時松隆光のゴルフスイングに学ぶ飛んで曲がらないドライバーショット
EVEN 編集部
- 2020年05月15日
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時松隆光(ときまつ・りゅうこう)
1993年9月7日生まれ、福岡県出身。168センチ、75キロ。2011年に九州アマを制した後、2012年にプロ転向。2016年~2018年まで毎年1勝ずつ挙げている安定感抜群のプレーヤー。2019年は優勝こそなかったものの賞金ランキング13位を獲得。
連続写真でみる時松隆光のゴルフスイング
まずはスイングの一連の流れをイメージしてみましょう。
<GIFが見られない場合はこちらの拡大画像をご覧ください>
【写真を拡大してみる】
時松隆光のゴルフスイングを細かくチェックしていこう
ベースボールグリップでボールを横からたたく
【1】左右の手を分けて握るベースボールグリップ
【3】バックスイングがかなりアップライト
【7】クラブがフラットな角度から下りてくる
【8】ボールを横から叩くイメージでインパクト
【12】右手主体でフィニッシュへと振り抜いている
ゴルフスイング解説:右手のひらを上に向けたままでボールをヒット
時松隆光選手はプロの中では珍しく、左手親指を右手グリップから外したベースボールグリップで握っています。ゴルフを始めた幼少時からこのグリップを通しているそうですが、それよりも極端なくらいのフックグリップに注目してください。
フックグリップに握るとスライスが防げるとか、飛距離アップにつながりやすいと言われますが、必ずしもそうとは限りません。時松選手の場合は、右手のひらを上に向けて握り、スイング中も右手のひらの向きを変えずにフェース面をキープしています。フェースを返さずに安定したドライバーショットを打っているのです。
時松選手のコーチである篠塚武久プロから話を聞いたことがありますが、こうしたフックグリップは日本刀を持つ時と同じ握り方だそうです。刀でボールを真横から叩き切るイメージというわけです。
時松隆光のゴルフスイングを練習してみよう
日本刀を持つように握ってフェースの開閉を抑えて打つ
左手の親指もグリップから外し、野球のバットを持つようなベースボールグリップで握っている。
【左】右手のひらをグリップの真下から添えて握る
【右】左手も深くかぶせて握るかなりのフックグリップだ
右手のひらを上に向けて振ればフェースがスクエアに保たれる。右手のひらの向きをキープしよう。
左手甲と右手のひらの向きをキープしてボールを横からヒット
横からたたきます。
インパクトはボールの真横を手刀でとらえるイメージだ。
教えてくれたのは 吉田洋一郎コーチ
デビッド・レッドベターら欧米の一流コーチのメソッドを直接学んだスイングコンサルタント。プロアマを問わず幅広いゴルファーの指導を行う。雑誌やテレビ、WEBなどにも多数出演。
※本コンテンツに掲載されている画像は2019年5月時点のものです。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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