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出水田大二郎のゴルフスイングに学ぶ球を操るドライバーショット

出水田大二郎(いずみだ・だいじろう)

1993年2月5日生まれ、鹿児島県出身。183センチ、90キロ。九州ジュニア3連覇の実績を残して2011年にプロ転向。2017年に初のシード権を獲得すると、翌2018年にRIZAP KBCオーガスタでツアー初優勝を達成した。2019年は優勝争うに絡む試合があったものの未勝利に。2020年は2勝目を狙う。

連続写真でみる出水田大二郎のゴルフスイング

まずはスイングの一連の流れをイメージしてみましょう。

<GIFが見られない場合はこちらの拡大画像をご覧ください>

写真を拡大してみる

出水田大二郎のゴルフスイングを細かくチェックしていこう

腕を横に振るだけのシンプルな水平スイング

【4】アドレスの前傾軸に対して腕を水平に振るイメージだ
【6】切り返しで胸を開かず下半身を先に戻している

【8】回転動作がシンプルでインパクトの再現性が高い

【10】クラブを縦に振っているように見えるが実際は横に振っている

ゴルフスイング解説:軸に対して体を平らに回せばスムーズに振れる

出水田大二郎選手は体が大きくて、かなりアップライトに振っているような印象を受けますが、飛球線後方からの写真で見ると腕を横に振るイメージがよく伝わってきます。

リーチも長いのでクラブを縦に振っているようでも、実際は横振りのフラットなスイングなのです。体の垂直軸に対して肩を平行に回しながら、腕も横に振ると結果的に縦に振っているように見えます。

直立の姿勢になり、クラブを胸の高さくらいで構えて水平素振りをしてください。素振りを続けながら、上体を少しずつ前傾していくと、出水田選手の軸回転のスイングの感覚がよくわかるでしょう。

トップやフィニッシュでは肩よりも高い位置に上げているようで、実は肩の高さまでしか上げていないのです。垂直軸に対して体を平らに回すほうがラクにスイングできます。

出水田大二郎のゴルフスイングを練習してみよう

水平素振りを行うと軸回転のスイングが身につく

上体を起こし、クラブを胸の高さくらいで構えて水平にスイングしよう。

垂直軸に対して体を横に回して腕も横に振るイメージ。

軸回転がスムーズになり体の負担も少ない。

水平素振りから徐々に前傾に。軸回転の感覚をつかむ

まずは、まっすぐに立って水平素振りをやってみよう。横振りのイメージをもつと軌道が安定しやすい。

次に、前傾姿勢をつくって水平素振りの要領で振ってみよう。前傾したぶんだけ、トップの時に両手が肩よりも高い位置に見えることがわかる。

教えてくれたのは 吉田洋一郎コーチ

デビッド・レッドベターら欧米の一流コーチのメソッドを直接学んだスイングコンサルタント。プロアマを問わず幅広いゴルファーの指導を行う。雑誌やテレビ、WEBなどにも多数出演。

※本コンテンツに掲載されている画像は2019年5月時点のものです。

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EVEN 編集部

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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

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