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【HISTORY OF THE U.S.OPEN】フィル・ミケルソンを待ち受けていた悪夢

4大メジャーの中で“最強のゴルファー”を決める大会といわれているのが、全米オープンです。毎年6月に“父の日”が最終日になるスケジュールで行われていますが、今年は新型コロナウイルスの影響で9月開催となっています。そこで、PGAツアーを追い続けているゴルフカメラマン・JJタナベ氏に、記憶に残る名シーンを振り返ってもらいました。

パーで優勝、ボギーでもプレーオフだったが…

今年の全米オープン(9/17-20)はニューヨーク州のウイングドフットゴルフクラブで行われます。前回、このコースで全米オープンが開かれたのが2006年のこと。ジェフ・オギルビーが逆転優勝を飾った大会です。しかし、私の記憶に残っているのはメジャー初優勝を遂げたオギルビーの笑顔ではなく、グリーン上で頭を抱えるフィル・ミケルソンの姿です。

最終日の最終ホールをミケルソンは単独首位で迎えました。前の組を行く2位オギルビーは5オーバーでホールアウトしていました。パーで優勝、ボギーでもプレーオフです。ミケルソンのティショットは大きく曲がって左のラフへ。セカンド地点、高い木々が行方を遮る状況を考えれば安全策を取る道もありましたが、ミケルソンは果敢に前へ進む道を選びます。全米注目のショットは無情にも前方の木にたたき落とされました。

このあと3打目もオンできず、ラフからの下りのアプローチもグリーンをオーバー。5オン1パットのダブルボギー。結果を見れば、戦略ミスだったことは否めません。ミケルソン自身も試合後、「俺は大馬鹿者だ」と肩を落としています。

ミケルソンは現在、キャリアグランドスラムに大手をかけていますが、全米オープンは準優勝6回と勝ちきれないでいます。そのミケルソンが全米オープン制覇に最も近付いたのが2006年の大会でした。あれから14年、全米オープンがウイングドフットに帰ってきます。今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。

RESULT

1 G・オギルビー +5
2 J・フューリック +6
2 C・モンゴメリー +6
2 P・ミケルソン +6
5 P・ハリントン +7
6 J・スルーマン +8
6 N・オハーン +8
6 M・ウィア +8
6 V・シン +8
6 S・ストリッカー +8
6 K・フェリー +8

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PROFILE

田辺安啓(JJ)

EVEN / ゴルフカメラマン

田辺安啓(JJ)

米国ニューヨーク在住のゴルフカメラマン。PGAツアー、LPGAツアーを追いかけ続け、誰よりも近くでアメリカのゴルフを見続けている。

田辺安啓(JJ)の記事一覧

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