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ダウンブローの簡単マスター練習法

「側屈を使う」「体を早く開く」「手首を柔軟に使う」「ロフトを立てて打つ」これらがリアルダウンブローの4大要素です。それぞれの要素をマスターすることで、本物のダウンブローが身につき、スコアアップが実現します。今回は、これまでに3000人以上のアマチュアゴルファーを指導しているティーチングプロ、工藤広治さんに即効練習法をレクチャーしていただきます。

「振り遅れドリル」で体を開かせる感覚をつかむ

まずはクラブを遅らせる「振り遅れドリル」の連続素振りで、回転の先行を感じましょう。最初に、上体を起こして胸の前でクラブを持って構えます。自分から見てクラブヘッドのトゥ側が左向きとなるように、フェースを下に向けておきましょう。そしてお腹周りを先に回し、クラブヘッドを遅らせるようにバックスイングします。

体をどんどん回してクラブを遅らせる。フェースは開いたままでOK。フィニッシュまで体をターンしたら、両腕を左にねじってから体を右にターンする。

この素振りではクラブが振り遅れる感じをつかむのが一番の目的なので、インパクトに向かって左手首を手のひら側に折ってフェースをスクエアに戻そうとする必要はありません。トップからダウンスイングへの切り返しと、フィニッシュからの切り返しでは両腕をねじり、体の開きを先行させてクラブを戻していきます。この素振りを左右に連続で続けると、体を早く開くことでクラブが遅れてハンドファーストのインパクトが自然につくられることがよくわかります。

直立の姿勢になり、胸の前でクラブを持つ。最初からフェースを下に、トゥを左に向けておくのがポイント。クラブを遅らせるように体を右に回し、両腕を右側にねじって切り返す。

「クラブ起こし素振り」で側屈の柔軟性を高めよう

左右の側屈の柔軟性にかける人におすすめなのが、「クラブ起こし素振り」です。やや変則的な素振りですが、スイング中に左右のワキ腹を伸縮させる側屈がうまくできないゴルファーにはとくに効果的な練習です。

直立の姿勢になり、両腕を伸ばしてクラブを高い位置で持ったら、左手を高くするつもりで上体を大きく右に傾ける。クラブを元の方向に戻したら、そのまま上体を大きく左に傾ける。

両手を離してクラブを持ち、両腕を高く掲げた姿勢から上体を大きく右に傾けましょう。右ワキ腹をしっかり縮めて左ワキ腹を伸ばし、左手が右手よりも完全に高くなるまでクラブを左に倒します。そこから今度は左ワキ腹を縮めて右ワキ腹を伸ばし、上体を大きく傾けてクラブを左に倒していきます。ここでも左右の前腕部がクロスして左手のほうが高くなるようにしましょう。

上体を大きく左右に傾ける素振りを繰り返すと、「右の側屈がやりにくい」「左への側屈がスムーズにできない」など自分の苦手がつかめてきます。

「前回し&後ろ回し素振り」で左右の手首の柔軟性をアップ

クラブを速く回せるように手首の柔軟性をアップさせる練習が、「前回し&後ろ回し素振り」です。片手でクラブを持ち、縄跳びのイメージでクラブをグルグル回す素振りです。手首を柔らかく使い、スピードをつけて振ります。左手で持つ時はクラブを前側に回し、右手で持つ場合はクラブを後ろ側に回すのがポイントです。

クラブを左手に持つ時は、縄跳びの前回しの要領でクラブをグルグル回そう。
クラブを右手に持ったら、縄跳びの後ろ回しのようにクラブを早く回す。

クラブを回す時は手首を動かすだけでなく、腕もねじり回しながらシャフトのトルクを感じ取るようにしましょう。左手を前回し、右手を後ろ回しにするのは、クラブを実際に振る時の腕使いとリンクさせるためです。

慣れてきたら左手を自分から見て右回りに回し、右手も同様に右回りにクラブを回してみましょう。次第に実際のスイングに近い腕使いとなってくることが実感できます。最終的に両手でクラブを持ってボールを打つ時も、縄跳びのイメージで腕を振りましょう。

「コック&リリースドリル」でクラブの引き下ろしを覚える

「コック&リリースドリル」はバックスイングのコック動作と、ダウンスイングからインパクトにかけてのリリースの動作を覚える練習です。テコの原理を活用するイメージで、リストワークを使います。

両手を離してクラブを持ち、左手を高く上げてからクラブを引き下ろす。
左手親指をグリップの真上にのせると手首の動きが制限される。大きなタメを意識して、ぎりぎりまでコックをほどかないつもりでクラブを振り下ろす。ただし、通常のスイングでは体の上下運動を抑えること。

コックする時は手首を90度以上折り曲げます。左手親指をグリップの真上に添えると手首の角度が制限されてしまうので、左手親指を右手親指と一緒にグリップから外して持ちましょう。

