったんですけど、それを外してしまったのがパターなので、そこが反省点です。泣いている場合じゃないですし、自分の成長が見られたので、そこは今後につなげいたいです」

「泣いてる場合じゃない!」

そう大会を振り返った菅は、翌週の「Vポイント×SMBCレディス」でも単独2位となった。優勝した吉田優利には9打差をつけられたが、3位タイに河本、岩井千怜、勝みなみら実力者がいる中での結果は大きな自信になったはずだ。
菅は昨年も「アンパスィ」のウェアを着用していたのだが、今シーズンからは契約選手として正式にチームアンパスィの一員になった。遊び心のあるウェアを上手に着こなすお洒落な一面も見せており、そのコーディネートにも注目したい。

菅は大会翌週、與語優奈、吉澤柚月、青木香奈子、福田萌維とともに、都内で行われたプレミアグループとのスポンサー契約発表記者会見に出席。「2年目が大事。シードを取りたい」と意気込みを語った。

 

妹の千怜ともに新しいキャディバッグで出場し、7位タイだった岩井明愛。
「パッティングを打ちきれなかった。次戦からはもうちょっと強い気持ちでいきたい」と話した。

SHARE

PROFILE

フクダトモオ

EVEN / EVEN編集長

フクダトモオ

1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て『EVEN』編集部へ。186センチの長身で、自称“青山のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。2025年4月に『EVEN』編集長に就任。

フクダトモオの記事一覧

1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て『EVEN』編集部へ。186センチの長身で、自称“青山のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。2025年4月に『EVEN』編集長に就任。

フクダトモオの記事一覧

No more pages to load