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オデッセイのパターデザインから見える哲学とは?

感性を邪魔しない“慣性”であれ。それがオデッセイの流儀

多様なヘッド形状はオデッセイの特徴。そこには一貫した哲学があるとギアライターの高梨祥明氏は解説する。

オデッセイの独自性は、フェースインサートだけではなく、そのヘッドデザインにもあります。ネオ・マレットというと、現在はすなわち"高慣性モーメント系"と括られることが多いですが、実はオデッセイのネオ・マレットは一般的な"高慣性モーメント"パターとは一線を画しているのです。

現在、オデッセイブランドの責任者であるルーク・ウィリアムズ氏も次のように語ってる。「慣性モーメントを高めることは重要ですが、パターにおいて何よりも大切なのはターゲットに対してスクエアにインパクトすることです。慣性モーメントを最大化しようと深重心化を進めすぎると、インパクトでフェースをスクエアに戻しにくくなってしまう。かつて我々は『TRI-BALL』というモデルでそのことを学びました。寛容性とスクエアインパクトのバランスを図るには、重心深度の設定が極めて重要なのです」(ルーク氏)

TRI-BALLとは『2・B ALL』の次に登場した、いわゆる3ボールデザインの深重心マレットのこと。この巨大慣性モーメントパターは確かにスクエアヒットしにくく、プッシュアウトの危険が高いモデルだった。オデッセイはこの経験から、慣性と操作性を併せ持つヘッドデザインをさらに追求。その結果、角や牙を思わせる『#7』や"サーベルタイガー"の犬歯がモチーフとされる『セイバートゥース』など、バックサイドが大きく開口した独自のマレットモデルを生み出していく。ポイントは深重心になりすぎていないこと。だからこそ誰もが感覚的にスクエアヒットしやすいのである。

オデッセイは、常に先端テクノロジーを追っているようでいて、ゴルファーマインドを最も大切にしているブランドなのだと感じる時がある。例えば、2000年の2-BALL開発時点で現在の高慣性パターのような四角いフレームデザインが発想されていたのにもかかわらず、これを発売することはしなかった。性能はいいが当時のゴルファーには視覚的に受け入れられないと判断したからだ。

2-BALLパターも新発想ディスク・アライメントの下に、わざわざ当時の人気の『ロッシー I』型フランジを組み合わせた。この細やかさが大ヒットに結びついたわけである。フィール(インサート)、振りやすさ(スクエアインパクト)、安心できる見た目(アライメント)。優れたパターデザインとは、感覚を満足させるものであることをオデッセイのデザインは教えてくれる。

1997 ROSSIE II

オデッセイパターのベンチマーク

カマボコ型のオーソドックスなマレットとして、初期オデッセイの「デュアルフォース」シリーズなどに設定。同じマレットの『#5』よりも、造形はシンプル。同社パターデザインのベンチマークとして度々登場。

2002 2-BALL

ロッシーIのシルエットがいかされた

目標に対しスクエアにセットアップすることを目的に、ボールとほぼ同じ大きさの白い丸二つとボールを一列に並べるアライメントが特徴。デザインの外形にはロッシー Ⅰの形が組み込まれている。

2006 #7

後ろが空いた角デザインのはしり

大ヒットした大型マレットも、開発当初はフランジ両端を2本のバーで繋いでいたが、取り払われ、全高を低くし、『ロッシー Ⅰ』のデザインを採り入れることで、最終的に角型とも呼ばれる現在の形になった。

2019 TEN

高慣性モーメント追求の帰結

高慣性モーメントを追求しながら、シンプルなシングルライン、トリプル・トラックなどのアライメント性も追求した形状。深すぎない重心設計計とすることで、ストローク時にフェースが開きにくくしている。

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EVEN 編集部

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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

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