
「送風カート」ではなく 「冷房カート」の威力が凄い

水上貴夫
- 2025年07月04日
埼玉4ゴルフ場がクーラー付きカート導入
毎年この時期になると必ず「暑さに弱い」、という話を書く。ゆえに猛暑対策グッズを数多く揃えているとも。大型の日傘、ネッククーラー(3つ)、保冷バッグ、日焼け止め、冷却スプレー、小型の氷嚢、2.5L水筒、というようなアイテム達だ。ただ、これだけの対策を揃えても酷暑で風もなく日陰も少ない歩きのラウンドなんてことになると、ダメージは深刻だ。だから盛夏はコース選びが重要、アーリーバードか高原を目指す。河口湖周辺なんて都内と5℃くらい違う。
西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営する埼玉の4コースがクーラー付きカートを導入した。その内「久邇カントリークラブ」と「武蔵丘ゴルフコース」は全カートに標準装備され「新武蔵丘ゴルフコース」と「西武園ゴルフ場」では一部導入されるとのこと。ポイントは“送風”ではなく5℃の“冷風”が出てくること。実際に体験したが圧倒的に涼しい。
これは真夏のゴルフ場選びの強力な選択肢になる。
「久邇カントリークラブ」と「武蔵丘ゴルフコース」では全カートにクーラーが導入された。今シーズンは追加料金なしで使用できるのも嬉しい。レストランでは前述の2コースに加えて「新武蔵丘ゴルフコース」にて昨年も好評だった熱中症対策のドリンクで「オロナミンC」と「ポカリスエット」を混ぜ合わせた「オロポ」を販売する。さらに武蔵丘ゴルフコースでは避難小屋等にクールスポットを設置する。多様な猛暑対策が実施される。


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