この練習では左手の親指をグリップから外して持つ。

コックとリリースを強調させるために、クラブを引き上げる時に上体を起こし、クラブを下ろす時は上体を屈めます。ダウンスイングではコックをほどくタイミングを遅らせて振り下ろします。コックを使う感覚に慣れたら、通常のグリップで持ち、素振りしましょう。

「コック&リリース」のスイングで実際に打つ

「コック&リリース」のスイングで実際に打って、リリースのタイミングを整える感覚をつかみましょう。クラブをスプリットハンドに持って構え、ボールを打ちます。クラブは7番アイアンが良いでしょう。スプリットハンドドリルはコックやリリースなど正しい動きのすべてを体得できる万能ドリルなので、ぜひ実践してください。

バックスイングでは右ヒジを曲げたまま左腕で引っ張り下ろす。インパクトからフォロースルーにかけて右腕を一気に伸ばす。

バックスイングでは左腕を伸ばしたまま、右ヒジを曲げながらコックを使ってクラブを上げていきます。ダウンスイングは体の右サイドを側屈し、右ヒジを曲げて右肩を下げた体勢でクラブを遅らせて振り下ろします。

そしてインパクトの直前までコックをキープし、右腕を一気に伸ばしてクラブヘッドを加速させてボールをヒットしましょう。リリースが早すぎると手前をダフってしまいますし、リリースが遅すぎるとフェースが開いて当たってしまいます。

「クラブ左手立てドリル」で右サイドの側屈を覚える

5番アイアンやフェアウェイウッドなどシャフトが長めのクラブを左手で立てて、右手で7〜8番アイアンを持ち、ボールを打つ練習です。

左腕の下に体をもぐらせて打つので、左ワキをあけて左腕を伸ばし、上体を軽く前傾させておきます。バックスイングは左ワキ腹を縮めながら右胸くらいの高さまで上げて、体を左腕の下に通すイメージです。

この練習の一番の目的は体の右サイドの側屈をマスターすること。体をもぐり込ませるから振り遅れるわけで、振り遅れを増やす練習でもあるのです。

ダウンスイングで打ち急いだり、肩を横に回したりすると右サイドの側屈がなかなかできません。右肩を前に出さずに、右肩を下げて右ワキ腹を縮めて打つ感覚をマスターしてください。

「ティアップ打ちドリル」でダウンブロー度をテスト

「ティアップ打ちドリル」でダウンブロー度をテストしてみましょう。低めのゴムティを使って、ティアップして打ち、インパクトの先でヘッドがマットにこすれたら合格です。ボールをクリーンにとらえるのはもちろんですが、重要なのはダウンブローの軌道でヒットすることです。

ダウンブローの軌道でボールをクリーンにとらえ、フォロースルーでフェースの刃が芝に軽く触れるように打つ。

スイング軌道の最下点に向かう手前でボールをとらえ、インパクト後にクラブヘッドの刃、もしくはソールの前側がマットに軽くこすれるように打つのが正しいダウンブローです。

すくい上げようとしてアッパーブローにとらえてはいけません。当たりはナイスショットでもスイング軌道の最下点でインパクトすると、フォロースルーでクラブヘッドがマットに触れません。これはハンドファーストに打てなかった証拠で、飛距離も出ないのです。

スイング軌道の最下点の少し手前でボールをとらえる意識をもって練習することが大切。ボールを下からすくい上げてしまうと、インパクトでロフトが増えて飛距離が低下する。

ロフト角を減らしてインパクトすることが大切です。ただし、鋭角に打ちすぎてティに当てないように注意しましょう。

ミスの傾向や調子に応じてボール位置を調整しよう

7番アイアンのショットでは、通常はボールをスタンス中央にセットします。しかし練習では、自分の欠点を修正するためにボール位置を変えるのも効果的です。

たとえばインパクトでロフトが増えてしまい、なかなかダウンブローに打てないという人は、ボールを右足の前に置いて練習しましょう。ボールを右に置くと5番アイアンくらいまでロフトを立てて打つ感覚になります。

この練習の目的は、7番アイアンのロフトを5番アイアンくらいまで立てて打つことにある。
ボールを右に置くほどインサイドアウトの軌道が強まってボールが右にいきやすいが、方向は気にしなくて良い。

またダウンスイングで体を開けない人は、ボールを左足の前に置きましょう。アウトサイドインの軌道で打つ感覚が強まり、体を早く開いてクラブを遅らせて打つ感覚がつかめます。

ボールを左カカト内側の前に置いて打つ練習。軌道がアウトサイドインになってボールが左に飛び出しやすいが、この場合も方向は気にしない。体の開く量を増やしてインパクトの感覚をつかもう。

ボールを右に置いて打つ練習ばかりしていると、次第に体が開けなくなります。その日の調子などを見てボール左置きドリルと使い分けましょう。

 

今回は、ダウンブローの4大要素をマスターするための即効練習法をレクチャーしていただきました。ツアープロのような力強いインパクトを目指して、正しいクラブと体の使い方を効率よくマスターしましょう!

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EVEN 編集部

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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

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