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外に出なくてもOK! プロコーチが教える自宅でできる4つのパッティング練習法

これから冬の季節がやってくる。ゴルファーにとって、練習したいが寒い外でクラブを振るのはちょっと……という方も多いはずだ。今回はなんと自宅で簡単にできるパッティング練習法を薗田峻輔プロなどを指導している石井忍コーチが教えてくれたので早速紹介しよう。

【1】1日5分でもOK! 鏡を使った練習法

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鏡の前でアドレスの姿勢をつくり、両ヒジのラインが平行になっているか、両肩のラインが傾きすぎていないか、両手のポジション適正かなどをチェックしよう。

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両肩のラインや両手の位置なども確認し、正しいアドレスの姿勢をつくる練習を日課にしよう。

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素振りも繰り返そう。肩の向きが正しければストロークの軌道も安定することが分かるはずだ。インパクトで手首が折れていないかなども確かめよう。

【2】リードアームの動きをチェック! 片手ストローク練習法

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片手ストロークはリードアーム、つまり主導となる腕をどちらにした方がしっくりくるかを知る練習法。右手と左手で打ち比べて、どちらの方が手首が折れやすいか、または手首を固定しやすいかといった自分の癖や傾向もつかめるのだ。

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「○」右手グリップの握りの強さと右手首の角度が変わらないように振る。右手ストロークは右ワキを締めておくのがポイントだ。

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「×」右ワキがあくと、インパクトで右手首をこねてしまう。

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「○」左手ストロークも左ワキを締めて体と左腕を同調させるのがポイント。左手首の角度をキープしやすいように、左手の握りを等圧に保とう。

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「×」左ワキがあいてしまうのも左手首が折れる原因となる。

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片手ストロークの後に両手をグリップし、左右の手の役割を感じながらストローク練習をすると効果的だ。

【3】ストローク練習はコレ! 2本のクラブを使った練習法

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自宅の部屋ではロングパットのような距離感をつかむ練習はできないが、正確なストロークを身につける方法はたくさんあるのだ。パターマットがない人でもカーペットの上に2本のクラブを平行に並べ、その間でストロークしてボールを転がす練習を日課にすれば、パッティングのレベルアップに大きく役立つ。

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パターのヘッドが当たらないように2本のクラブの幅を調整すると良い。最初のうちは2本のクラブの間隔をやや広めに設定、ストローク中にパターのヘッドはクラブに当たらず、フェースをまっすぐ動かせるようになったら間隔を狭めよう。

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フェース面と軌道の「まっすぐ感覚」を磨くことがポイント
フェース面をまっすぐ引き、まっすぐ出すことを意識して練習を積もう。

【4】スクエア感覚をマスター! カーペットの線を利用した練習法

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自宅のカーペットやフローリングに直線の模様があったら、これらを利用してみよう。カーペットの直線模様などを活用してフェースの向きやストローク軌道をチェックしよう。

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「○」壁に頭をつけて素振りしてみよう。アドレスの前傾角度をキープし、ワキ腹や腹筋などの大きな筋肉を使ってストロークする感覚がつかめる。

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「×」ストローク中に頭が壁から離れるのは前傾姿勢が変わっている証拠だ。

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パターマットを利用するならこんな練習が効果的。

1.ボールスピードのコントロール
パターマットで1~2メートルの練習をする時は、カップの手前から入れたり、向こう側に当てて入れたりしてみよう。

2.カップの入り口を変えて打つ
カップの真正面から入れるだけでなく、右フチや左フチからも入れる練習もしよう。またカップの右フチや左フチの近くで止める練習も積んでおくと良い。

3.50球連続でカップイン練習
パットの上手な人は自分にプレッシャーを課した練習を実践している。例えば、1メートルを50球連続で入れる練習だ。1
球外したら最初からやり直す。あと1球で終わりという場面になると、相当の圧力がかかってくることがよく分かる。最初は30球連続からスタートしてもOK。

パターをキャディバッグに入れっぱなしにしないで、部屋に置いて普段からパターに触れておくことも上達に欠かせないポイントなのだ。今回紹介した4つの練習法、早速チャレンジしてみてほしい。

●石井忍
1974年8月27日生まれ、千葉県出身。日本大学ゴルフ部を経て1998年にプロ転向。その後、プロコーチとして手腕を発揮。現在は薗田峻輔らツアープロの指導のほか、自ら主宰するエースゴルフクラブ(千葉県)で多くのアマチュアを指導している。

(出典:『驚くほど入るパッティングのコツ』、取材・文:三代崇)

(ヤマダタケシ)

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