市原弘大のゴルフスイングに学ぶ飛んで曲がらないドライバーショット
EVEN 編集部
- 2020年05月11日
INDEX
市原弘大(いちはら・こうだい)
1982年5月29日生まれ、東京都出身。171センチ、78キロ。2001年にプロ転向。腰のヘルニアなどに泣かされ続けたが、2018年に日本ゴルフツアー選手権とダンロップフェニックスで優勝し、賞金ランキング4位と大きく飛躍する。翌2019年は苦しいシーズンとなったが、2020年での巻き返しに期待。
連続写真でみる市原弘大のゴルフスイング
まずはスイングの一連の流れをイメージしてみましょう。
<GIFが見られない場合はこちらの拡大画像をご覧ください>
【写真を拡大してみる】
市原弘大のゴルフスイングを細かくチェックしていこう
クラブの遠心力に任せたゆとりスイングだから曲がらない
【4】腰と肩を一緒に回し、体を無理にねじっていない
【5】左ヒジが軽く曲がり、トップにゆとりがある
【9】クラブの遠心力にまかせて振り抜いている
【12】フィニッシュは左足だけで立つような姿勢
ゴルフスイング解説:体にやさしくアマチュアにも適したスイング
市原弘大選手のスイングは素晴らしいですね。良い意味で力感がなくて、ゆとりを感じさせるスイングはアマチュアの参考になる部分が多いでしょう。
バックスイングでは体を無理にねじっていませんし、左ヒジを軽く曲げたトップの形には余裕が見られます。体への負担が少ないから、インパクトの再現性が高く、それが曲がらないスイングを生み出しているのです。
体とクラブのパーセンテージでいえば体が2割、クラブが8割。体を目一杯使うことをしないノンストレススイングですから、プロの中ではアスレチック的な要素が少ないタイプのプレーヤーといえるでしょう。
逆にいえば、クラブに仕事をさせる操作性に長けたプレーヤーです。クラブを遠くに放り投げるような大きいフォロースルーを見れば、クラブの遠心力を最大限に活用して打っていることがわかります。
市原弘大のゴルフスイングを練習してみよう
体が2割、クラブが8割のノンストレススイング
【左から】
1)体をスムーズに回しているがトップの位置は低い
2)バックスイングの反動でクラブが勝手に戻る感覚のインパクト
3)クラブを放り投げる感じの大きなフォロースルー
4)良い意味で力感のないスイングといえる
余分な力を抜いて遠心力を最大限に活用するスイングなら体への負担が少ない
クラブに仕事をさせましょう
教えてくれたのは 吉田洋一郎コーチ
デビッド・レッドベターら欧米の一流コーチのメソッドを直接学んだスイングコンサルタント。プロアマを問わず幅広いゴルファーの指導を行う。雑誌やテレビ、WEBなどにも多数出演。
※本コンテンツに掲載されている画像は2019年5月時点のものです。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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