無観客で行われた「ZOZO チャンピオンシップ」大会3日目のMVPは?

苦渋の決断! ギャラリーの安全面を考慮して無観客試合に

日本初のPGAツアー公式戦「ZOZO チャンピオンシップ」3日目は天候も回復し、順延となっていた第2ラウンドが行われた。この日は、タイガー・ウッズがバーディパットを決めても、松山英樹がドライバーショットをかっ飛ばしてもギャラリーの声援はなし。大雨によるコースコンディション悪化などの影響で、無観客試合になったからだ。実際のところ、コース内は冠水している場所が多く、足元もかなり滑りやすかった。ファンには残念だったが、安全面を考慮すれば致し方なかったと思う。

大雨の影響で冠水した10番ホール。本来は左サイドにクリークが流れているだけだが、水が流れ込んでフェアウェイ全体が池のようになっている。右サイドの人がいる場所の近くにある黒い2つの点が、この日設定されたティマークだ。

短くなった10番パー4でイーグルが16個も飛び出した!

そんな中、大雨の影響でフェアウェイが水没してしまった10番ホールは、朝になってわずかに残った冠水していない部分にティーイングエリアを設け、140ヤードのパー4に設定された。我々アマチュアには馴染みが深いプレーイング4の特設ティのような場所から、トップ選手が次々とティショットを放つのは何とも不思議な光景だった。結果、10番ホールはイーグル16個、バーディ52個、パー8個、ボギー以上をたたいた選手は皆無で、パー4にしてアベレージスコアは2.895。この日最もやさしいホールだったことは説明するまでもない。

140ヤードの10番パー4でティショットを放つヴィクトル・ホブラン。説明されなければ池越えのパー3にしか見えない。

石川遼も感謝したコースメンテナンススタッフの神対応!

第2ラウンドで最も輝いたのは、スコアを6つ伸ばしてトータル12アンダーで単独トップに立っているタイガーで間違いないだろう。だが、個人的には開催コースのアコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブのコースメンテナンススタッフにMVPを贈りたい。関係者によると、近隣のグループコースからもスタッフを動員して、午前3時過ぎから130人体制で排水やバンカーの修復などに奔走。なんとかプレーできる状態へと回復させたとのこと。石川遼もプレー後、「ここまで回復するなんて驚いた。今日はプリファード・ライが適用されていたけど、ほとんど泥はつきませんでした。コース関係者の皆さんに感謝したい」とコメントした。

まだ暗い早朝から排水作業やバンカーの修復作業に追われたアコーディア・ゴルフのコースメンテナンススタッフ。彼らの努力でコースはプレーできる状態へと回復した。(写真提供/アコーディア・ゴルフ)
タイガー・ウッズ、トミー・フリートウッド、小平智の組がハーフターンして10番ホールにやってきた13時50分ごろには、水は完全に引いていた。大会4日目は通常のティーイングエリアからプレーできそうだ。

明日27日(日)の大会4日目は6時30分から第3ラウンドを開始し、終了後には第4ラウンドをできるところまで行う予定とのこと。このままタイガーが突っ走るのか。松山の追い上げはあるのか。現地で、テレビの前で、パソコンの前で、世界最高峰の戦いを満喫しよう。

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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

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