タオルとクラブで手軽に練習! アマチュアゴルファーは右ワキの開きを矯正してみよう
FUNQ
- 2019年01月04日
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アマチュアゴルファーが陥りやすいミスとして、「体の開きが早い」というものがある。原因は色々あるが、一番は右ワキの開きにあると有名プロを多数指導する小野寺誠氏は言う。今回はそんな右ワキの開きを矯正するタオルを使った簡単な練習法を教えてくれたので早速紹介しよう。
右ワキの開きが早いと起きるフライングエルボーとは?
右腕主体の動きは体の開きが早くなる
始動から右腕主導でクラブを上げると、肩が回らず捻転不足に。手上げが原因でトップでは右ワキが空き、フライングエルボーになりやすい。無理にクラブを引き下ろせば右肩が出て鋭角にクラブが入り、軌道が安定しないのだ。
腕と体の一体感を持って、右ヒジのポジションをチェックしてみよう!
腕と体の一体感を持ってバックスイングすると、右ヒジが下を向いた形のトップになる。ダウンスイングで腕を体の近くに通しやすく、右ヒジも最短距離を動き、安定した軌道を得ることができる。
それでは、右ワキの開きを矯正する練習法を紹介しよう。
こんなに簡単! タオルを使った練習法
腕と体の一体感を持ってスイングすればタオルは落ちない。最初はハーフスイングから、徐々にスイングを大きくしていく。
右ワキが空かないように右ワキにタオルを挟んでスイングしよう。フルスイングではトップでタオルが落ちるので、一歩手前の大きさで反復練習。腕と体の一体感を持ってスイングするのが、タオルを落とさないコツだ。
練習時のポイントは2つ!
始動で腕だけを動かすと、バックスイングの途中でタオルが落ちる。腕と体を一緒に回すイメージを持とう。
体を使った大きなフォローを取れるようになると、腕も伸びるようになって、タオルは前方に勢い良く飛ぶ。
おわかりいただけただろうか? 今回ご紹介した練習法はクラブとタオルさえあればすぐにでも始められるとても簡単なものだ。是非一度試してほしい。
●小野寺 誠
1970年8月17日生まれ。16歳で渡米、ゴルフの本場で最新のスイング理論を学ぶ。21歳で帰国し、1996年にプロテスト合格。以後、江連忠プロの下で片山晋吾プロのコーチを経て、独立し男女プロゴルファーのコーチングやキャディ、アマチュアへの指導を行う。
(出典:『一週間でみるみる変わる!最強の練習場ドリル50選』)
(ヤマダタケシ)
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