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手打ちに悩むゴルファー必見! ハーフショットとスリークォーターを身につけよう

アイアンでアプローチショットを打つときに、思わず手打ちになってしまう。そんな経験はないだろうか? ミスを回避しようとするあまり消極的になり手打ちになる、そんなゴルファーは多いのではないだろうか。今回はそんな手打ちに悩むゴルファーに向けてハーフショットとスリークォーターの感覚を掴むための練習法を紹介しよう。

まずはハーフショットで体とクラブの一体感を感じよう

まずはハーフショットjpg

【○】上体がしっかりと回ったバックスイングからフォローでも胸が目標を向くまで体が回っている。その回転に腕とクラブが同調すれば打点が安定するのだ。

【×】体の回転が不足していて、腕だけで振れば安定感に欠けてしまう。フェースの開閉も大きくなり左右にミスがでる。

7〜8割のスイングでコッキングをマスターしよう

7割から8割jpg

【○】バックスイングとフォローで腕とクラブの角度ができてコックが使えている。効率よくヘッドが動くので、力まずにスムーズに回転して打てる。

【×】コッキングが上手く使えないのでヘッドが走らない。飛距離を出そうとすれば、上半身に力みが出てしまう。肩に力が入れば回転がぎこちなくなる。

では、理論をきっちりと頭に入れたところで、練習法をお教えしよう。

【1】ハーフショットの感覚を掴むための練習法

ハーフショットjpg

手打ちの原因は始動が大半を占めている。その改善にはハーフショットを磨くことが近道だ。アドレスで腕とクラブが作る大文字のYをキープしたまま、バックスイングからフォローまでリズム良く振ろう。

【2】スリークォーターの感覚を掴むための練習法

スリークォーターjpg

ハーフショットのドリルに手首の動きをプラスするとスリークォーターのショットになる。ハーフスイングのポジションから体の回転と共に、左手親指方向に手首を曲げてクラブを上げていく。腕が地面と平行になったところで腕とクラブが90度になるのが目安となる。

手打ち脱却にはハーフショットとスリークォーターを使い分ける事が一番だとおわかりいただけたのではないだろうか? 今回、紹介した練習法でハーフショットとスリークォーターを身につけ、アイアンの精度を上げればパーオン率アップ間違いなしだ。

●小野寺 誠
1970年8月17日生まれ。16歳で渡米、ゴルフの本場で最新のスイング理論を学ぶ。21歳で帰国し、1996年にプロテスト合格。以後、江連忠プロの下で片山晋吾プロのコーチを経て、独立し男女プロゴルファーのコーチングやキャディ、アマチュアへの指導を行う。

(出典:『一週間でみるみる変わる!最強の練習場ドリル50選』

(ヤマダタケシ)

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