浅地洋佑のゴルフスイングに学ぶ飛距離を伸ばすドライバーショット
EVEN 編集部
- 2020年05月09日
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浅地洋佑(あさじ・ようすけ)
1993年5月24日生まれ、東京都出身。169センチ、68キロ。ジュニア時代に数々の実績を残し、2011年にプロ転向。2019年のアジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフで予選会突破から悲願のツアー初優勝、さらにANAオープンではツアー史上最多5人によるプレーオフを制し2勝目を挙げ、賞金ランキング9位と飛躍の年となった。
連続写真でみる浅地洋佑のゴルフスイング
まずはスイングの一連の流れをイメージしてみましょう。
<GIFが見られない場合はこちらの拡大画像をご覧ください>
【写真を拡大してみる】
浅地洋佑のゴルフスイングを細かくチェックしていこう
パワー不足をカバーするために「テコの原理」の応用で飛ばす
【3】バックスイングではコックを使わない
【6】トップでコッキングを使って切り返していく
【7】下半身主導の動きで大きなタメがつくられる
【9】肩を縦に回すからこのポジションで左肩が見える
【10】クラブを立てるイメージで振り抜いている
ゴルフスイング解説:釣り竿のキャスティングのイメージで振る
バックスイングで手首をずっと固定しておくレートコックが特徴的。それでいてダウンスイングのタメが最近の選手では珍しいほど大きく、飛ばしのパワーを最大限に生み出しています。
左足の踏み込みが強いから大きなタメがつくられるのですが、釣り人が釣り糸を遠くまで投げるキャスティングの要領でリストをうまく使っている点にも着目してください。
バックスイングで手首を固定しているといっても、ガチガチに固めているわけではありません。トップに近い位置で手首をコックし、ダウンスイングでも手首の角度をキープしてインパクトで一気にリリースするのです。要はテコの原理の応用で、パワー不足を補うための工夫といえます。
テコの原理でスイングしやすくするために、肩を縦に近い角度で回転するのも大切なポイントです。
浅地洋佑のゴルフスイングを練習してみよう
リストを柔らかく使えばテコの原理をフル活用できる
【左】手首の角度をキープして持ち上げる
【右】コッキングしてクラブヘッドをトップへと導く
【左】手首の角度を変えずにクラブを振り始める
【右】手首をリリースしてクラブヘッドを加速させる
肩は縦に近い角度で回そう
【〇】フォロースルーは右肩が下で左肩が上
【×】肩を横に回そうとすると腰が引けてしまい、様々なミスショット招く。また、肩が横回転になっている人は上体が早く開くため、正面から左肩が見えない
教えてくれたのは 吉田洋一郎コーチ
デビッド・レッドベターら欧米の一流コーチのメソッドを直接学んだスイングコンサルタント。プロアマを問わず幅広いゴルファーの指導を行う。雑誌やテレビ、WEBなどにも多数出演。
※本コンテンツに掲載されている画像は2019年5月時点のものです。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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