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スコアアップに直結するコースマネジメント術|プロキャディが教える攻略のポイント

良いスコアを出す上で、良いショットを打ち続けることは必須ではない。いかにリスクを避けてプレーを組み立てるか。 つまり、コースマネジメントを考えることがスコアメイクの決め手だ。プロキャディがツアーで実践しているコース攻略の準備について学ぼう。

プロキャディがツアーで実践しているコース攻略

【解説】杉澤伸章(すぎさわ・のぶあき)
1975年生まれ、愛知県出身。21歳で横田真一の専属キャディとなり、2002年からはプロキャディとして丸山茂樹と契約して渡米。米PGAツアーを転戦した。2011年からは宮里優作と契約し、2013年の日本シリーズ優勝をサポート。現在はツアー中継の解説やリポート、企業向けの講演などでも活躍している。

ツアープロはスタート前にパットの練習から始めている

スタート前はパットの練習から始めると、その日のフィーリングやクラブの重さを利用してスイングする感覚がつかみやすい。

スタート前の準備として、しっかり練習しておくことはもはや常識です。問題は練習の手順です。

多くのアマチュアは最初にショットの練習をして、それから練習グリーンへと移動していると思います。一方、ツアープロのほとんどはパッティングから練習を始めます。いきなりドライビングレンジへ行くことはなく、パット→ショット→アプローチ→パットという手順で練習する選手が圧倒的です。

その理由は、プレー当日のフィーリングを一番感じ取りやすいのがパターだからです。クラブの重みや手に感じるフィーリングを通じて、何のリキミもない中でボールを転がして自分の感覚を呼び覚ましてあげるのが目的です。

転がす距離はグリーンの大きさによります。グリーンが大きいコースなら10メートルくらい、グリーンが小さめのコースなら5〜6メートルのミドルパットの距離が中心です。

そこで距離感をつかんでから、ドライビングレンジでショット練習をします。ゆっくりと打ち始めて、次第に力感とスピードを上げていきましょう。こうしたプロたちの練習手順は、アマチュアにとっても良い方法だと思います。

ツアープロはパッティングの練習に時間をかける。グリーンの大きさによって、重点的に転がす距離は変わる。

「ちょっと嫌だな」と思ったら自分の一番得意な球で攻めよう

ティショットを安全確実に打つにはOBや池、バンカーなどハザードのないエリアを狙うのが基本的な考え方ですが、自分が気持ちよく打てるホールなのか、そうではないホールなのかを見極める必要があります。

ティーイングエリアに立ち、ホールのシチュエーションを見た時の第一印象はゴルファーによって異なります。自分の球筋や見た目の感覚などで、攻めやすそうなホールなのか、そうではないホールなのかの印象度が変わるからです。

もし「ちょっと嫌な感じがする」と思った時は、自分の持ち球で攻めることを第一に考えましょう。つまり、自分の得意な球筋です。ツアープロも毎回同じようにドカーンと打っているわけではなくて、ホールのシチュエーションに合わせて高いドローボールを打ったり、低いライナー気味の球を打ったりと球筋をコントロールしています。

皆さんも「嫌だな」と感じるホールを攻略するために、自分の得意な球筋に磨きをかける練習をしっかり積んでおきましょう。また、普段よりもクラブを短く握って、コンパクトにスイングするのも有効ですのでぜひ試してみてください。

フェアウェイが狭かったり、ティーイングエリアに立った時に「何か嫌だな」と感じたりした時は、自分の勝負球で攻めよう。

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EVEN 編集部

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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

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