
日本の高校生が世界へ挑む!全米ジュニア選手権ハワイ予選に2名の代表選手が出場決定

EVEN 編集部
- 2025年05月26日
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世界の舞台で才能が花開く瞬間へ JCGが送り出す未来のトッププレーヤー
2024年12月に開催された『悠愛学園カップ』で見事総合優勝を果たした高校生2名が、世界最高峰のジュニアゴルフ大会『U.S. Junior Championships』のハワイ予選に挑戦することが決まりました。派遣を決定したのは、ジュニアゴルファーの育成と国際大会への挑戦機会創出を目的とする日本チャレンジゴルフツアー協会(JCG)。
6月2日、舞台となるのは米・ハワイ州カウアイ島の名門コース「Poipu Bay Golf Course」。男子は『第77回 U.S. Junior Amateur Championship』、女子は『第76回 U.S. Girls’ Junior Championship』と、歴史ある大会に日本の若き才能が挑みます。
世界基準に挑む、若きふたりの代表選手
久我 健心(くが けんしん)選手(熊本国府高校3年)
中山 凜花(なかやま りんか)選手(中部大学第一高校2年)
久我選手は安定したショット力と冷静なマネジメントが持ち味で、国内大会でも頭一つ抜けた存在感を示しました。一方、中山選手は卓越したパッティングセンスと勝負強さで知られ、女子ゴルフ界の次世代エース候補として注目を集めています。
ふたりが向かうハワイ予選は、世界中のジュニアゴルファーにとって「登竜門」とされる大会。優勝すれば、なんと翌年の全米オープン(男子)、全米女子オープン(女子)への出場権が手に入る夢の舞台です。
競技だけじゃない——「人としての成長」を重視するJCGの取り組み
JCGが今回の派遣に込めたのは、単なる競技力向上だけではありません。世界の同年代とプレーすることで、異なる戦略やスタイルに触れ、国際感覚や価値観の多様性を学ぶ——そうした「人間的成長」も大きな目的です。
このような国際派遣を通じて、選手たちは将来のキャリアの可能性を広げ、視野を大きく広げることができます。競技ゴルフにおける技術だけでなく、グローバルに活躍する人間力を育てる。それがJCGの目指すジュニア育成のあり方です。
今後の展望——「世界に通用するゴルファー」を日本から
JCGは今後も『悠愛学園カップ』をはじめとする国内大会を通じて、世界大会への派遣選手を選出していく予定です。国内での地道な育成と、海外での実戦経験を両輪とすることで、日本から世界に通用するプロゴルファーを育てていきます。
次に世界へ羽ばたくのは、あなたの身近な高校生かもしれません。JCGの取り組みは、未来のゴルフ界を支える土台づくりでもあります。
詳細・お問い合わせ
今後の大会情報や派遣プロジェクトについての詳細は、以下の公式サイトをご覧ください。
若き挑戦者たちに、ぜひご注目ください。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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