崔虎星のゴルフスイングに学ぶ飛距離を伸ばすドライバーショット
EVEN 編集部
- 2020年05月08日
INDEX
崔虎星(チェ・ホソン)
1973年9月23日生まれ、韓国出身。172センチ、76キロ。高校卒業後、水産加工工場に就職。ゴルフを始めたのは25歳と遅かったが、2001年に韓国下部ツアーの賞金王となる。日本では2018年のカシオワールドオープンで初優勝、2019年のHEIWA・PGM選手権で2勝目を挙げた。
連続写真でみる崔虎星のゴルフスイング
まずはスイングの一連の流れをイメージしてみましょう。
<GIFが見られない場合はこちらの拡大画像をご覧ください>
【写真を拡大してみる】
崔虎星のゴルフスイングを細かくチェックしていこう
回転の速度と大きさで飛ばすフィッシャーマンズスイング
【1】スタンスはかなりクローズ
【2】アップライトにクラブを上げる
【5】ダウンスイングのタメが大きい
【6】右足の蹴りで腰を素早くターンする
【9】右足を浮かせて右腰を思い切って回していく
【11】クラブを遠くに放り投げるような大きなフォロースルー
ゴルフスイング解説:フィニッシュで右足体重になる人は取り入れたい
その個性的な“フィッシャーマンスイング”と明るいキャラクターで人気の「虎さん」こと崔虎星選手ですが、通常はノーマルスイングで、飛距離が欲しい時に右足を浮かせて体をクルッと回して打っています。
かなりクローズスタンスに構え、バックスイングはアップライト。トップでクラブがループし、ダウンスイングはフラットな角度から下ろしています。インパクトでは腰がかなり開きますが、これは右足の蹴りを使っているからです。さらに左ヒザを伸ばして左カカトを軽く浮かせ、クラブヘッドを一気に加速させています。右足を浮かせて体を回せるだけ回す「回転の利用度」で飛ばすスイングです。
インパクトで左ヒザを曲げて左足を踏ん張ろうとすると腰の回転スピードが上がらず、クラブヘッドも加速しません。右足体重のフィニッシュになりやすい人も参考にしましょう。
崔虎星のゴルフスイングを練習してみよう
右足を前に踏み出すつもりで体を回るだけ回そう
【左から】
1)トップでクラブがややループする
2)ダウンスイングはフラットな角度から下ろす。インパクトで腰が開きます
3)右足を蹴り上げて腰を高速ターンしている
4)右足を上げて回転の利用度を大きくする
右足の蹴りを使えば腰を早く回すことができる
打ったら右足を一歩前に踏み出すつもりで振り抜くと良い
教えてくれたのは 吉田洋一郎コーチ
デビッド・レッドベターら欧米の一流コーチのメソッドを直接学んだスイングコンサルタント。プロアマを問わず幅広いゴルファーの指導を行う。雑誌やテレビ、WEBなどにも多数出演。
※本コンテンツに掲載されている画像は2019年5月時点のものです。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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