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宮里優作×青木瀬令奈【スペシャル対談 前編 】ツアー開幕直前の沖縄でじっくりと語り合ってもらいました

ツアー開幕直前の沖縄でじっくりと語り合ってもらいました

悩んでいる時も、上手くいっている時も

ともに選手からの人望も厚く、ツアーを牽引する存在でもある宮里優作と青木瀬令奈がファッションのことやお互いのこと、ツアーのことをとことん語り合うスペシャルトークをお届け!

ツアー初優勝を経て連載タイトルが変更に

宮里優作:1980年6月19日生まれ、沖縄県出身。父・優さんの指導で腕を上げ、ジュニア時代に数々のタイトルを獲得。2002年にプロ転向し、2013年の「ゴルフ日本シリーズ」でツアー初優勝を遂げた。2017年には選手会長として初めて賞金王のタイトルを獲得した。23年には18人目の生涯獲得賞金9億円到達。大和ハウス工業所属。

宮里・青木 EVEN創刊200号、おめでとうございます!
編集部 ありがとうございます。宮里プロが本誌で連載をスタートしたのは2009年ですから、今の編集部員の誰よりもEVEN歴が長いです。
宮里 ベテランですね(笑)。当時のジャック高橋編集長から話をいただいて、その時は「ライル&スコット」のウェアを着ていたんですけど、それを誌面で取り上げてもらったりしてお洒落な雑誌だなと思って見ていたので、光栄でした。最初は「未勝利の方程式」という連載タイトルでしたが、優勝したことがきっかけで「ザ・ネクストステージ」に変わったんです。
青木 私は3年ぐらい前にお話をいただいて、連載をもたせていただくことになりました。EVENは、良い意味でゴルフ雑誌っぽくないというか、本当にお洒落で最先端のアイテムが載っている印象で、その時は女子プロの情報は少なかったイメージがあります。だからこそ余計にうれしかったのを覚えています。
編集部 最近は女子ツアーの情報も積極的に載せているので、引き続きよろしくお願いします。ところで、お二人はゴルフ雑誌は読みますか?
宮里 EVEN以外はほとんど読まなくなりましたねえ(笑)。やっぱり最近はWEBやSNSで情報収集する機会が多いです。
青木 私もです。小さいころは練習が好きじゃなかったので、サボる口実でゴルフ雑誌を見ることはありました。連載の漫画が面白かったですし。ちなみに、大西翔太コーチはゴルフ雑誌が大好きで、全雑誌、毎号読んでいますね。勉強のためという意味合いが大きいみたいです。
編集部 大西コーチ、またレッスンの取材よろしくお願いします。

腕時計がよく見えるようにシャツの袖を短くすることも

青木瀬令奈:1993年2月8日生まれ、群馬県出身。2011年にプロ転向。2015年に大西翔太コーチ兼キャディとコンビを組むと、2017年「ヨネックスレディス」でツアー初優勝。2023年の「大王製紙エリエールレディス」でツアー通算5勝目を挙げる。プレーヤーズ委員長やJLPGAブライトナーを務める。リシャール・ミル所属。

編集部 さて、新シーズンが始まっていますが、宮里プロは着用するウェアが新しくなりましたね。
宮里 今季から「マークアンドロナ」の『コード』というコレクションを着ています。マークアンドロナの中でもモノトーンを中心としたシックなアイテムが多いハイエンドスポーツラインで、機能性にもこだわっています。とにかく着心地が最高ですね。僕らはツアープロですから、戦闘服とまではいかないですけど、やっぱりパフォーマンスを犠牲にしないことが重要。一打一打が大事なので、ちょっとでも動きにくかったり、気になる部分があるウェアは着られません。自分はとくにフィット感を大事にしています。ダボダボなものよりは、ある程度フィットした上でストレッチ性が高いほうが気持ち良くスイングできます。
青木 もちろん流行りもあるし、デザインも大事なんですけど、プロ用のウェアはできればフィット感や着心地が同じだとうれしい、というのが本音だったりします。色やデザインは市販のものとぜんぶ一緒で良いんですけど、ウェアが変わっても着心地はなるべく同じであるほうがプレーしやすいです。あと、優作さんもそうですが、「リシャール・ミル」の腕時計を着用してプレーしているので、袖が長いと時計にかぶってしまうんですよね。そういう時は、袖を少し短めに仕上げてもらうこともあります。
宮里 そういう意味では、僕は赤と白の腕時計を持っているのですが、まず朝の気分でどちらの色の腕時計を身につけるかを決めて、それからコーディネートを考えます。トップスを決めて、ボトムスを決めて、最後にキャップやシューズの順番ですね。
青木 私も朝の気分で決めますね。ただ、パンツは気に入ったものがあるとそれを10枚とか用意してもらうのであまり変えません。スカートは履かないですねえ。「ヒールクリーク」のカタログ撮影時とオフシーズンのイベント時の数回だけ。日焼け止めが服や車に付いちゃうのが嫌なんです。

予選落ちした時のウェアはしばらく着ない?

編集部 勝負カラーやラッキーカラーはありますか?
宮里 決まった勝負カラーはないんですけど、優勝争いに絡んだ時は明るめの色を着ようにしていますね。気分が暗くならないように。
青木 私は赤か青だったら、青を選びます。やっぱり冷静になりたいというか。パターのラインの色とかも青を選びます。冷静になれるので。強い色でガンガン行くよりも、シトシトと、気づいたら上位にいる、みたいなスタイルでいきたいですね(笑)
宮里 それは怖い(笑)。逆に、結果が良くなかった時のウェアはしばらく避けがちというのもあります。ちょっと気になったりしますよね。最近、青を着ると良くないな、とか。
青木 わかります。予選落ちした時のウェアはしばらく着ないようにしたりしますね。で、しばらく経ってからリベンジさせたり(笑)
編集部 そういった験担ぎのようなことって気にされたりしますか?
宮里 ルーティンは守りたいです。例えば、試合当日の起床からスタートまでの過ごし方とか。自分は2時間半前にはコースへ着いてゆっくりと準備したいタイプですが、選手によってはギリギリまで来ない人もいるんです。
青木 私はそっちのタイプです。1時間半ぐらい前にはコースへ着いているんですけど、ロッカーを使わずに車で準備したりして、50分前ぐらいにウォーミングアップを始めて、すぐスタートみたいな。ホールアウト後もすぐに帰っちゃうので、ゴルフ場の滞在時間がめっちゃ短いです(笑)

スペシャル対談後編はこちら

 

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PROFILE

フクダトモオ

EVEN / EVEN編集長

フクダトモオ

1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て『EVEN』編集部へ。186センチの長身で、自称“青山のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。2025年4月に『EVEN』編集長に就任。

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1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て『EVEN』編集部へ。186センチの長身で、自称“青山のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。2025年4月に『EVEN』編集長に就任。

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