『ゼクシオ クロス アイアン』の“0番”アイアンを打ってみた
フクダトモオ
- 2021年03月09日
プレースタイルを変えるチタンカップフェースの“ゼロ”
「ダンロップ」が誇る飛び系アイアン『ゼクシオ クロス』 がリニューアル。高初速エリアを拡大するなど、さらにやさしく飛ばせるアイアンへと進化した。個人的に注目したのはロフト17°の“0番”だ。なぜって、まず響きがカッコ良い。そして、単純にどれだけ飛ぶのかものすごく気になる。ということで、EVENが誇る飛ばし屋シミズとともに試打・計測を実施したのだが、自分でトータル220ヤード、シミズにいたっては240ヤード超え。飛距離的には5番ウッドと同程度だろうか。
ただし、そこはアイアン。打ち出しの高さと直進性はウッド以上で、スピンも入る。これなら200ヤード超のターゲットも狙いたくなる。秘密はシリーズでこいつだけが採用するチタンカップフェースにある。軽比重・高強度のチタン素材を独自技術で鋳造し、大きな反発エリアと低・深重心を実現しているのだ。秘密兵器になりそう。
「ゼクシオ」アイアン史上初となるチタンカップフェース構造により、高打ち出し・低スピンを実現。シャローヘッドとワイドソールによる超低重心+深重心設計で、すくい打ちに強い。
ゼクシオ クロス アイアン
○ロフト(°):17(#0)、25(#7) ○ライ角(°):61(#0)、62.5(#7) ○長さ(inch、カーボンシャフト):39.25(#0)、37.75(#7) ○重さ(g、カーボンシャフト・R):344(#0)、360(#7)
試打DATA
●編集シミズ
CLUB SPEED 46.2m/s
BALL SPEED 67.1m/s
LAUNCH ANGLE 16.0°
SPIN RATE 4272rpm
CARRY 232.1yds
TOTAL 240.0yds
●編集フクダ
CLUB SPEED 40.5m/s
BALL SPEED 59.2m/s
LAUNCH ANGLE 16.7°
SPIN RATE 3750rpm
CARRY 206.1yds
TOTAL 220.2yds
ダンロップ https://sports.dunlop.co.jp/golf/
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PROFILE
EVEN / EVEN副編集長
フクダトモオ
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。