BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

バンカーから一発で脱出できる打ち方とコツ|目玉の対処法

プロゴルファーや上級者は、「ラフから打つよりもバンカーショットのほうが簡単だ」と言うが、そのぐらい自信をもって打てるようになりたいものだ。そこで今回はやっかいな目玉状態のボールをしっかり脱出するための対処方法をご紹介しよう。

脱出優先ならフェースをかぶせても良い

フェースをかぶせると砂に中にヘッドを打ち込みやすくなる。高さが出せず、出球が強くなりやすいことは覚えておこう。

目玉の状態のボールを飛ばすために必要なことはボールの下にいかにヘッドを入れられるかがポイントになる。そのため、とにかく脱出させたいならフェースをかぶせたほうが、砂の中にヘッドを入れやすい。ただし、フェースをかぶせると高さを出すことができないことと、出球が強くなることは覚えておきたい。目玉の度合いによって判断して使い分けよう。

目玉でも柔らかく出したいならフェースは開く

目玉からフェースを開いた状態で打つと、距離こそ出せないものの、砂ごと打ち出すので意外にもふわりと柔らかい球が打てる。

よく目玉からはフェースをかぶせる打ち方が推奨されるが、目玉からでも柔らかい球を打ちたい時はフェースを開いて構えよう。バウンスが邪魔になって砂の中にヘッドが入りにくくなるように思うかもしれないが、ちょっとした打ち方の工夫でヘッドをしっかりと打ち込むことができる。この時、砂の抵抗に負けないようにグリップはある程度しっかり握っておこう。

コックをキープしたままインパクトする

トンカチで釘を打つ時にスナップを利かせるのと同じように、手首の角度をキープしてハンドファーストでインパクトしよう。

ボールの真下にヘッドを打ち込むためのポイントは、コックを絶対にほどかないことだ。いわゆるハンドファーストの状態でインパクトすることを意識しよう。トンカチで釘を打つのと同じで、手首の角度がキープされているほうが強く叩ける。ただし、ボールに対して強く打ち込む意識が強いと、腕だけの力で打ち込もうとしてコックがほどけてしまう。それでは脱出できないので注意しよう。

超コックでヘッドを高い位置に上げる

コックは左手の親指方向へ上げていくイメージ。自分の中でかなり積極的に手首を折っていく感覚でクラブを高く上げる。

フェースを開いて目玉状態のボールを打つためのちょっとした工夫というのが、ヘッドの重さを利用する打ち方だ。ヘッドの重さを利用するためには、テークバックでヘッドを高い位置へ持ち上げる必要がある。そのためには、コックを早めに入れるのがポイント。目玉状態のボールはかなり大きく振っても飛び過ぎることはないので、勇気を持って大きく振りかぶろう。

左肩をダウンスイングで下げてヘッドが下にいく力を大きくする

バンカーはダフってもOK!

目玉から脱出させる時にポイントになるのが、ヘッドを砂の中にしっかり打ち込むことと、ボールにできるだけ前に飛ぶ力を加えることだ。そこで実践してもらいたいのが、ダウンスイングで左肩を下げる動き。通常、左肩を下げる動きはNGと思われがちだが、実は下に力を加えるには最適なのだ。左足に目一杯体重をのせながら、思い切ってダウンスイングで左肩を下げてみよう。

ダウンスイングで右肩が下がってしまうと、ボールのかなり手前にヘッドが落ちるので脱出が難しくなる。

右ヒザを送る動きでクラブを下ろすと打ち急がなくなる

目玉状態のボールを目の前にすると、人間の心理として「強く打ち込まないと」という意識が強まって上半身に力が入ってしまう。そうなると、腕の力だけでクラブを下ろしてしまいがち。いわゆる手打ちだ。目玉のような特殊な状況ではある意味で上半身手動でも打てないことはないが、打ち急いでしまうと打点がずれるので、砂を打ち込まずにボールを叩いてしまって、ボールがさらに潜ってしまうこともある。切り返しからクラブを下ろす時に、右ヒザを左に少し送る動きをきっかけにすると打ち急がなくなる。

左ヒジを緩めておくと逆に力を入れられる

左ヒジを緩めておくとヘッドが遅れて下りてくるので、上から打ち込みやすい。力を下に加えやすくなる。

クラブの重さを利用して砂を爆発させるには、クラブの重さを感じながらインパクトする必要がある。「手首の角度をキープしたままインパクトするように」と前述したが、そのためには、切り返しからインパクトにかけて左ヒジをピンと張らずに緩めておくと良い。これだけのことでヘッドが砂にかなり入りやすくなり、ヘッドが遅れて下りてくる=ハンドファーストでインパクトできる。

上半身に力が入ると腕にも力が入ってピンと伸ばした状態になりがち。腕が伸びた状態だと力は発揮できない。

教えてくれたのは西村至央コーチ

1977年生まれ。専修大学出身。ミライズゴルフアカデミー主宰。神奈川県を中心にレッスン活動を展開。ビギナーからトッププロまで様々なゴルファーの悩みに対し、わかりやすく指導してくれると高い評価を得ている。

出典

SHARE

PROFILE

EVEN 編集部

EVEN 編集部

スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

EVEN 編集部の記事一覧

スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

EVEN 編集部の記事一覧

No more pages to load