目指せSNS映え! スマホでカッコ良いゴルフ写真を撮ろう
FUNQ
- 2018年09月02日
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スマホが普及したことで写真はかなり身近な存在となった。ラウンドの思い出も手軽に残せるようになり、SNSにはゴルフ場で撮影された写真があふれている。せっかく撮るなら、見た人から「いいね!」といわれるカッコ良い写真を撮りたい。ということで今回はスマホで撮影する際に気をつけるポイントをプロカメラマンに教えてもらったので早速紹介しよう。
今回、撮影したのはこの3人だ!
(写真・左)藤井孝太郎
幅広いジャンルで活躍するカメラマン。本誌の仕事がきっかけでゴルフにはまり、コース通いの日々を送る。
(写真・中)篠沙奈美
本誌広告担当。男性顔負けのパワフルなスイングが持ち味の飛ばし屋。惜しまれつつ9月でEVENを卒業する。
(写真・右)伊藤達
本誌広告担当にしてイベント運営もこなす。安定感のあるショットとアプローチのテクニックに定評あり。
全体のバランスを考えて構図を決めよう!
「○」ゴルフ場では空や池、芝、木などを写す割合で写真の印象が大きく変わる。この写真は、雲が印象的な空を池に移し込むことでドラマチックな雰囲気になった。
「△・上」空の面積がやや大きくなりすぎて、池の存在感が薄くなってしまった。
「△・下」池を大きく写したが、左上の木がすべて入りきらないことで中途半端な印象に。
主役となる被写体は、空なのか、池なのか、グリーンなのか、はたまたプレーヤーやギアなのか。それを明確にして、どうすれば見栄えが良くなるかを考えると、写真の仕上がりが変わってくるのだ。
パノラマはOKだが撮影場所に工夫を!
「△」せっかくのパノラマ写真だが、練習グリーンや駐車場を撮るのはイマイチだ。
パノラマ写真の機能を使うと、コースを広く切り取れる。開けた場所で雄大な写真を狙おう。
画面タッチで明るさを調整しよう!
「○」タッチする場所によって写真の明るさが変わる。これはフェアウェイにタッチして撮っている。いろいろタッチして調整しよう。
「△」空をタッチして撮ったことでやや暗くなったが、空の青さを強調したい時はこれもアリ。
「×」画面内でもっとも暗い木々をタッチして撮ったため、全体が明るくなりすぎてしまった。
スマホを逆持ちしてローアングルで狙おう!
「○」レンズ部分が下になるようにスマホを逆さまにして撮ると、迫力のあるローアングルの写真が撮れる。ボールを配置する場所もポイント。
「△・上」ボールの存在感はあるものの、奥行き不足で迫力がない。ローアングルは縦位置で撮りたい。
「△・下」クワガタを一緒に写す狙いは良いが、メインの被写体であるボールが小さすぎて存在感が薄い。
被写体に寄ることで迫力を出そう!
「△」高い位置から見下ろすように撮ったことで、被写体が小さく写ってしまった。
「○」偶然にも同組の3人が同じブランドのドライバーを使っていた。クラブヘッドに近付いて撮影することで、被写体が明確になるのだ。
被写体を大きく写したい時はズームが有効だが、デジタルズームは撮影した画像を引き伸ばして大きくする方式なので、ズームすればするほど画像が粗くなってしまいがち。できればズームは避けて、被写体に近寄って撮影しよう。
いかがだろうか? ほんの少しのテクニックを駆使するだけで、一気にSNS映えする写真が撮れるのだ。ゴルファーの皆さん、いいね倍増を狙ってみてほしい。
(出典:『EVEN 2018年9月号』)
(ヤマダタケシ)
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