ゴルフファッションが変わった!2020年的ゴルフウエアのマナー
EVEN 編集部
- 2020年08月14日
ゴルフウエアの変化がお洒落の価値観を変える
かつてあった平常に戻らない可能性がある今、新しい時代のゴルフとそれに適したゴルフウエア、ゴルフファッションは変わるべきなのだ。今回のスタイリングを提案してくれた村上由祐氏は、『EVEN』の創刊時(2007年)にスタイリストとして関わった人物。そんな彼だからこそ2020年の今、新しいゴルフファッションのルールを策定できるのだ。そこで、村上氏に今期のゴルフファッションの変化について伺った。
プレースタイルもファッションももっと自由でいい
「ゴルフウエアは今、以前に比べてより機能的で動きやすいものが求められています。襟なしの半袖モックネックは今期、多くのゴルフアパレルがラインナップしました。これは素材や技術の進化もありますが、昔のゴルフと今のゴルフではプレーも、ゴルファーの体型も違い、求められるものが違うのです。一方、ゴルフも遊びの一種です。ゴルフの歴史や伝統はリスペクトしますが、ゴルファーそれぞれで、その楽しみ方はもっと自由であるべき。ドレスコードなしのスループレーもあれば、スコアメイクを第一のアスリートがいても良い。月一でニッカポッカのクラシックスタイルを楽しむのもお洒落です」
サイズも素材もシルエットもMIXして自由に楽しめるのが理想
「ご紹介する“クラシック”なコーディネートのショーツは、実はグルカショーツと呼ばれる流行りのアイテムで今の旬も押さえています。また“モダン”なコーディネートで使ったヘンリーネックとトラックパンツは高い機能性を備え、アスリートが着れば良い結果が残せるはず。つまりサイズも、素材もシルエットもMIXして自由に楽しめるそんなゴルフファッションこそ理想で、ゴルフ業界のルールもそうあるべきだと思う」と村上氏。プレー向きでない着こなしでも、将来的にそれがお洒落ゴルフの基準となっているかもしれないのだ。
“クラシック” コーデ
“モダン” コーデ
スタイリスト 村上由祐
スタイリスト兼ファッションディレクター。雑誌や広告でスタイリングを手掛ける他、シルクのランジェリーブランド「Basara Silk Lingerie」を主宰するなど幅広く活躍。http://basara-silk.com/
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PROFILE
EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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