【ゴルフ】行くなら夏しかない! スコットランドリンクスへの旅
FUNQ
- 2016年08月19日
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ゴルフ発祥の地スコットランドには、ゴルファーなら一度は訪れたいもの。荒涼とした原野が舞台の難コースは、どれも挑戦しがいがあるのだ。今回は過去に全英オープンが開催された4カ所を紹介。 予約の仕方など詳細もあるので、ぜひとも参考にされたし!
No.1 St Andrews Old Course(セントアンドリュース オールドコース)
6721yds、PAR72。世界中のゴルファーが一度はプレーを夢見る“ホームオブゴルフ” は、現在も5年に1度全英オープンが開催される特別な地。2ホールが共有するグリーン、18番の名物スィルカン橋、ホテル越えの17番にあるトミーズバンカー、トムモリスショップにR&Aなど、伝説的なスポットが随所に。ハイシーズンで175ポンドだが予約は困難を極める。
St Andrews Links Trust, West Sands, St Andrews,KY16 9XL
TEL/+44(0)1334 466691
○ハンディキャップ:男性24、女性36以下
○WEB予約:可
〈予約の仕方〉
1、来年度分の抽選に申し込む
オールドコースでの通常のプレー予約は1年に1度、次年度分を8月に受け付けている。今年は8月24日~9月7日までで公式サイトのフォームから応募できる。グリーンフィなど詳細は公式サイト上での発表となるので、そちらも確認しよう。
2、抽選(バロット)で申し込む
オールドコースでは「バロット」と呼ばれる抽選でのプレーが用意されている。原則ハンディキャップ証明(英語)が必要で、プレーを希望する前々日に電話、またはセントアンドリュースのクラブハウスへ直接、14時までに2名以上で申し込む。
3、ティオフ前に並んで待つ
1人でも良いからどうしてもプレーしたい。そんな時は、プレーを希望する当日、スタート前の早朝にスターター横の「オールドコースパビリオン」に並んで申し込むと、上手くいけば、2~3名の組に一緒に加わってプレーできる可能性がある。
No.2 Trump Turnberry The Ailsa(トランプターンベリー エルサ)
7489yds、PAR71。スコットランド西海岸にある1906年開場のラグジュアリーなコースは、過去4度全英オープンの開催コースとなっている。4番から11番までがクライド湾に面した美しい景観を誇り、灯台を望む9番の海越えが名物。灯台はカフェ兼宿泊施設でもある。オーナーが米国のトランプとなった事でエルサ、キンタイヤーコースともに改修を受けている(キンタイヤーは2017年完成予定)。全英オープン開催時に多くの選手が宿泊した歴史あるホテルは、宿泊するとグリーンフィやスタート時間に優遇がある。
Trump Turnberry Resort, Maidens Road,Turnberry, KA26 9LT
TEL/+44(0)1655 331 000
○ハンディキャップ:男性24、女性36以下
○WEB予約:メールで可
〈予約の仕方〉
The Ailsa(エルサ)コースのラウンドはハイシーズンで275ポンドと高め。予約は電話またはメールで可能だが、ビジターはお昼の12時以降からとなる。ホテルや灯台のスイートへの宿泊客はグリーンフィの割引(210ポンド)やスタート時間の制限がないなどのメリットがあるので検討してみたい。
No.3 PRESTWICK GOLF CLUB(プレストウィック ゴルフクラブ)
6908yds、PAR71。1851年開場の同クラブは1860年に12ホールで第1回の全英オープンが開催され、通算24回開催地となったThe OPEN発祥の地。クラブハウスには優勝者に贈られたチャンピオンベルト、コース内にも全英オープン初回のティグランドの記念碑などがある。平坦な典型的なリンクスだがスタイミーでブッシュも多く難易度は高め。「AIPS」の名をもつ写真の17番PAR4はグリーン手前に小高い山があり、見えない位置からの硬度なアプローチが要求される。駅舎が横にある1番「RAILWAY」も有名。
2-4 Links Road,Prestwick,Ayrshire,KA91QG
TEL/+44(0)1292 473814
○ハンディキャップ:男性24、女性28以下
○WEB予約:可
〈予約の仕方〉
ビジター料金はハイシーズンの平日で165ポンドだが、終日回っても225ポンド。メンバー専用のレストランでランチがいただけるプランでも185ポンド。プレーには1人当たり100ポンドのデポジットが必要。WEBのフォームから簡単に予約できるが、平日の8~9時は2サムのみ、週末だと土曜の午前は予約できない。
No.4 CARNOUSTIE GOLF LINKS(カーヌスティ ゴルフリンクス)
6948yds、PAR72。1850年開場。過去7回全英オープンを開催している他、全英シニア、全英女子の会場としても知られ、“世界で最も難しいコース” とも称される。狭くうねるフェアウェイ、深いブッシュ、巨大なバンカーに加え、バリーバーンと呼ばれる小川の存在がさらに難易度を高めている。6番は「Hogans Alley」と呼ばれ、1953年大会でベン・ホーガンが左のOBと右のバンカーの間に正確にボールを集め、4日間連続のバーディで優勝した事でその名がつけられた。チャンピオンシップ以外に2コースが隣接。
Carnoustie Golf Centre,Links Parade,Carnoustie, Angus,DD77JE
TEL/+44(0)1241 802270
○ハンディキャップ:男性28、女性36以下
○WEB予約:可
〈予約の仕方〉
ビジターはもちろんジュニアの受け入れにも積極的なコース。ハイシーズンで175ポンド、難コースの攻略に50ポンドでキャディも検討したい。予約は公式サイトのWEBフォーム、または電話で可能なのも分かりやすい。コース内でのアルコールは禁止など、WEBサイトのクラブルールも確認しておきたい。
(EVEN編集部)
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