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フォーティーンの新作は14本を変えるクラブセッティング革命だ

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新「ゲロンディー」でベテラン競技アマにセッティング革命を

本題に入る前に、フォーティーンがこの秋リリースした2つの新製品について触れておきたい。一つめは「GelongD(ゲロンディー IX/UX)シリーズ」。同社が誇る伝統の飛びの称号、ゲロンディーのアップデート版だ。かつてそのゲロンディの飛びに熱狂したベテラン競技アマ達へ、再び飛びの福音をもたらす二つの新生ゲロンディの主な特徴は、ダウンブロー軌道の競技者ゴルファーが思い通りに飛ばせる工夫と、#5〜8番まで共通のロフトピッチを備えたコンボセッティングへの対応力にある。

飛距離を求める競技者に最適なUTとアイアンを

“すべてのゴルファーにベストな14本を”。フォーティーンというブランド名の由来が示す通り、彼らのモノづくりは常にターゲットが明確だ。新作「ゲロンディーIX/UX」シリーズも然り、本作はベテランの競技系アマチュアが飛距離を追求するために生まれたモデルである。

アイアンとユーティリティでロフトピッチが共通。クラブレングスやクラブ重量などは異なり、等長アイアンなどとはことなり同じ番手での縦距離の一致を狙った仕上げだ。

『IX001』は同社伝統の中空構造を採用した中空アイアン。7番で26度のストロングロフト設計だが、一般に大型面長で低重心設計な同種の飛び系アイアンとは異なり、あえてやや小ぶりで重心も高めに設計。これは打ち込む軌道が多い競技者でも、重心より下でコンタクトでき、高い打ち出しとスピン量を確保すると同時に、ヘッドの操作性も狙ったもの。ダウンブローを想定したソールもバウンスが強い独自のソール形状で、そこにはカスタムウェッジの”御三家”を担う、評価の高いウエッジのノウハウが生かされている。

クラブの顔にこだわりが強い競技者が構えやすいよう、アイアンとユーティリティで違和感なくアドレスできる工夫を施す。
同じロフトでのユーティリティとアイアンの弾道イメージ。UX001の方がキャリーは出て、スピンが多く、最高到達点も高い。IXは最高到達点の高さはユーティリティよりに劣るがスピンが少ない弾き系でランがユーティリティより多め。

一方、長い番手のクラブで高さが出せない場合には『UX001』がその役を担う。アイアンと共通のロフトピッチで自由に組み合わせでき、アイアンとの同一番手間で飛距離の共通化を実現。つまり、これまで飛距離が欲しいが既存の飛び系アイアンやユーティリティを扱えなかった競技ゴルファーに飛びと、セッティングの自由度を与えてくれる革命的クラブなのである。

IX001は、極薄フェース+鍛造ボディの中空構造を採用したヘッドは本格派マッス ルバックのようなシャープな見た目 で、一般的なストロングロフトアイ アンとは一線を画す。UX001は、競技アマがロングアイアンの代用に使っても、アイアンの流れを阻害し ないストレートネックで小ぶりなユ ーティリティ。ラフに強くて操作性 も良く、ダウンブローに打ち込める。
1998年にチタンヘッドとルール限界の48インチのシャフトを組み合わせた長尺ドライバーで飛ばしの新時代を切り開いたフォーティーン伝統のブランドがゲロンディー。巧みな重心位置やクラブ長は本モデルにも継承。

単一素材の軟鉄鍛造限界のやさしさをもつみんなのフラットバック「TB-5フォージド」

見た目の格好良さとクリスピーな打感。異素材複合、中空構造のやさしいアイアンが全盛の時代にあっても軟鉄鍛造のフラットバックには他にはない良さがある。『TB-5』は、そんなフラットバックとキャビディの良いとこ取りなエポックだ。

フォーティーン TB -5 FORGED 素材:S20C軟鉄鍛造 ライ角:62°(#7) クラブ重量/シャフト:407g(#7)/FS-90iスチール(S/93g) 価格:5本セット(#6~P)¥110,000+税~、単品(#5)¥22,000+税~ 一般に軟鉄鍛造アイアンに使用される 素材の中で、最も炭素の含有量が少な く(0.2%)、軟らかいとされるS20C のみを使用。無垢の単一構造でできる 限界の性能を追求している。

見た目が良くて寛容性も高い。フォーティーンのクラブ全般にはそんな印象がある。同社のアイアンのラインナップにおいて、「5」番台が付されたシリーズもまた、そんな見た目とやさしさを兼備したキャビティモデルという位置付けだった。だが、ライバル他社が異素材複合でアイアンのテクノロジー競争を続ける中、彼らはあえて軟鉄鍛造単一素材を追求してきた。それは無垢の素材でしか味わえない打感やフィーリングを求めるゴルファーに応えるため。

構えた顔はややグースネック。大きすぎないセミラージヘッドなので安心感もあり。ロングからショート番手までつながりに違和感がない上、ロング番手は通常よりワイドソールで見た目以上にやさしく打てる。

本作『TB‐5 フォージド』は、そんな軟鉄鍛造単一素材ならではの打感と、見た目の良さ、寛容性すべてを備えたフォーティーンの解答だ。キャビティ部の段差をなくし、薄肉のエリアを狭く、厚肉のエリアを広げた「シアターブレード」と呼ぶ劇場のスクリーンのような偏肉厚フェースが手に伝わる振動と、重心を制御。打点裏周辺の肉厚を確保する一方、上下左右に厚みのある周辺重量配分で打点ブレにも強さを発揮。コンベンショナルアイアンのようなすっきりしたバックフェースでありながら、同種のアイアンでは決して持ちえない寛容性を実現してみせた。ややグースしたつかまり顔のセミラージサイズヘッドは安心感が高く、ウェッジ譲りの巧みなソール形状がダフりのミスもカバーしてくれる。

軟鉄鍛造の打感の良さは、打点付近の素材の厚みに依拠するが、寛容性を高めるには薄肉化が必要。そこで、平坦なバックフェースを滑らかに弧の字を描く劇場型(「シアターブレード」)にすることで、打感と寛容性、美しさすべてを実現させた。また、シアターブレード構造により、左右方向に最適な肉厚へ配分。ワイドソールと厚みのあるブレードも上下方向へ周辺重量を配分。ショートネック、セミラージヘッドで重心位置設計のみとは思えない寛容性を持つ。
#7で30°のストロング過ぎないロフト設定は、番手なりの高さで打ちやすい。実はこれ、最新のフォーティーンのロフトピッチに基づいており、昨年リリースされた中空モデルの『IF-700FORGED』と共通。新作ゲロンディーも番手は異なるもののピッチは統一されている。

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EVEN 編集部

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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

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