
都市とゴルフが出会う場所 松本抵三がつくるクラブハウスの世界

EVEN 編集部
- 2025年06月20日
松本 抵三
大阪・靱本町を拠点に、ゴルフと都市カルチャーの交差点を体現するライフスタイルショップ『CLUBHAUS』を主宰。伝統とストリートを繋ぐ審美眼と、“WE SUPPORT AMATEURS™”という哲学が、彼のゴルフ観と装いに表れている。
洒落者として、発信者として注目すべきゴルフ愛好家のひとり。
「関東へ行く機会が多くて、ゴルフも関東圏でプレーすることが増えました。
それでも関西に戻って、地元の友人達と肩肘張らないプレーも自分にとっては大切な時間。
最近は『和歌山カントリークラブ』がお気に入りです。佐藤儀一設計の丘陵地を生かしたレイアウトが面白いし、市街地からのアクセスも良いです。
ずっと残ってほしいコースだから、自分なりにその魅力を伝えていきたいです。」
ついつい真似したくなる “ゴルフで遊ぶ”達人
ゴルフシューズは、TPOやスタイルに合わせてチョイスしますが、クラブ競技などここ一番気合いを入れたい日に履くのは、『FOOTJOY』のプレミアムシリーズのコラボレーションモデルの数々。
「日本では入手が難しいため、米国から直接取り寄せたりしています。」
マスターズ期間中、会場外でゲットした非売品グッズも熱い。
「『MALBON』や『Sugarloaf』のキャップ、そして『JONES』の“PRO SHOP”ボストンバッグなど、各ブランドのマスターズへの愛と解釈が楽しいです。」
アムステルダム発のスケートブランド『POP TRADING COMPANY』。
「POPのスクウェアロゴのアイテムや、オランダならではの、ミッフィーが刺繍されたセーターなど、個人的にドンピシャなブランドです。」
好きが高じて、来期より、おそらくゴルフショップでは世界で初めて取り扱いを始めることに。
日本未発売のスマートグラス『Ray-Ban Metaグラス』。
視界を記録できるので、プレー中に装着すると家に帰って「あんなミスしたな~、このチップイン良かったよね」など、ゴルフの楽しさがグッと広がる。
『CLUBHAUS』の工房でのみ取り扱っている『MOE86』で統一。
「感性を大事にゴルフを楽しむ僕には、一番あっています。そして何よりこのクラブに出会って、ゴルフが楽しくなりました」と松本氏。
アパレルだけでなく、クラブ、グリップ、シャフトもオリジナルで展開。
松本氏曰く「アパレルショップのイメージが強いと思うが、あくまでもクラブハウスは“ゴルフショップ”なんです。」
ブランドカラーと同じネイビーを選んだ愛車は、『ランドローバー』。
控えめでいて品がある。
「車はゴルフとは切っても切れない存在なので、ゴルフギアの一つという意識で選びました。」
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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