星野陸也のゴルフスイングに学ぶ飛距離を伸ばすドライバーショット
EVEN 編集部
- 2020年05月04日
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星野陸也(ほしの・りくや)
1996年5月12日生まれ、茨城県出身。186センチ、76キロ。日本大学ゴルフ部を中退し、2016年にプロ転向。2018年にフジサンケイクラシックでツアー初優勝を遂げ、賞金ランキング7位と飛躍する。2019年にはダンロップ・スリクソン福島オープンで2勝目を挙げるなど、賞金ランキング11位。
連続写真でみる星野陸也のゴルフスイング
まずはスイングの一連の流れをイメージしてみましょう。
<GIFが見られない場合はこちらの拡大画像をご覧ください>
【写真を拡大してみる】
星野陸也のゴルフスイングを細かくチェックしていこう
ツアー屈指の飛ばし屋は体の「丸ごと回転」で飛ばす
【2】テークバックで顔が右を向いている
【3】体ごと回していくという感じのバックスイング
【5】トップで背中が目標を指す
【6】切り返しで下半身から始動している
【8】インパクトエリアでの右腰の回転が大きい
【12】若々しいダイナミックなフィニッシュ
ゴルフスイング解説:「右向け右」のイメージでクラブを上げる
星野陸也選手の一番の長所は、腰を無理に止めないで、積極的に回転していることです。
テークバックの早い段階で顔が右を向くのが特徴的ですが、同時に腰もしっかり回しています。上体と下半身をあまりねじらずに、「右向け右の」イメージで体ごと回していくバックスイングです。
切り返しで下半身から始動している点も含めて、とても良いスイングだと思います。これだけ切り返しのタメが深く、ダウンスイングで左足をしっかり踏み込めるのも、腰が十分に回転しているからです。
腰をなるべく動かさないで肩を回そうとする人も中にはいますが、下半身を止めて上半身だけを動かそうとすると、体の回転量が制限されてボールが飛ばなくなってしまう可能性があります。体を上手く使って飛ばしたい人にとって参考になるスイングです。
星野陸也のゴルフスイングを練習してみよう
体を丸ごと回すには肩よりも腰を積極的に回していこう
【左】バックスイングで腰を無理に止めない
【右】ダウンスイングでも腰を積極的に回転する意識が見られる
クラブを使って腰を回す動きを習得しよう
【左】アドレス姿勢からへそが右を向くように腰を回す
【中】左足を踏み込んで腰を一気に左へターンしていく
【右】フィニッシュでお腹が目標を指すぐらいまで回す
教えてくれたのは 吉田洋一郎コーチ
デビッド・レッドベターら欧米の一流コーチのメソッドを直接学んだスイングコンサルタント。プロアマを問わず幅広いゴルファーの指導を行う。雑誌やテレビ、WEBなどにも多数出演。
※本コンテンツに掲載されている画像は2019年5月時点のものです。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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