創業地の名を冠したカーボンシャフト 『秩父』ってどんなシャフト?
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人気ブランド「ツアーAD」を展開するグラファイトデザイン。そんな彼らが本拠地である埼玉県・秩父の名を冠したニューモデル『秩父』は、シニアや女性に、飛びの可能性をもたらす新基軸だ。
人気シリーズ、ツアーADとは何が違うのか、クラブコーディネーターの鹿又芳典氏による解説と、フィッティング施設「イーブン ゴルフ ラボ」によるフィッティングの模様をお届けする。
クラブコーディネーター鹿又氏のコメント動画
“秩父”ってどんなシャフト?
1.しっかりなのにハイトルク
「秩父最大の特徴ともいえるのが7.2~7.4というトルクの高さです。スイング時の打点ブレを補正し、しなり感がある一方で、シャフト先端や手元側はしっかりめでタイミングが取りやすい。ヘッドスピードが遅めの人でも飛距離アップが期待できます」
2.すべて40g台の軽さ
「R、SR、S、S+という四つのフレックス重量はすべて40g台。47インチまでの長尺はもちろん、振り遅れが原因で飛距離をロスする女性やシニア層でも振り切れる他、中間から先端には加速感があり、シャフトがしっかり球をつかまえてくれます」
シニア層など非力なゴルファーの飛距離を追求したプレミアムラインは、近年のゴルフギアのムーブメントといえる。ゆえに、グラファイトデザインの新作『秩父』のリリースもその流れをくんだものといえるだろう。だが、自社の創業地を名に冠したこのシャフトは、単にアンダースペックなお助けモデルとは一線を画すと本誌施設「イーブン ゴルフラボ」のフィッター中本氏は語る。「秩父は47インチの長尺に対応した全モデル40g台の軽量シャフトです。軽量モデルといえば近年、剛性の高い“軽硬”が人気ですが、秩父は最大7・4のハイトルク。これがスイングのブレを補正し、誰もが“芯を食った”当たりを体感できます」
多くのアマチュアが飛距離を追求できる
そこで今回本誌では2名のアマチュアに秩父をフィッティングしてもらった。モデルという職業柄50代という年齢を感じさせない安本氏と、本誌の女性編集部員キタガワというスイングタイプも技量もまったく異なる2名だ。だが、秩父はそんな両者の飛距離を見事アップしてみせた。
「秩父は軽量でしなり幅もありながら、先端や手元側にはしっかり感があるクセのない中調子。幅広いスイングタイプにマッチする他、スイングのブレに強く、軽量なのでしっかり振り抜ける。また、しなり戻りも早く、球をつかまえて飛ばす性能も高い。つまり多くのアマチュアが飛距離を追求できるのです」と中本氏。
ツアーの厳しい現場で磨かれた正確さと飛距離。秩父とはツアーAD譲りのそんな特性を備えた飛距離モデルなのである。
CASE_1:モデル安本さんの場合
気持ち良く振れてヘッドスピードも上がる
50代でゴルフ歴も長いモデルの安本氏。ボディターン派でアウトサイドイン軌道のフェードヒッターである彼は、引っかけとそれを避けての右へのミスが悩み。そこでフィッターは軽量で手元がしっかりめの『秩父 フレックスS』を提案。「トルクのおかげでスイングがブレてもミスになりにくいですね。左を怖がらず、安心してしっかり振れるので、飛距離も伸びそうです」(安本さん)。
[推奨セッティング] 秩父 フレックスS+タイトリスト VG3 10°
CASE_2:編集部キタガワの場合
プッシュ気味だった球筋が憧れのドローに
リストを使ってしっかりヒットする編集部キタガワは、インサイドアウト軌道で右へのプッシュが悩み。その原因を振り遅れにあると中本氏は分析、『秩父 フレックスR』とメンズ用ヘッドとの組み合わせを試すと良い球を連発した。「軽くて振りやすく、シャフトがしなってる感じがあるのに球が右に行かずにつかまった球になりました。ドローボールの弾道なんて初めて打てました」(キタガワ)。
[推奨セッティング]秩父 フレックスR+ブリヂストンゴルフ XD-5
幅広い層にマッチする「秩父」の特性
安本氏の場合:258yd
軽量化によるメリットでマイクラブからHSは2m/sアップの42.4!「道具でこんなに変わるんだって思い知らされました」
キタガワの場合:203yd
HSは36.5m/s、インサイドアウトの美しいドロー弾道とともに高いミート率1.50も特筆。「初めての200yd超え」と本人。
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