2パットでホールアウト! ロングパットは距離合わせを最優先しよう
FUNQ
- 2019年02月02日
INDEX
ロングパットを一発で沈めるのはプロでもかなり難易度が高いといえる。スコアアップのために大事なのは距離を合わせるパットに重点を起き、グリーンのどこからでも2パットでホールアウトする感覚を養うことだ。今回はロングパットを打つまでの動作を3つに分け、それぞれのポイントをお教えしたい。
【1】グリーンリーディングで大まかなラインを読もう!
中間地点で全体を見る
中間地点で傾斜と距離を確認(自分のパット順以外の時間の為0秒)フェアウェイからグリーンに上がってくる時に、グリーンの全体傾斜を確認する習慣をつける。ボールとカップの中間地点に立ち、全体傾斜や距離を確認し、大体のラインを想定する。
【2】イメージ作りでターゲットを設定しよう!
イメージ作り
スピードとラインを約35秒でイメージ。中間地点から実際のボールスピードをイメージしながらラインを読む。全てのイメージが一致したらターゲットを設定。
【3】リハーサル(素振り)でイメージを固めよう!
ボール後方からイメージ作り
ボール後方からターゲット確認、ボール後方で情報を確認しながらリハーサル(素振り)を約5秒で行う。イメージが消えない内に、セットアップからストロークを始動する。
全体を把握できるように上体を起こして最終リハーサルしよう
ボール後方からターゲットを確認しながら、数回素振りを行う。イメージを残したまま、上体を起こした姿勢でボール位置に移動。ターゲット確認を行いつつ、目線を高い位置にキープする意識でセットアップへと移行。自然にロングパットに強いアドレスとなる。
ボールからカップまでの距離が遠いロングパットでは、情報やラインを視野に入れて最終リハーサルを行う。その為には、上体を起こした姿勢でのリハーサルがベストで、あくまでもカップ周辺にボールを運び、2パットでホールアウトできれば成功という楽な気持ちでパットしてみよう。
【×】ボールに集中しすぎ小さく構えない
ボールに集中し過ぎるあまり、小さく屈んだセットアップになってしまってはダメ。よりスムーズな動きが行えるよう頭は高い位置をキープする。
ロングパットでは、イメージ作りが重要だということがお分かりいただけたのではないだろうか。グリーンリーディングとイメージを一致させリハーサルを行いストロークするという一連の流れを、繰り返し行うことでパット感覚が磨かれるのだ。是非実践してほしい。
●小暮博則
1972年生まれ。アメリカで最先端スイング論を学び、多くのアマチュア、プロへの指導経験を持つ。誰でも気軽に上手くなるネットサロンを2019年2月より展開予定。
(出典:『EVEN 2019年2月号』)
(ヤマダタケシ)
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