進化するデザイン、不変のクオリティ
FUNQ
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前回、「マンシングウェア」の製品作りへの徹底した拘りと、それゆえのクオリティの高さをお伝えしたが、今回は彼らの商品デザインにスポットを当てる。No.1ゴルフウエアブランドのデザインの歴史を紐解き、王者であり続けるその秘密に迫ろうというのが今企画の趣旨だ。
「プロゴルファーやお客様の声を聞き、モノ作りをするということは、これからも変わらない」
今回、1960年代~’80年代にかけて、その時代の特徴がよく表れている製品をピックアップしたのだが、右から2枚が’60年代製、真ん中2枚が’70年代製、左2枚が’80年代製となっている。 同ブランドのデザインディレクターである梶村武弘氏は語る。
「特に初期のころの商品はアジがあってカワイイな、と思いますね。当時はアメリカ製で糸や素材、縫製に特徴があり独特の雰囲気。ヴィンテージのデニムのようにまねしようとしても難しいですよね」
―― 一方で、かつてはその技術力からデザインにはかなり制約があった。
「生地柄としては無地か先染めのストライプくらいですよね。伸縮性がほとんどないからラグラン袖にしたりガゼットを付けてゴルフの動きに対応しているのが分かります」
―― デビュー当初から一貫して変わらないものもある。
「プロゴルファーやお客様の声を聞き、モノ作りをするということは、これからも変わらないと思います」
―― だからこそ素材の進化があり、デザインに自由が生まれた。
「現在のワンシングシリーズは『マナード®』という東洋紡にしかできない糸を使っています。伸縮性、吸汗性、耐久性、どれをとっても世界有数の素材です。ポロシャツのパーツは10点前後しかありません。そのため素材や縫製など基本的なところの違いが如実に表れる。一切の妥協ができないんですね」
それこそが彼らが作る秀逸なポロシャツの秘密であり、ゆえのNo.1なのである。
次回は、「マンシングウェア2017SSコレクション」をご紹介します。
「マンシングウェア」の春夏コレクション。とりわけそのポロシャツのシンプルで洗練されたデザインやシルエットが素晴らしい。ライフスタイルを彩るコーディネートをご紹介します。
⇒第3回「マンシングウェア2017SSコレクション」の記事はこちら
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