ドライバーショットが格段に良くなる! スイング軸を体感できる練習法
FUNQ
- 2018年12月27日
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いくら練習しても上手くならない、そう口にするゴルファーは少なくない。そんな中でも1番の悩みはドライバーだと言うゴルファーも多いはずだ。今回は初心者にも分かりやすいドライバーショット時の『スイング軸』や『身体の回転』を体感できる練習法を紹介しよう。
体の回し方がわからない。スイングの軸ってどこにあるの?
「写真・左」捻転不足で軸がない
軸を意識するあまり、始動から体が動かず手先でクラブを上げると捻転不足のトップになりやすい。トップが浅くなると、タイミングが合わず方向性が安定しない。
「写真・右」リバースピボットで軸ブレ
軸をブラさずに体を回そうとすると、トップで左足体重のリバースピボットになりやすい。すると反動によって、ダウンで右に体重が残り、正しい体重移動ができない。
ブレないスイング軸はこうして出来る!
アゴを中心に体を回せば、ブレない軸ができる
始動からクラブと体の一体感を意識しバックスイングするのに、アゴを中心として肩がアゴの下に入るイメージで体を回すと深い捻転が得られて飛ばしにつながる。トップでは左肩をアゴの下に入れるのにリラックスした状態をキープさせておくと肩がアゴに触れずに上下動なくバックスイング出来る。
スイング軸を体感できる効果的な練習法はこれだ!
体の前に腕を組んでクラブを当てることで、体と腕の一体感がイメージしやすくなって手打ち防止にも役立つ。バックスイングではアゴの下に左肩を入れて、ダウンスイング以降は左肩があったポジションに右肩を入れ替えるようにして体を回転していく。
クラブを胸の前で持ってスイングの動きを確認しよう。アゴを中心にバックスイングでは左肩、フォローにかけては右肩がアゴに触れずに入れ替わるようにして動かすとスイングの軸を体感しやすい。また、左右リズムよく動かすとさらに軸が保ちやすい。
左右の肩の位置に注目してみよう!
【ポイント1】正面から見て右肩が左足の上に一直線になる位置、右腰まで回すと、左足に乗ったフィニッシュが取れる。
【ポイント2】軸や前傾キープの意識が強くなると、バックスイングで左肩が下がりやすい。反対にダウンでは起き上がりやすくなってしまう。
いかがだろうか? ブレないスイング軸を作ることができれば、ドライバーショットが安定しスコアアップにつながるのだ。今回紹介した練習法、是非取り入れてほしい。
●小野寺 誠
1970年8月17日生まれ。16歳で渡米、ゴルフの本場で最新のスイング理論を学ぶ。21歳で帰国し、1996年にプロテスト合格。以後、江連忠プロの下で片山晋吾プロのコーチを経て、独立し男女プロゴルファーのコーチングやキャディ、アマチュアへの指導を行う。
(出典:『一週間でみるみる変わる!最強の練習場ドリル50選』)
(ヤマダタケシ)
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