ゴルフはウォーミングアップが大切! スタート前のショット練習法
FUNQ
- 2018年01月28日
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ゴルフ場に行った際に、いきなりラウンドを始めたことはないだろうか? 多くのゴルフ場には練習場があり、スタート前にボールを打つことができるのだ。ゴルフプレーには準備が大切で、スタート前に体を十分にほぐし、打球練習でイメージをつかんでおけばスコアアップにつながるだけでなく、思わぬケガに対する予防にもなるのだ。今回はスタート前のショット練習法を紹介しよう。
まずはストレッチで体をほぐそう!
クラブを肩にかついで前傾姿勢をつくり、上体を左右に捻って体をほぐしておこう。ウォーミングアップを入念にしておけば、ケガ予防になるのだ。
クラブを2本持って素振りしよう!
グリップとヘッドを重ねて持ち、クラブの重さを利用して体をゆっくり大きく回そう。使うクラブは多くても5本まで。ピッチングウェッジ、7番アイアン、ドライバーの3本に絞っても構わない。
練習場の左端寄りの打席を選ぼう!
練習場の左端寄りの打席を選び、マットの向きと平行の場所に目標を設定して打とう。普段利用する練習場と同じように違和感なく構えられる打席がベスト。
右端寄りの打席は避けよう
視覚的に体が左を向きやすく、カット軌道になりやすいので注意しよう。
小さいスイングから練習開始!
ボールは1コインで25球くらいが一般的。それだけ打てば十分だ。
ピッチングウェッジでフルスイングの4分の1の振り幅から打ち始め、2分の1、4分の3の順でスイングを徐々に大きくしていこう。この時に打つ球数は10球から15球ほどにして、徐々に長いクラブに持ち替えよう。
ドライバーも8割の力加減で打とう!
9番アイアン、7番アイアン、5番ウッド、ドライバーの順で長いクラブを打つが、すべて同じ力感でスイングすることを心がけよう。
【○】フィニッシュでバランス良く立てるようなスイングを心掛けよう。
【×】飛ばそうとして最大の力で振るとバランスを崩してしまう。
この練習は良いショットを打つことではなく、あくまでもウォーミングアップを目的としている。やるかやらないかでスコアが大きく変わってくるので、ぜひ実践してみてほしい。
●吉本 巧
よしもと・たくみ/ 1980年生まれ、兵庫県出身。14歳で米国フロリダに渡り、2000年に米国でプロの資格を取得。現在は主宰の銀座ゴルフアカデミーで多くのアマチュアを指導。
(出典:『一番よくわかるゴルフビギナーズガイド』)
(ヤマダタケシ)
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